SIMPLE

シンプリストになりたいのです

スパイスからカレーを仕込む

憧れていても、できないでいたこと。その1つであるスパイスからカレー仕込んでみました。

材料

  • たまねぎ 1玉
  • 肉や魚介
  • ニンニク 2かけ
  • ショウガ 2かけ
  • トマト缶 200g
  • 水100ml
  • 豆乳 100ml(水なしで豆乳200mlでもOK)
  • ローリエ 1枚
  • お好みのスパイス(今回はクミン・ターメリックが小さじ2、コリアンダーが小さじ4)
  • 塩 こさじ2

作り方

1.玉ねぎを飴色になるまで炒める

玉ねぎ1個をみじん切りにし、油 大匙1くらいの油でいためる。あまり触りすぎず、少し焦げ目がつくくらいがちょうどいいです。

2.おろしたニンニク・ショウガを加えて炒め、トマト缶を投入しあらかた水分が抜けたら、スパイスとお肉を加える。

ニンニク・ショウガをすりおろして鍋にいれる。ニンニクとショウガのおろしたものに少し大匙1~2くらいの水を入れておくと、焦げにくくてよいそう。

トマト缶は200gくらい。水分を飛ばしながら、トマトを潰していく感じ。

あらかた水分が抜けたら、スパイスを投入。クミン・ターメリックが小さじ2、コリアンダーが小さじ4、塩小さじ2を。全体が混ざったらお肉を投入。お肉全体に火が通るように炒めます。

ちなみにブロック肉だと味の染み込みが悪いかな?と思ったので、ジップロックにブロック肉とクミン・ターメリックコリアンダーの半量を入れ、綿棒で暫く肉をほぐすように叩きました。漬け込む時間があれば漬け込んでも良いかな…とは思うのですが今回は漬け込み時間は玉ねぎを炒めたりしていた20分程だけです。

3.水・調整豆乳・ローリエを入れて中火に10分煮込む

トマト缶をサッと水で洗った100CCと調整豆乳100CCをフライパンに入れて、全体がなじむように混ぜます。混ざったらローリエ1枚を入れて10分程ぐつぐつ。途中焦げないようにかき混ぜます。10分経ったら火を止めてふたをし、粗熱をとります。食材は冷めるときに味が染みるそうなので1度冷まして、また食べるときに温めます。

ちなみに調整豆乳ではなく牛乳でもOKだと思います。お好みで選んでいただければ❀

〇おまけ…目玉焼きを焼く、米を準備する

トッピングとなるものを用意します。我が家は目玉焼きと玄米でいただきます。野菜を焼いたものや、パンで食べるのもいいですね❀

完成!

盛り付けたら完成です。冷ます時間を抜いてですが、初心者でも1時間もかからずに完成させることができました。お味も夫から合格点を貰えたので、これからの我が家のカレーはこれで安泰するかもしれません。

お肉を鶏肉にしたり、玉ねぎ多め+挽肉にしてキーマカレーにしてもよさそうです。あとこれからは夏野菜とかを炒めてから入れても美味しいのではないかと。ドライカレーとかもいいですね。

個人的に推したいポイントは2人分だけをつくることができるので、余ってしまうことがないということ。市販のルーも便利で美味しいですが、個人的には量の調整が難しいことが難点でした。タッパーにいれて保管するとカレーの香りが残ってしまうし、ジップロックにいれると高確率でこぼしてしまって…これだと食べる量だけを、しかも短時間で作ることが可能です。

またTwitterでつぶやいた際にいただいたリプライで気が付いたのですが、アレルギー食品や添加物など、体に入れるものの取捨選択を自分で調整できるのも大きいかもしれません。

きっかけとなったのは、最近のマイブーム

最近、出版社が運営するアプリで漫画を読むのがマイブームです。小学館が運営するサンデーうぇぶりだと4話分+作品ごとに1話の合計5話、毎日無料で読むことができます。さらにもともと無料枠といものもありますので、結構な数を無料で読むことができるんです。推し作品がいくつかあって、それを少しずつ読むのが毎日の楽しみとなっております。

基本的に購入する本というのは厳選したい私。一度読んでみて「この作品推せる…!」というものだけをkindleで購入しています。推し作家様にすこしでも貢献したいですからね❀

www.sunday-webry.com

サンデーうぇぶりでは 「舞妓さんのまかないさん」「MAO」薬屋のひとりごと」「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」「異世界失格」「葬送のフリーレン」がお気に入りです。

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特にこちらの「舞妓さんちのまかないさん」は、食べ物を取り扱った作品が好きな私には たまらない作品です。普通のご飯ってやっぱいいよな…ってしみじみ。「第7話❀おうちのカレー」を読んだらカレーが食べたくなりました。

ざっくりとしたあらすじを。京都、花街のとある一軒の屋形。舞妓さん達が共同生活をするその屋形で「まかないさん」として毎日料理を振る舞うのはまだ16歳の少女キヨ。ある日、キヨは「おかあさん」から1日お休みを貰えることに。大喜びするキヨが向かう先はなんと、親戚のおばさんの家。そこでおうちカレーを作ることが目的で…。

花街では「家庭」を思わせる物は、避けられている。客のほとんどが男性である花街では、里心をつかせないことが重要とされているからだ。家庭のカレーの匂いで男達に、帰る家を思い出させてしまうのはご法度である。

(作中から引用)

京都には何度も足を運んだことがありますが、花街にはそういえばいったことがありません。まるで異世界ですので、どういったところなのかもよくわかってはおりません。ですので、引用文のような考えがあるのも知りませんでした。勉強になります。

そしてなによりですね、キヨちゃんがカレーを作って食べるシーンがあるのですが、それがとても良いのです。美味しそうなんですよね。特別なカレーじゃなくて、お野菜がゴロゴロしていて、本当にイメージ通りの「おうちカレー」なんです。

そこでふと思ったのですけれど、カレーってご家庭ごとにお味が異なるという話を耳にしたことがあります。「おうちカレー」って、どんな味なんだろう。市販のレトルトカレーだと味は均一でしょうけれど、きっと市販のルーでも作り方は家庭によって異なると思います。隠し味にコーヒーやローリエを入れる家庭もあるのかな…って。

そこでさらに考えました。我が家のカレーの味って?と。夫と暮らして1年半。この間でも数回、カレーは作りました。しかし、近所のスーパーで格安で売られているカレールーを買ってつくるというだけで、そのルーのシリーズすら固定されていません。夫も「どこのメーカーでもいいよ」という人ですし、私もこだわりがなかったんですよね。あれ?我が家っておうちで作っているカレーだけど「おうちカレー」っていえるのだろうか???我が家の味があるって素敵じゃないか…!思ったときが吉日。きっとこれは魂が求めているのだわ…!ということで。今回スパイスカレーにチャレンジしたわけです。

まとめ

今回の作り方は さちめし さんの作り方を参考にしつつ、我が家なりのアレンジをしてみました。

chamma-recipe.com

マンガから思い立った おうちカレー を自分で作ってみる ですがとても楽しいチャレンジとなりました。調べてみると、さらにカレーつくりの…というかスパイスの奥は深そうですので、また定期的に違ったカレーを作ってみたいと思います。

次は何をつくろうかな。