SIMPLE

シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(紅ミュージアム・常設展)

東京都港区青山にある「紅ミュージアム」に、「ミニチュア愛!」という企画展をみに行ってまいりました。副産物…と言っては失礼ですが、紅ミュージアムさんの常設展示が超絶興味深かったので、今回はそのことについて綴っていきたいと思います。

ミュージアムとは

東京メトロ表参道駅からゆっくり歩いて15分ほどのところにある「紅ミュージアム」。こちらは、江戸時代から続く最後の紅屋「伊勢半本店」さんが運営されるミュージアムだそう。

常設展 1.「紅」を知る

口紅と聞くと、まず最初に浮かぶのはスティック型ではないでしょうか。パレットから筆でとるというものもありますけれど、やっぱりスティックの下部分をくるくる回して、上に伸びていく…というあの形を思い浮かべます。

でも、よく考えてみたら口紅ができた当時からスティック型とは考えにくいですよね?昔はどんな形だったのでしょう?そもそも昔は口紅ってどうやって作っていたんでしょう?そんな不思議に迫ることができるのが、こちらの常設展です。

まずは紅について、知っていきましょう。

紅花の花びらから赤色色素を抽出して作られる「紅」。古来、染料や化粧料などに供された紅は、江戸時代に産業として隆盛を迎えます。ここでは、紅花の生産・流通をはじめ、紅粉屋の商い(広告宣伝・販売活動)、紅づくりの様子、紅にまつわる習俗を模型や動画・関連資料とあわせてご覧いただけます。

(紅ミュージアムのHPより引用)

www.isehanhonten.co.jp

紅は江戸時代の女性を女らしく演出した化粧である。当時、紅はおもに紅花から作られ、色は赤一色であった。紅花からの抽出量が少ないこともあって、「紅一匁、金一匁」といわれるほど、高価であった。

紅は皿や猪口に塗られて市販されていた。江戸後期の美容本『容顔美艶考』には、紅粉屋の店先風景が描かれており、紅を器に塗っている様子が見られる。このような高価な紅を普段使えるのは、上流階級の女性たちや富裕な商人か、遊女などであった。

(『大江戸カルチャーブックス 江戸三〇〇年の女性美 化粧と髪型』P22より引用)

つい先日、アニメ「薬屋のひとりごと」で主人公の猫猫が爪紅をしているシーンがありました。カタバミという植物から爪を赤く染めるのだそう。口紅も同様に植物から色を抽出しているとのこと。ふむふむ。

では、紅花ってどんな植物なんでしょうか

紅花は黄色から赤になる花を咲かせるキク科の1年草です。花弁から染料や口紅の元になる色素がとれることから、古くから南西アジア北アフリカを中心に広く栽培されてきました。山形では江戸時代に最上紅花の栽培が盛んでした。このため、紅花は山形県県花に指定されています。

(以下URLより引用/山形大学附属図書館)

www.lib.yamagata-u.ac.jp

タンポポマリーゴールドを足して割ったような花で、花弁がぎゅっと詰まっているのが愛らしい花ですね。とくに有名なのは山形の紅花なんだそうです。

そういえば、幼いころに植物や木の実を使って草木染をしたことがあります。布を染めるだけのはずが、爪の先についた色がなかなか取れなくって。そんな思いでがふわりとよぎります。紅花はどうやって色を抽出しているのでしょうか。

紅花から紅を作る方法は、①初夏、黄色い花びらの先が、少し赤みを帯びた頃、花びらを摘む。紅花はアザミに似て茎や葉緑に鋭いとげがあるので、薄暗く、露のあがらないうちに摘み取る。

②摘み取った花は、桶に入れて踏む。

③川で踏んだ紅花を晒し、黄色い色素を洗い流す。

④ムシロに並べて乾燥しないように水を撒く。一昼夜放置すると赤く発酵してくる。

⑤臼でお餅のように搗き、お煎餅のような形にして乾かす。これを紅餅といった。

⑥これを船で江戸や教へ運び、口紅を作ったり、着物を染める染料にした。

(『大江戸カルチャーブックス 江戸三〇〇年の女性美 化粧と髪型』P22より引用)

ここから赤い色を抽出して、紅に仕上げていくわけですね。紅ミュージアムでは映像や、実際に使っていた道具、当時の浮世絵などからどのような工程で作業をしていたのかというのがわかりやすく解説されていました。

ところで。私、この展示で解説を見ているときにとてもびっくりしたことがあるんです。最終的には、紅を皿とかお猪口とかに塗られて乾燥させるんですけれど、最終的に玉虫色に仕上げるってあったんです。玉虫色?え、玉虫色って?あのメタリックな緑色みたいな…?もしかして赤みを帯びた玉虫色なるものがあるのかしら?なんて妄想していたのですけれど。ところがどっこいです。完成した紅はね、本当にメタリックな輝きを放つ緑色なんです。質が良い紅はこのような輝きを放つのだそう。

不思議なもので水を含ませた筆で触れるとそこだけ私達が見慣れている赤色に変わるのですからとても不思議ですよね。

江戸後期の文化・文政頃(1804-30)になると、遊女の化粧を真似たのか、紅を濃く付けて玉虫色に見せる紅化粧が流行する。笹色紅といって、渓斎英泉が描く浮世絵美人にも登場している。この流行は、江戸末期の天保の改革以後廃れ、また紅を薄く付ける化粧法にもどっていったのである。

(『大江戸カルチャーブックス 江戸三〇〇年の女性美 化粧と髪型』P22より引用)

今でこそ、赤、ピンク、オレンジ、バイオレット…と様々な色がある口紅。以前モードなファッションをされている方が黒に近い口紅をされていて、それがとても似合っていらっしゃってかっこよかった記憶があります。黒もとても珍しい色だなと思ったものですが、江戸時代には緑が、それもメタリックに光る玉虫色が流行っていたのですから、何色を塗っても許されるような気がします。そんな色を塗って!と小言をちょうだいしたときは、この話をして論破してみてもいいかもしれません。

常設展 2.「化粧」の歩み

日本では今までどのような化粧の文化があったのでしょうか。江戸時代を中心にどのような化粧をしていたのか、化粧道具はどういったものをつかっていたのか、そんな化粧の歴史について展示されています。

庶民が化粧に親しむようになったのは、江戸時代のことです。経済の発展に伴い豪商が大刀する元禄期(1688-1704年)には、商品の流通網が整い、化粧品が京都や大阪に住む庶民の手に届くようになったと考えられています。その後化粧文化は江戸へ広まり、文化・文政期には、江戸の女性の間で化粧は身近な習慣となっていました。一方、化粧をする男性は公家や歌舞伎役者などに限られていたようです。

(以下URLより引用/国立国会図書館)

www.ndl.go.jp

私が学生の頃は化粧といえば、女性がするもの。むしろしていないといけないマナーの一つでしたが、最近では一般男性でも化粧をされる方が増えましたね。昔はTVに出られる方が身だしなみの一つとしてされていた印象でした。しかしここ数年は高校などでも男女ともにお化粧や身だしなみを授業の一環として取り上げるところも増えているんだとか。面白い変化です。

その文化の始まりが江戸時代とは。思っていたより、お化粧の文化は最近のものということがびっくりです。

江戸の女性が実際に使っていた化粧道具や浮世絵などの絵画資料から、赤(口紅や頬紅など)、白(白粉)、黒(眉墨やお歯黒)の三色で極めた化粧術を紹介します。

また江戸時代の「紅猪口」から昭和時代の「リップスティック」までの紅の移り変わりを概観することができます。

(紅ミュージアムのHPより引用)

これまで触れてきた紅だけでなく、それ以外のお化粧について深めることができる展示なのですが、個人的に一番興味深かったのは黒(眉墨やお歯黒)について。

お歯黒のイメージと言えば、京都の舞妓さん。舞妓さんが修行を終え、芸妓さんになるという道を選ぶと、それまで住んでいた置屋から自立して、そこで初めて一人前となるそうです。その際に、舞妓さんが芸妓さんになることを「衿替」と言いますが、その際にお歯黒をするんですよね。以前、舞妓さんが芸妓さんになられる姿を追うドキュメンタリーのようなものを拝見して、そこで初めて実際のお歯黒を見ました。あと、ジブリ映画の「かぐや姫」でも姫がとても嫌そ~~にお歯黒をしていたシーンがありました。なかなかにお歯黒は渋い味がするんだとか。ただ、お歯黒の理由って存じ上げなかったのです。

お歯黒

当時(江戸時代)の女性は結婚すると歯を黒く塗りました。黒はほかの何色にも染まらないため、貞節の証と考えられていたようです。お歯黒は「鉄奨(かね)」とも言い、お歯黒をはじめて塗る儀式は「かね付始め」などとも呼ばれました。親戚の女性などがかね親となり、お歯黒道具一式をお祝いとして贈ったり、お歯黒を塗る手ほどきを行ったりしました。

既婚女性以外も、年齢が上がると世間体のためにお歯黒をする女性は多かったとされます。また遊女や芸者もお歯黒をすることがありました。

眉化粧

公家や武家など上流階級の女性は、家に伝わる礼法にしたがい、ある程度の年齢になると眉を剃り落としたのち、定められた形の眉を描きました。上流階級の眉化粧の決まりごとは礼法書に体系化され、眉化粧だけで1冊の書物になるほど重要視されていました。一方、庶民は、妊娠後や出産後に眉を剃るのみでした。

(どちらも国立国会図書館のHPより引用)

お歯黒も眉化粧もどちらも、夫に貞節を尽くすためという当時の考え方から生まれた文化です。当時初めて日本に訪れた海外の人々はさぞ驚いたことでしょう。数多くの人が批判的な言葉を残しています。お歯黒や眉剃りをしていなければ日本人女性も美しいのに…みたいな言葉も。

幕末から明治初期に来日した外国人は、お歯黒を塗った既婚女性を見て女性差別と明治政府を批判しました。明治元年と3年に華族を対象にお歯黒禁止令が出たのですが、伝統的な風習は改まりませんでした。

明治6年3月、明治天皇と皇后は、率先して眉剃りとお歯黒を止められてから、庶民のお歯黒も授受に廃れていきました。

(以下URLより引用)

www.dent-kng.or.jp

明治6年と言うと、西暦で言うと1873年。151年前まではそれが当たり前だったのかと思うとちょっとびっくりですね。今でも私たちは、「きちんとお化粧していないしムダ毛の処理もできていないからと恥ずかしいわ…」と思うように、当時の方も「お歯黒していないし、眉もきれいに剃れていないから恥ずかしや…」なんて考えたのかしらんと妄想してみると、意外としっくりくるものでした。

この他にも、過去の化粧品の入れ物が展示されていたのですが、これが超絶かわいくてですね…!化粧水や乳液なんかが入っていた瓶だそう。

このモダンなデザイン!たまりませんっ!

時代に合わせて様々変化していくのが面白いです。

右下にある銀の缶とか今でても超絶かわいいと思うんです。ファンデーションのコンパクト見たいですよね。この他、テーマの展示があったり、実際に紅を購入できたり。企画展は有料ですが、常設展の入館は無料とのことですから、ちょっとふらっと立ち寄ってみてみるだけでもとても楽しいミュージアムなのではないでしょうか。

よもやま話

美術館から帰ってきて旅行(おでかけ)ノートを描いているとですね、どんどんとあれはどういうことだったんだろう。これはどういうことなんだろうとさらに疑問がわいてきまして。翌日、最寄りの図書館の開館早々にお邪魔いたしまして。数冊の化粧にまつわる図書を拝借いたしました。

今回のブログでは↑こちらの大江戸カルチャーブックスも参考にさせていただいたのですが、この本もとても面白くて。お化粧だけじゃなくて、洗顔・洗髪はどうしていたのかとか、化粧水は、髪型は…とかいろいろと知ることができて超絶面白い。浮世絵や図案などが多く掲載されているので、イメージしやすいのがありがたいです。またゆっくり読んでいこうと思います。

そこまで普段から化粧をするわけではありません。なんならすっぴんで近所のスーパーへいくような私ですが、これからはちょっと化粧が楽しくなるかもしれませんね。

 

 

おでかけ記録(紅ミュージアム・ミニチュア愛!展)

東京都港区青山にある「紅ミュージアム」にお邪魔してきました。とても素敵な展示をみることができましたので、感想などを綴っていきたいと思います❀

ミュージアムとは

東京メトロ表参道駅からゆっくり歩いて15分ほどのところにある「紅ミュージアム」。こちらは、江戸時代から続く最後の紅屋「伊勢半本店」さんが運営されるミュージアムだそう。常設展では紅や化粧の歴史や、どのようにして作られるかなどを知ることができます。

www.isehanhonten.co.jp

企画展 ミニチュア愛!

ミュージアムの企画展で行われているのが「ミニチュア愛!」展です。

www.isehanhonten.co.jp

雛道具研究家であられる川内由美子さんが長年にわたって蒐集されてきたミニチュア雛道具たちを、楽しむことができるミニチュア好きにはたまらない企画展。ミニチュアですから、もちろん小さいです。ただそれだけではなくて、もともと小さく作られている雛道具をさらにさらに小さくしたものたちですから、もうとてつもなく小さいんです!

写真OKとのことでしたので、今回撮影したものをいくつか紹介します。

ひな祭りに行う、貝合わせの貝。本来の貝合わせの貝は蛤が使われますから、たぶん5~8㎝くらいの大きさだと思います。それがなんと小指の爪先くらいの大きさに。きちんと1枚1枚絵が描きこまれているのがすごいです。

そういえば、ところどころにまるで「大」の字のような牡丹の絵が描かれていますよね。↑こちらの写真でも左の黒漆に金の牡丹唐草の模様と大きな牡丹がえがかれています。なんでもこれは通称”大の字牡丹”といわれて七澤屋の象徴とされているんだそうです。

七澤屋って、初めて聞きましたがどんなお店なのでしょう?ちょっと調べてみました。

近世にては江戸下谷池の端なる七澤屋と稱する有名な雛人形店にて製したものが最も巧みであると言って、今に持て囃される。

(国立国会図書館デジタルコレクション『地軒翁骨董談・骨董の知識及鑑定法』第三編 古玩雑品 229コマより)

dl.ndl.go.jp

池の端仲町に七澤屋といひて玩物の精巧(たくみ)なるを造り諸大名の奥方へのみ買込み(うりこみ)しものありしが罸(つみ)を恐れて急に木綿店となり其外浅草の越川通町の白木なども皆 高料の品を売けるが共に休業したりとぞ

(国立国会図書館デジタルコレクション『徳川太平記 第9-12編』190コマより)

dl.ndl.go.jp

こちらは天保十(1839)年十月十一日の水野越前守の矯風令に関する文献から見られた文面ですね。この時代にはもう、精巧な雛人形を作っていたというのですから、なんだかびっくりです。

ちなみに江戸下谷池というは、現在でいう東京都大東区の西半分で、池の端仲町が上野の不忍池の西側かと思われます。当時のマップがこちら。

codh.rois.ac.jp

そういえば不忍池といえば、以前お邪魔した上野にあるあんみつ みはしさん。

お寺への参道を不忍池からの川が横切っていまして、3つの橋が架かっていました。3つの橋で三橋(みはし)、旧町名でもあります。

(以下URLより引用)

www.mihashi.co.jp

yu1-simplist.hatenablog.com

江戸マップを見てみると、確かに3つの橋がかかっているのがわかります。なんとご近所さん!こういうところで点と点がつながるととてつもなくうれしくなります。なんでも経験して、知っておくものだなぁ❀

七澤屋に関しては、江戸時代から雛道具をつくっていたことや、さらにそのミニチュアを制作し、「ぜいたく屋」と呼ばれていたことなどはつかめたのですが、いつからミニチュアを作っていたのか…などが書かれた文献は見つからず。また追々調べてみたいと思います。

ミニチュア愛!展に戻りましょう!

書き物に関するミニチュアたち。よーく見ると墨をするための硯や筆、書見台などが並んでいます。奥の方をよーーーく見ていただくと、縦長の箱には「八代集」と書かれています。

八代集平安時代中期~鎌倉時代初期にかけて撰集された8つの勅撰和歌集(古今和歌集とか)の総称なんだそうです。そしてこの箱、その和歌集を入れた箱なんだそうで。

よーーーーーーくみると和歌(?)のようなものが書いてありました!

artsandculture.google.com

Google Artsから見ていただくと大きさのイメージなどが付きやすいと思います。本の形にするのに、製本縫いをしていますが、こちらもしっかりリアルなものが再現されていて、もう執念のようにすら感じます。

こちらは双六、囲碁、将棋。将棋の駒なんて、2~5㎜くらいととんでもなく小さいのにちゃんと”王将”だとか”桂馬”だとかが書かれています。どれだけ細い筆を使えばかけるのでしょう?江戸後期の作品だそうですので、日本人って昔から本当に器用で細かい作業が得意だったんだなぁ…とため息が。

こちらは牛車。牛さんの目がとてもつぶらで、なかなか可愛らしいです。実際に触ったわけではありませんが、タイヤ部分も動かせるはず。ふと実家にあった雛飾りを思い出したのですが、牛車や籠のようなものがあったように思います。今も伝統として残っているのですね。

犬の人形かな?と思っていたのですが、これは犬筥というものだそうです。

犬筥とは一対の犬をかたどった張子の箱です。犬は安産でなおかつ多産なことから、出産の場を守る飾りとして用いられました。また江戸時代になると雛段にも飾られるようになり、少女の成長と幸せな未来を祈る意味も込められるようになりました。

(以下URLより引用)

bunka.nii.ac.jp

犬…ですが、人間じみた顔をしていますね。人面犬のよう。上下にパカっと開いて、中に物が入れることができるという、今でいうところの小物入れのようです。よくみると、犬筥の足のあたりに横一文字に線が入っています。きっと、この子たちも上下にパカっと開くことができるんだと思われます。こんなに小さいのにすごいです!

そのほかにもちいさいお人形。指先に乗せることができそうですが、ちゃんと表情があってかわいいですね❀

ここまでは雛道具を中心に写真を紹介しましたが、ここからは普段の生活を切り取ったようなミニチュアたちを。実は私、この風景を切り取ったようなミニチュアが大好きなんです。

こちらはお台所でしょうか。建物内の右側の壁に小さな籠がかかっていますが、そのすぐ下にご注目。蛇口があるんです。こちらは大正時代のミニチュアですが、このころには蛇口で水が汲めるようになっていたことがわかります。

こういう発見がたまらなく好きなんですよね。今、当たり前にあるものも、それが生まれた瞬間ってあるわけじゃないですか。例えば窓にガラスをはめるようになったのは何時、何処が始まりなのかとか、カーテンは、ちゃぶ台は…と。そういったシーンに触れることができて大変うれしいですね❀

あさがお。江戸時代の江戸っ子といえば、変化朝顔が浮かびます。暇を持て余してしまった武士たちが、仕事がないので朝顔を副業にしていた…なんていうお話を聞いたことがあります。そう考えると、今 流行の副業ですが、なんら珍しいことではないように感じます。

画面中央、金魚の入った桶の右斜め上に小さな蛙がいます。なんとこの蛙、動くんだそう。いったいどんな風に動くんでしょう…きになります。こういうギミックがあるの、いいですよね。

これまたひとりで喜んでしまった、蚊やり豚。大正~昭和にかけてだそうですが、このころから豚さんだったのね。豚さんは日本では江戸時代から食べられるようになったと記憶しています。ということは、江戸時代くらいから豚さん蚊取り線香はあったのかしら…と思って調べてみたら、やはりそうでした。

(以下URL「軽量計測データバンク」を参照)

www.keiryou-keisoku.co.jp

なんとも可愛らしい、蚊やり豚…ほしい!

八百屋さん、ニンジン、大根、カブなどが並んでいます。きっと昔はこういうお店がたくさん並んでいたのでしょうね。幼いころから商店街に馴染みがなく、こういったお店とは縁がありませんでしたのであまり存じ上げませんが、スーパーができる前の風景を思い起こすことができました。

果物屋さん。りんごのような赤い実と黄色く熟れたバナナがありますね。戦前からバナナは食べられていたそうですから、昭和の初期ではこういった光景は日常だったのかしらん?

和菓子、詰め合わせ。和菓子好きにはたまらない…!紅白饅頭やおはぎなどたくさんあって、どれも可愛い…!やはり甘味のミニチュアはたまらないですね❀

こんな感じでずら~っと食べ物が並んでいるのはとても愛らしいです。

夫が気に入ったのはこちらのお寿司。先日、神保町で江戸前寿司を初チャレンジした私としてはこれが何寿司なのか気になるところ。赤酢の酢飯なのかしらん?

金物たち。江戸時代後期~昭和前期まで大集合。どれがどの時代か想像してみるのも可愛いですね。鍋敷きが小さすぎて、写真にして初めて気が付きました。

お裁縫道具。小さい!このあたりも細かいギミックが詰まっています。

懐かしい昭和レトロな家電たち。かわいいっ!

私が幼いころ、10㎝くらいの高さの箱にミニチュアの食べ物や小物と、おまけ程度のガムやラムネが入っているお菓子が売っていまして。今ももちろん販売されていますが、ランダム封入でなかなかほしいものが出なくて、でもお小遣いもそこまで多いわけではありません。ちょっとずつ集めるのがとても楽しかったなぁ。シルバニアファミリーとかも一時期はまったなぁ。

今はミニチュアも多岐にわたって、ガチャガチャであったり100円均一などでも手軽に可愛らしくて面白いミニチュアをゲットすることができますよね。たまに昭和レトロな家電やカフェメニューなんかを見ると、つい財布の紐がゆるみそうになって困るんです。

つらつらとミニチュアに関して綴ってきましたが、ミニチュア愛!展では更にたくさんのミニチュアが飾られ、解説文付きで紹介されています。展示は7日までですが、川内さんご自身のXやInstagramでも素敵なミニチュアの写真をあげられていますので、興味のある方はぜひ❀

 

ホットサンド を 使って ランチをつくろう

夫との入籍と、夫の転勤による引っ越しを理由に以前勤めていた大学図書館を退職した私。退職する際に、祝いで何が欲しい?と聞かれ、カセットコンロをお願いしました。カセットコンロがあれば被災した際にも役に立ちますし、引っ越し先がIHコンロで鍋ができないということで、探していたので渡りに船でございました。

その際におまけでいろいろとつけてくださりまして。たこ焼き用の皿とか、ホットサンドメーカーとか。カセットコンロは冬場は毎週末のお鍋で使用していたのですが、まだ日の目を見ていないホットサンドメーカーさん。

これではよろしくない!ということで、使ってみました!

いただいたのはこちらのIWATANIのホットサンドメーカー。下部分のカセットコンロもいただいたものです。

ホットサンドメーカーで何をつくるか…という事ですが、甘いのとしょっぱいのが1つずつあると嬉しいよな…ということで。冷蔵庫にあったサツマイモジャムと、余っていたカレーをそれぞれはさんでみましたよ。

ホットサンドメーカーが大きめなようで、パンのみみがはみ出ない仕様のようです。勝手なイメージでランチパックのようにな形になるものを想像していたのですが、そうではないようでちょっと残念。

弱火で片面1分半ずつ焼いてみます。

良い感じの焼き目がつきました!

サツマイモジャムの方はいい感じにパンがくっついたのですが、カレーの方はくっつかずはさんでいるだけという感じに。夫と半分ずついただきました❀どちらも良い感じに焼けていてなかなか美味しかったです。

これなら簡単にカレーパン風のものをつくることが出来ますから、生地をこねるのが面倒ってときにはぴったりなのではないでしょうか。ちょっとしたランチによさそう。

今回はあまり厚みのないものをプレスしましたが、調べてみると肉まんをプレスしていたり、大量のハムやチーズ、目玉焼きをプレスしている方も!照り焼きチキンとかはさんで食べたらうまかろうなぁ…ともくろんでいます。これを曲げわっぱに入れて、ピクニックするのにもよさそうです!

ホットサンドメーカーをくださった前職の方々に感謝しつつ、次は何を作ろうかなと楽しみです。とりあえず、近日中にピザまんを買ってきてプレスしたい…!!!

 

ブログで文章を書くということ。

今日は少々よもやま話をしたいと思いまして。

ブログのアクセス数ですが、平日はだいたいこのくらいの方が見てくださっていて、土休日はこのくらいの方が見てくださっていて…という、なんとなく自分のなかで平均のようなものがあります。もちろん下がることもありますし、ときたま いつのもアクセス数よりかなり多くの方が見てくださっていることがあって、何事!?と思うこともあります。

4月1日(月)のこと、夕方にパソコンで作業をする傍らで、ちらっとブログのアクセス数を確認したところ…いつもの平日よりかなり多くの方がいらしているではありませんか。しかも2週間くらい前の記事に★を多くいただいている…これはまさか…?と思って、Hatena Blogのトップページを見てみたところですね。「きょうのはてなブログ」で取り上げてくださっていたようです❀

編集部の方が気に入った記事を1日6つ選び、コメント付きで紹介してくださっているようで。編集部の皆様 お忙しいでしょうにありがたいお話です。選んでいただいたのはこちらの記事でした。

yu1-simplist.hatenablog.com

以前にも2回、選んでいただいていたようで。↓こちらから過去のログをみることができるようです。

hatena.blog

まずは2023年7月。近所のスーパーでちょっと値下げされていた、ちょっといいトマト。夫はトマトは苦手ですが、トマトを加工した食品は平気なようで、ケチャップを作ってみようとチャレンジしてみたときのもの。

yu1-simplist.hatenablog.com

お次は、2023年9月。我が家でスコーンを焼いたときのお話。今でもスコーンを焼くこともあれば、クッキー、チョコレートケーキ、ロールパン、ピザ、ミートローフ、ラザニア…と様々なものを焼いています。

yu1-simplist.hatenablog.com

こう見ると、食べ物について書いているものばかり取り上げられているようにも見えますけれど、「きょうのはてなブログ」で取り上げられている記事の内容は本当に多種多様です。私も気になった記事は拝読させていただいているのですけれど、自分とはまた違った世界を見ることができて面白いです。

もともとこのブログはアウトプットすることを目的に作ったものです。関西から関東に越してきたことで、周りに知り合いは一人もいない。専業主婦で働いてもいませんから、仕事の会話もない。夫以外との会話しかない毎日で、このままではどんどんと語彙力やら思考力やらが低下していってしまうのでは…?と心配になったのです。

ですから、別段上手な文章を書けるわけでもありませんし、誰かの目を引く何かがあるわけでもありません。どこにでもいる、ごくごく普通の主婦です。

けれどブログをはじめて気が付けば1年過ぎ、★やブックマークをいただけ、そしてこうして「きょうのはてなブログ」で取り上げていただける。とても有難いことだなぁ思います。だって毎日、とてつもない数の記事が生まれているわけですから。誰かの目に留まったということがとてもうれしいです。

今日はね、そういった感謝を伝えることができたらと思い、綴ってみました。ブックマークでコメントをくださる方、返信ができず★のみの返信で申し訳ございません。いただける度、うれしく思っております。★をくださる方、いつも見てくださる方、たまたま通りかかったという方もありがとうございます。

これからも気長に綴っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします❀

 

2日目のカレー で カレーパン をつくろう

昨年の春ごろにふと思い立って「スパイスからカレー」を仕込みました。

yu1-simplist.hatenablog.com

これは今でも継続されていて、ブロック肉や鶏肉、ひき肉、エビやホタテなどの海鮮…様々なアレンジで我が家の食卓に並んでいます。

たまたま安売りされていたひき肉が大量にありましたので、普段より多く仕込んだカレー。今回はこの余ったカレーでカレーパンを作っていきたいと思います。

材料(4つ分)

  • 強力粉120g
  • 薄力粉60g
  • 砂糖16g
  • 卵1つ
  • 水100g
  • ドライイースト4g
  • 有塩バター15グラム
  • カレー
  • パン粉

www.cotta.jp

作り方はこちらを参考にさせていただきましたが、材料の分量などは違っていますのでご注意を。

1.水にドライイーストを入れレンジで30秒温める

ボウルに水・ドライイーストを入れてレンジで温め。温まったらドライイーストを混ぜます。ぬるま湯であれば、ドライイーストを混ぜるだけでOKです。

2.ボウルに強力粉・薄力粉・砂糖・卵を入れて混ぜる。混ざったらバターを加えてさらに混ぜる。

材料を入れて、よく混ぜます。生地がまとまってきたらバターを追加し、さらに手でこね、薄い膜が張るようになったらOK

3.生地を発酵させる

ラップをかけて生地を温かい場所に置いて、2.5倍くらいの大きさになるまで発酵させます。本来は30~35度くらいで40分~がいいそうですが、我が家の場合は暖房のきいたリビングにおいてます。

家事などをして…3時間後の姿がこちら。随分と大きくなりました。翌日いただくので、このまま冷蔵庫へいれて発酵を止めます。生地の表面が乾燥しないように、生地の上に1枚、器の上に1枚と2重でラップをしています。

4.生地のガス抜きをして、4等分にして10分休ませる

生地を取り出し、手でプレスするようにしてガス抜きし、4等分にして丸めます(面倒だったので目分量)。くっつかないように器に戻して、ラップをかけて10分休ませます。

5.ガス抜きしながら楕円形にのばす

麺棒で生地を伸ばしながらガス抜きします。やや縦長の楕円形に。

6.余ったカレーをのせてつつむ

生地の中央にカレーを載せます。水分が多いカレーだと染み出てしまうので薄力粉などで粘度のあるカレーにしておきましょう。

餃子のように半分に折って、生地をしっかりととじていきましょう。少しでもゆるいとそこからカレーや油分が飛び出てきます。

7.二次発酵

温かい場所で二次発酵。生地が乾燥しないようにラップをかけて30分ほどおき、1.1倍くらい大きくなるまで発酵させます。

8.油を温め、その間にパン粉を両面につけ、揚げる

発酵が終わったら、生地の表面に軽く水をつけパン粉をまとわせます。多めにつけるとサクサク食感が増しておススメです❀

180度の油で1分半、柴犬色になるまで上げましょう。

反対側も1分半揚げたら、取り出して油を切りましょう。

9.完成

良い感じの柴犬色に上がったカレーパンが完成しました!

中身を割ってみるとこんな感じです。もともとカレーの水分が少ないキーマカレーで作ったのですが、大成功!どこを食べてもおいしい…!今回、初めてカレーパンを作ったのですが、揚げたてはパン屋さんで購入したカレーパンにも負けないくらい美味しかったです。これは自画自賛できるレベルでした❀

生地をこねて一晩冷蔵庫で保管して、次の日にカレーパンにしてあげたので、そこまで手間もかかっておらず…(ここ重要)。とても簡単に作ることができるのにびっくりです。

あとカレーパンでしたらオーブンレンジがないご家庭でも作ることができるのもいいですね。発酵も温かい部屋でできますし、焼成は揚げるだけですから。

余ったカレーをどうするか悩んだときはぜひチャレンジしてみてくださいませ❀

 

ジャム作りを初めて1年

昨年の2月からこのブログをはじめ、いつの間にか1年が経過していました。なんだかんだであっという間の1年で、継続して続けてこれたものもあれば、失敗してしまったこともそれはそれは山のようにあります。それでもブログを継続できているのは、見てくださっている方のおかげで、本当に感謝感謝でございます

この1年、積み重ねてきたものってなんだろうと考えたとき、一番に浮かんだのはジャム作りでした。今回はジャム作りについて、少し振り返ってみたいと思います。

つくりかた

最初こそ、きちんと軽量していたジャム作り。現在は随分と簡略化されオリジナルの作り方になりつつあります。我が家のレシピ…と大それたものではありませんがご紹介を。

 ①食材を洗い、下処理をする

苺ならヘタを取り、桃や梨なら皮をむいて一口サイズにカットして…と下処理をします。水で洗ったら、キッチンペーパーなどで水気を切ります。

 ②ジップロックに入れて、グラニュー糖・レモン汁を加える

ジップロックに入れた状態で計りにのせます。甘みのある果物であれば1/3、サツマイモであれば半分くらいのグラニュー糖を入れます。だいたいでOKです。

レモン汁はポッカレモンを大匙1くらいをジップロックに入れます。

 ③冷凍する

あとは冷凍して、必要な時になったら解凍して使います。

 ④解凍して煮詰めたら完成

ミルクパンなどの鍋に食材をうつして、火にかけます。この時は中火やや強めくらい。沸騰してきたら火を弱めて、そのあとは25~30分くらい煮詰めます。定期的に混ぜて焦げ付かないよう。アクもその都度取ります。どろっとしたら、煮沸消毒した瓶に移し替えて、できあがり❀

ジャム作りと聞くと難しそうといわれてしますのですけれど、慣れるとなんら難しいこともなく。今ではジャム作りは日常の1つになりました❀

今までつくったジャムたち

昨年の4月の暮れ、もう苺がお勤め品に並ぶ頃のことでした。苺が安い、でも熟れてもって1~2日の苺…買っても食べきれないかもしれない…でも安い!…と近所のスーパーで苺と睨めっこをして、思いついたのが”ジャムにしよう”ということでした。ジャムを作る生活にあこがれがあったんです。そしてチャレンジしたジャム作り。そこからさまざまな食材をジャムにしてきました。

yu1-simplist.hatenablog.com

まずは苺ジャム。

yu1-simplist.hatenablog.com

苺の季節が過ぎ、スーパーで安価な果物と出会うことが難しくなった初夏。冷凍のブルーベリーをジャムにしました。同様に、冷凍のミックスベリーもジャムにいたしましたよ。

yu1-simplist.hatenablog.com

3か月もたつと、スーパーで果物を見る度にこれはジャムにしたら美味しいのだろうか?という目で果物を選ぶように。桃などは1つを夕食後に、そしてもう1つはジャム用に…というふうに購入するようになりました。

yu1-simplist.hatenablog.com

慣れてくると、果物以外のものをジャムにしようと試みるように。サツマイモもジャムにできるのでは…?と思い立ってジャムにしたところ、どろっとしたスイートポテトが出来上がりました。夫は、これをパンに塗ってからトーストするといい感じに焼けて美味しいのだと言っておりました。サツマイモであれば年間通して手に入るので、果物かサツマイモかで安定しております。

このほか、秋には梨もジャムにしましたが、梨は何故かりんごジャムの味になるという不思議体験が。似てるもの、煮詰めるとそうなるよねといった具合です。

  • ブルーベリー
  • ミックスベリー
  • 林檎
  • サツマイモ

これがこの1年で作ってきたジャムたちです。大体2~3週間に1回くらいのペースで作っていますよ。

よもやま話

ここまでジャムのことについて綴っていますが、実はほとんどのジャムは夫の朝食用で私はあまり食べていません。味見と銘打って食べていますけれど…。ですので夫の好きな食材で甘さを控えめにして作っています。とはいえ、苺ジャムなどであれば、他でも使うところがたくさんあります。

yu1-simplist.hatenablog.com

おうちスコーンにのせてみたり。

yu1-simplist.hatenablog.com

チョコレートケーキにはさんでみたり。

今年は昨年より早く苺ジャムを作るようになり、この春はもう2回目の苺ジャムを作りました。そういえば最近スコーンを焼いておりませんので、近々スコーンを焼いて私もジャムを頂こうと思います❀

もうすぐジャムをつくりはじめて1年。季節が一巡することになります。今年はどんなジャムにチャレンジしようかなと今から楽しみです!

 

おでかけ記録・神保町

いきなりですが、これなーんだ?

まるで本棚のようなこちらの壁。実は都営地下鉄 新宿線神保町駅の壁なんです。

神保町の街にあふれる古書をモチーフとし、その背表紙を”線構成”のモジュールにて各所に表現。

(以下URLより引用) 

www.koken-archi.co.jp

厚みも色も違った様々な本たちがびっしりと壁一面に詰まっている様子は、あぁ神保町についたぞーとワクワクします。今回は神保町におでかけしてきましたので、それについて綴りたいと思います。

赤舎利 もり一 神保町店へ

おでかけ…の前に、まず腹ごしらえを。ということでやってきたのが、こちらの もり一さんという回転寿司屋さんです。

なんとこちら、ただの回転寿司屋さんではなく、江戸前寿司をいただくことができる回転寿司屋さんということで。関東に在住している間にやってみたいことリストのなかに、江戸前寿司をいただくというのがあります。けれど、いきなりカウンター席のまわらないお寿司というのは勇気がいりまして…。そんなわけで夫が何度か来たことがあるという、こちらのお店にお邪魔いたしました。

tabelog.com

よくいただくお寿司と江戸前寿司の違いといえば、まず赤舎利ですよね。この赤舎利というのは白酢ではなく、酒粕醸造させた赤酢とお米を混ぜ合わせてつくったシャリのことを言うそうです。

そしてもう一つはネタのおいしさを保つため、〆たり漬けにしたりといったひと手間を加えたおいしさであること。江戸前寿司が生まれた江戸時代後期では冷蔵庫は当然ありません。ですのでマグロなどは漬けにするといった工夫がなされました。また近海魚であるコハダやアジは新鮮な状態でいただけるとということで大変人気があったそうです。

(以下URLより参照)

www.eonet.ne.jp

実は江戸前寿司だけではなく、コハダも初めていただいたのですが、とてもおいしかったです。なぜ今まで食べてこなかったのか…!そのほか、貝好きな私はつぶ貝、赤貝、アワビもいただき、ブリやヒラマサ、エンガワといったネタをいただき大変満足できました❀エンガワが甘みがあってとてもおいしかったですし、貝はちゃんとコリコリっとした食感があったたまらないですね❀

春の古本まつり

お腹いっぱいいただいたところで、腹ごなしもかねて神保町 春の古本まつりへお邪魔いたしました。道中、鎧を着た方がプラカードを持って歩いておられてびっくりしたのですあ、書泉グランデさんのスタッフの方だったようで。

お写真をお願いしたらいい感じで撮らせてくれました❀めっちゃ好きです。今回はお目当ての本がなかったのですが、次来るときは何か購入したいと思います!

靖国通りをずーっと端から端まで歩いてみたのですが、秋の古本まつりより人が少なく、青空市の店頭をよく見ることができました。

yu1-simplist.hatenablog.com

昨年の秋は1冊しか購入できなかったんですけれど、今回は3冊GETできました❀

特にこれを買おう!と決めずにお出かけしたので、本当に出会ったものを購入するといった感じだったのです。いい感じの本と出合えてとても満足です。積読がこれ以上増えないように…と思っていたのですけれど、これは致し方ない。だってお祭りですもの。

ちなみに艶本についてですが、春画って面白いなぁ…と数年前から興味がありまして。性的興奮というよりも、芸術として面白いというか、その時代の一番コアというか核となる部分を見られるようで興味がありまして。今までこういった系統は気になりつつも購入できていなかったのですが、せっかく出会ったのだからチャレンジしてみようと購入してみました。さすがにこちらで読了を乗せることは難しそうですが。「へぼ侍」と「小僧の神様」はおいおい綴ることができればと思います。

まだまだやりたいことはたくさんありますから、様々なことにチャレンジしていきたいと思います。今回はこの辺りで、ではでは❀