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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(あんみつ みはし)

関東に越してきて、比較的上野が遠くない存在になった私。上野にあるお気に入りのお店を紹介したいと思います❀

上野

東京 北の玄関口 上野。

日本橋を起点に伸びる「日光道中(日光街道)」が通る上野には、北関東・東北方面に向かう鉄道を建設した、日本鉄道が始発店を置いた。その後、国鉄駅となった「上野駅」は、首都の北の玄関口として大いに発展することになる。

(以下URLより引用)

smtrc.jp

上野駅のホームには石川啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の 人ごみの中にそを聴きにゆく」という俳句があります。岩手県出身の石川啄木はふるさとが恋しくなったときに、上野駅のコンコースに行き、東北から来た人々の訛を聞いて故郷を懐かしく、恋しく思っていたのでしょう。

それにしてもです。上野駅ってずるいなってずっと思っていたんです。

上野公園周辺には東京都美術館国立西洋美術館東京国立博物館国立科学博物館といった美術館・博物館もありますし、上野動物園国立国会図書館 国際子ども図書館もあり、文化施設が集結しています。うらやましすぎる…!

なんでなんだろう?と思って調べてみたところ、同じ疑問を持たれた方がすでに回答を見つけてくださっているようです。

上野は江戸時代に寛永寺が建立され、天海によって桜の名所となりました。上野戦争で焼け野原になった後は、自然の豊かさや広さなどから公園になり、政府主催の博覧会の開催会場に選ばれます。そして博覧会で展示された美術品を納めるために博物館がつくられました。こうして上野は文化の中心地となっていったのです。

(以下URLより引用)

artplaza.geidai.ac.jp

なるほど、こうして上野はこんな素敵スポットになったのですね。今でこそ「北の玄関口」というイメージでは薄れたのかもしれませんが、今でも数多くの方が上野駅に足を運び、文化の中心地となっていることがよくわかりました❀

あんみつ みはし

上野に来ると必ずお邪魔しているのがこちらのお店、あんみつ みはし さん。

この「みはし」という名前、先ほど出てきた寛永寺とゆかりのある名前だそうです。

上野広小路は江戸時代に開かれた東叡山寛永寺の領地でした。

お寺への参道を不忍池からの川が横切っていまして、3つの橋が架かっていました。3つの橋で三橋(みはし)、旧町名でもあります。

(以下URLより引用)

www.mihashi.co.jp

今回お邪魔したのは みはし 上野本店です。1・2階部分でお食事ができ、お土産を購入して帰ることも可能です。

今回は2階席に案内していただきました❀この落ち着いた感じすごくいいですよね。ほっとするというか、懐かしいというか。上野では美術館や博物館など体をつかったり、頭をつかったりしたあとに来ることが多いので、こういったほっとできるスペースはとてもありがたいです。

おでんとおぞうにと白玉ぜんざいと

美術館に行った後でしたので、甘いものをいただいて、昼食は帰宅してからかな…なんて思っていたのですが。なんと、お食事メニューを発見していました。

おでん茶飯。店舗限定メニューのようです。

関東風の御出汁がふんわり香るおでんと、茶飯のセットです。やはり関西風の御出汁とは違いますが、これはこれでいいですね。優しいながら、凛と済んでいる。そんな印象です。どれもおいしかったのですが、お大根と卵がとても美味でした❀量が多かったので、おでんは夫とシェアしながらいただきました。

夫が注文していたのはおぞうに。こちらも関東風のおぞうにです。ふわふわ卵の下には、お餅や鶏肉が。おぞうには関西より関東がお好みの我が家。とてもおいしくいただきました❀

そして みはしさん にお邪魔したのに甘味をいただかないわけにはいきません。こちらも夫とシェアするかたちで白玉ぜんざいを。クリームがのったものもあるのですが、今回はなしで。

なめらかなこしあんと、もちもちの白玉が最高に合います。しっかりとした甘みですが、テーブルに出されたお茶がほどよく苦いのでちょうどいい塩梅に。考えられているんだなぁとしみじみ。

みはしさんでは季節のあんみつや、軽いお食事なんかもあるのでいつ来てもどれにするか悩んでしまします。おいしいから何度きても飽きませんし…!おしるこも捨てがたかったので、また寒い時期にこれたらおしるこを食べたいと思います❀

上野に来られた際はぜひ!では、また❀