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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録・神保町

関西に在住していたころに夢見ていた場所、神保町。BOOK OFF、公共図書館大学図書館とそれなりに”本”に関係した職業についていたため、本にまつわる場所は神域のようなそんな尊いものを感じます。私の中で本にまつわる神域の1つが神保町。町中に本があふれ、古書も新刊本も入り乱れるその街にとてつもない憧れのようなものがありました。

何で見たのかも忘れてしまいましたが、神保町で古書をみて、神保町の純喫茶でクリームソーダを飲む(食べる?)というのが、もうずっと夢だったんですね。

そして関西から関東に越してきて、SNSで仲良くなった方に誘っていただき神保町デビューしたのが1年前でした。今年もその時期がやってきたので、今年は夫を連れて行ってまいりました❀

さぼうる2

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今年は純喫茶 さぼうる2にお邪魔いたしました。昨年もお店の前は通ったのですけれど、ものすごい行列ができていたお店です。開店の25~30分ほど前に到着したところ、すでに並んでいらっしゃるかたが…!なんという大人気店!その後、開店直前になるころにはずいぶんと列も伸びて数十人のかたで行列ができていました。すごい

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あまり前知識を入れずにお邪魔したのですけれど、店内の雰囲気が最高に好みでした。ちょっとレトロな雰囲気と、使い込まれた木の色と。店員さんのお洋服も昭和レトロや大正モダンな印象で最高にかわいかったです❀f:id:yu1-simplist:20231028221508j:image

私が注文したのはナポリタン!純喫茶といえば、このケチャップをたっぷり使ったナポリタンですよね。どこか懐かしいお味でした。この角度でみると量は小降りに見えるかもしれませんが、量も ものすごかったです。一人では食べきれず、夫に1/3ほど食べてもらいました。

とはいえ甘いものは別腹です!

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昨年はクリームソーダをいただくタイミングがなかったのですけれど、今年はさぼうる2さんでいただくことができました!さぼうる2さんのクリームソーダは4色展開されていて、緑・青・黄・赤があるようです。私が注文したのは青色ですね。きれいな空のようなお色です。

クリームソーダってたぶん小さいころ以来に食べたと思います。クリーム部分が少し溶けたところがお気に入り。甘いクリームとソーダのシュワシュワとした爽やかな感じが合わさって、不思議な気持ちになることができました。他のお色もいただいてみたいな❀

神保町ブックフェスティバル

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お次は第31回 神保町ブックフェスティバルへ!神保町は世界一の本の街なんですね。納得です。

すずらん通りにずっとワゴンが並びます。この”ワゴンセール 本の得々市”ではいろんな出版社や店舗からワゴンが出ています。販売されているものは様々で、新刊本を販売されているところもあれば、アウトレット(中古)本、文房具、中にはコーヒーを販売されているワゴンもありました。あと今年は食べ物を販売されているところも多く感じましたね。昨年は気が付かなかっただけかもしれませんけれど。

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私がワゴンから発見したお宝はといいますと「マルメロ草紙」という橋本治さんが書かれた著書です。この挿絵を描かれている岡田嘉夫さんの個展(美術館?)に7年くらい前にいった記憶があります。とても耽美で美しい絵だったのを今でも覚えておりまして。まさかこんなにも時を経て再開できるとは。これこそご縁ですね。2021年に新装版が出ていたことを存じ上げませんでしたので、見つけることができて運がよかったです。これは紅茶をいれながら、一人でゆっくり読みたいので、今は大切にとっておきたいと思います。

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ちなみに夫はというと、ブックカバーを購入しておりました。あまりこういったところで買い物をすることがない夫ですけれど、珍しく心惹かれたのでしょうか。

フリーサイズブックカバーということで、文庫・新書・単行と種類を選ばずに使用可能なようです。1枚の大きめの紙を自分で、書店で店員さんがしてくださるように折って使います。素材もタイベックなので、撥水性もあるでしょうし、普通に使用していたら破れない丈夫さもあります。以前、鞄屋で働いていたときの知識がこんな時に役立つとは。びっくりですね。柄が東京の路線図というところが夫らしくて少し笑いました。

神田古本まつりf:id:yu1-simplist:20231028221541j:image

すずらん通りを往復して、お次は 第63回 神田古本まつりへ。靖国通りに青空市として露店が続いていきます。お店ごとの特色がある古本が並んでいて、こちらもまた面白いところ。しかしながら半分ほど見たところで体力の限界がやってまいりまして…。今回は半分だけ楽しんでお暇いたしました。体力の減退をひしひしと感じたので、少し運動でもして体力をつけようかと思います。

おまけ

今年で2回目の参加の神保町のおまつり。来年もお邪魔出来たらいいなと思っています。こうして年中行事のようなものが増えていくのってなんだか素敵だと思うので。

今回、見つけたいなと思っていた本には残念ながら出会えませんでしたけれど、代わりに久々の再開を果たして素敵なほんと出会うことができました。これこそご縁ですよね。それに古本部分はほとんど見ることができなかったので、また別の機会にお目当ての本は探したいと思います。

疲れたけど、楽しかったー❀