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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(仙台・ずんだ餅と東照宮)

3月頭に”旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス”というお得パスを使って、日帰り仙台旅行に行ってまいりました。前回までは伊達政宗公にまつわる瑞鳳殿、そして仙台城跡をまわってきました。

今回は伊達政宗公が生み出したずんだ餅に初挑戦し、また仙台藩に代藩主伊達忠宗公によって創建された仙台東照宮にお邪魔してきました❀

遠藤餅店

瑞鳳殿仙台城跡はJR仙台駅からるーぷる仙台で巡ってきましたが、ここからは少し移動してJR仙山線東照宮駅へ。駅から5~10分ほど歩いたところにある「遠藤餅店」に行ってまいりました。

ずんだ餅を食べるなら、カフェのような見栄えも美しいお店も良いですが、折角なら昔ながらのお店も捨てがたいなぁと思いまして。やってきたのがこちらのお店。なんと「マツコの知らない世界」という番組でも紹介されたことがあるお店だそうです。

入口には屏風のトリックアートな伊達政宗公が”づんだ餅”をお持ちです。

ところで普段目にするのは”ずんだ”ですけれど仙台市内では”づんだ”と表記されているのをよく目にしました。”ずんだ”と”づんだ”どちらが正しいのでしょうか?

もともとは東北地方の郷土料理で、近年全国でも一般化した枝豆の餅を使った「ずんだもち」。なんでも豆を売って潰すという意味の「豆打(づだ)」が訛ったのが語源だと言い、昔は「づんだ」という表記が一般的だったそうです。

 (以下URLより引用)

cp.marumiya.co.jp

本来は”づんだ”だったので、仙台市内ではそのまま”づんだ”と表記しているのですね。確かにそっちの方が老舗っぽい!

店内にはイートインスペースがありましたので、お茶と一緒に頂きました。づんだ餅と極みづんだ餅の2つを食べ比べできるそうです。

極みづんだ餅は大粒で甘み・香り・味わいが良い宮城県産の「秘伝豆」をもっとも食べごろの時季に摘みとり急速冷凍、職人がせいろで蒸して、つぶつぶの食感を残したづんだあんです。

通常のづんだ餅も宮城県内の契約農場で朝摘みされた枝豆を収穫後すぐにゆであげ、急速冷凍。職人が季節や温度に合わせて蒸し時間を調整して蒸しあげています。

極みづんだ餅は結構豆感が強く、食感のつぶつぶ感があるので好みがわかれそうなお味。個人的には通常のづんだ餅の方が、甘みや食感的にもおいしくて食べやすかったですね❀夫は両方お気に召したようです。

www.zundamochi.com

初のずんだ餅の挑戦ですが、さっぱりとした甘みと涼しげな見た目から春から夏にかけて食べるとさらにおいしそうだなぁと思いましたよ

仙台 東照宮

仙台 東照宮。実はこちらも初めて知りました。東照宮徳川家康公を御祭神としてお祭りしている神社ですが、なんと仙台にもあったとは。

東照宮日光東照宮しか存じ上げなかったのですけれど、何と全国各地に存在しているそうで。多い時では700以上、現在でも52の神社、そのほかの石碑などを含めると100以上の東照宮があるそうです。徳川家康公がいかにすごいかがわかります。

(以下URLを参考)

www.nhk.or.jp

早速お邪魔しようとしたところ、可愛い狛犬が。

寒い中ですが、マフラーをまいているようです。夏は麦わら帽子なんかをかぶるのかしらん?さぞ可愛かろう…❀

日光東照宮瑞鳳殿のような豪華絢爛な佇まいとは違い、静寂閑雅な佇まいです。足は随分と疲れて膝が笑っているような状態に近かったのですが、1段1段上ってまいりましょう。

仙台東照宮も枓栱の美しさにほれぼれしてしまします。

こちらの仙台東照宮仙台藩2代目藩主である伊達忠宗公によって創建されました。政宗公が亡くなられた後、大火や大洪水などの被害がつづき、仙台藩の財政は重大な危機に陥ってしまいました。しかし、幕府の助けなどから危機を脱することができたんだそう。そのような背景から、徳川家に対する尊崇・感謝の標として、1649年に徳川家光公に創建を願い出て直々に許可を得て、創建されました。

(以下URLを参考)

s-toshogu.jp

平日の夕方でしたがちらほらと静かにお参りをされている方が。中には観光客ではなく地元の方のような方もおられ、地元に愛されている場所なのだということが伝わってきます。毎月第4日曜日には骨董青空市が開かれ賑わいをみせるようです。京都の知恩院以来こういった場所にお邪魔できていないので、どこかで参加したいなぁとワクワク。

おまけの笹かま

仙台東照宮を後にして、仙台駅へ。新幹線の予定時刻まで1時間半以上ありましたので、最寄りのスターバックスコーヒーでちょっと休憩を。私には飲み物を、スマートフォンには充電をしてどちらもエネルギーチャージを。時間に余裕ができたとき用の文庫本は準備してありましたので、読書タイムをしばし楽しみました。

新幹線の時刻の30分ほど前になり、夕飯をどうするかね?という話題に。当初の予定では駅弁を買って帰ろうか?と思っていたのですが、お腹の好き具合的にお弁当1つとなるとちょっと苦しそう。でも何かは食べたいよね~…と駅内をうろうろ。そこで見つけました。

仙台名産 阿部の笹かまぼこー❀

ちょうどいいサイズ感にちょうどいい塩味。そんなわけで夫と1つずつと簡単なお菓子を購入し新幹線へ。もっちりとした食感といい感じの練り物の風味。練り物が大好きな私にはたまらないご褒美な味でした。夫も舌鼓をうちながら「日本酒が飲みたい」などと申しておりました。いい旅の締めとなったのではないでしょうか。

今回、初めての仙台旅行ということで瑞鳳殿仙台城跡、仙台東照宮をまわり、道中で牛たん、揚げすずめ饅頭、づんだ餅、笹かまぼこと美味しいものをいただく…という仙台と言えば!というものを結構つめこんだ旅になったように思います。体力の消耗はなかなかでしたが、それは充実していたということで、大変楽しい旅になりました。

関東に在住している間に東日本を制覇する!(関西からでも行きやすい長野県・愛知県を境としてそれより東を全部)という目標を掲げ、青森、秋田、宮城、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、神奈川、静岡といろいろまわってきました。あとは岩手・山形・新潟・福島・山形・千葉の6県です。すでにいった都道府県でもまだまだ見たいところはありますし、まだいっていない場所も見たいところがたくさんです。次はどこに行こうかと夫と家族会議をするのが楽しみです。

さて、次はどこになることやら~❀