季節の移り変わりを感じる時っていつだろう。
寝てる最中に投げ飛ばしたタオルケットを明け方の寒さで探すときとか、空を流れる雲の形の変化とか、空気のにおいとか。私が日常で一番、季節の移ろいを感じる場所は近所のスーパーです。
今はとても便利な世の中です。春の味覚であるイチゴも、秋が盛りのサツマイモも年間通していつでも購入することが可能です。とはいえ、季節からはずれるとお値段は飛びぬけて高くなりますし、何より大きさや色合いがいまいちということが多々。
近所のスーパーのサツマイモもつい最近までは、どこかほっそりとして、色合いもくたびれて見えました。それがここ数日、随分とでっぷりとしたサツマイモが出回るようになってきたようで…
なんとも美味しそうなサツマイモをGETすることができました❀両方私の手より大きいサイズで、あぁ秋だなぁ、良い季節だなぁとしみじみ。テンションがあがってしまい4つも買ってしまいました。
少し話はそれるのですけれど、今年の春にイチゴジャムにはまって以来、いろんな食材でジャムを作っている私。イチゴ、ブルーベリー、ミックスベリー、桃、梨…。夫が朝食で使うため、2週間に1度くらいのペースで何かしらのジャムを作っています。それくらいジャムつくりは日常となっています。
そしてそして、目の前には何ともおいしそうなサツマイモ。サツマイモって甘いですよねぇ。ジャム…できるんじゃない？ということで、思い立ったらすぐ行動❀サツマイモでジャムをつくってみましたー！
サツマイモジャムを作る①マッシュする
つい先日、ジャガイモをハンディチョッパーでマッシュしたらポテトサラダを作ることができるのでは…？ということでチャレンジしましたけれど、同じ要領でサツマイモも軽くマッシュしていきます。
洗ったサツマイモの皮をざっくり向きます。ちょっとくらい残っていても大丈夫。サツマイモの頭とお尻の部分を少しだけ切り落として、1～2㎝角くらいの大きさに切ります。
耐熱ボールの中に水1㎝をいれ、そのうえに切ったサツマイモをザバーと入れていきます。水で濡らしたキッチンペーパーでサツマイモをふんわりと包みます。
写真を撮り忘れていたので、ポテトサラダの際のジャガイモですが、イメージはこんな感じです。
今回はサツマイモ1本をレンジ600W6分～8分程チンします。ふかし芋のように全体の色がしっとりしていたらＯＫです。多少できていなくても、この後煮込むのでさほど神経質にならなくて大丈夫だと思います。
またまた写真は代用のジャガイモです。レンジでチンができたら、こんな感じでハンディチョッパーに入れてふたをして、ハンドルを引きます。徹底的にマッシュするというよりは、なんとなく形がわからなくなるくらいまで潰すイメージです。
サツマイモジャムを作る②鍋で煮る
鍋にサツマイモうつし、サツマイモの分量の1/3程度のグラニュー糖と倍量程度の水を入れて混ぜます(サツマイモが100ｇならグラニュー糖が30～40ｇ、水が200㏄）。中火にかけて、沸騰するまで焦げ付かない様に混ぜ続けます。焦げやすいので注意です。
沸騰してくると、アクのようなものが出てきます。泡部分だけをすくって捨てて、そこから20～30分程 弱火で煮ます。焦げ付きやすいので、できるだけこまめに混ぜます。
サツマイモジャムを作る③バターを入れる
全体がどろ～っとしてきたら(20分くらい)バターを入れて風味をつけます。分量はサツマイモの1/6くらい。我が家にあるバターは無塩バターでしたので、ちょっと塩味をつけるために塩ひとつまみもいれました。
サツマイモジャムを作る④完成
消毒した瓶に詰めて、粗熱が取れたら完成です。
良い色のジャムができましたー！皮をほんの少し残したのですけれど、サツマイモ感があがって尚良しですね❀
粗熱が取れたサツマイモジャムがこんな感じです。良い感じのどろっと感。これはパンに塗って食べたい。さっぱり目のバニラアイスにかけても美味しそうですし、御餅とか、あとパイにしても美味しいかも…！
そこでふと気が付きました。この味…スイートポテトや…と。どろっとしたスイートポテトをイメージして頂ければ伝わると思います。今回はどんな味になるのか想像できなかったため、伸ばすための水分を水にしましたが、牛乳や豆乳、生クリームなどをつかったらまた違った楽しみがありそうですね❀
ちなみにサツマイモが大きかったため、サツマイモ1つでこの分量になりました。もう1つはマッシュまでして冷凍保存。今回作った分がなくなったら、新たにジャムにしようと思っています。残り2本は何にしましょうかねぇ。
スイートポテト？芋羊羹？大学芋？さつまいもご飯？あぁ、豚汁にしてもいいし、輪切りして素焼きしたものにちょっとだけ塩をかけてサツマイモチップなんていうのもいいですねぇ…❀何を作るか楽しみです❀
