SIMPLE

シンプリストになりたいのです

ヘアドネーション をしてきた

数年前から少しずつ伸ばしてきた髪。腰にかかるかかからないか…くらいまでの長さになりました。愛着もあるその髪ですが、ヘアドネーションするために切ってきました。

ヘアドネーションって?

【ヘアドネーション

切った髪を寄付すること。寄付された髪の毛から作ったウィッグを何らかの理由で髪に悩みを持つ子どもたちに無償で提供する活動のこと。

www.jhdac.org

このヘアドネーションは年齢関係なく参加することができます。もちろん性別も関係ありません。寄付するために必要な長さは31㎝以上。カラーやパーマをしていないに越したことはないのでしょうが、してたとしても寄付することが可能です。ですので、白髪染めをしていても参加できるのがありがたいところ。

実際に髪を切ってきた

エストより少し下くらいでしょうか。本当はもう少し伸ばしたかったのですが、生活に少々支障が出始めまして…。髪が長いのでくくって作業しなければならないのですが、それが原因で頭痛がひどくなるように…。さすがにそれはよろしくないと思い、切る決意をいたしました。

髪はこんな風にヘアゴムでくくって、その上部分をカットし、まとめた髪を送ります。カットは自分でしてもいいと思いますが、私はヘアドネーションのカットが可能な美容院でお願いしました❀

美容院にもよると思いますが、ヘアゴムと髪を持ち帰るための袋を持っていくといいと思います。予約する際に確認してもいいかもですね。

また美容院でカットまではしていただけますが、発送は自分でしなければなりませんのでご注意を。

カット後綺麗にまとめていただいたのがこちら。腰くらいの長さから肩にかからないくらいまでの短いボブヘアになりました。いやはや、冬場にこれは寒いですね。

髪を発送する

切っていただいた髪がこちら。切っていただいた状態のまま、袋に入れてホームページに記載されている住所に送付します。私が発送した団体ではアンケートもありましたので、それに回答した紙も同封いたしました。

到着の連絡などはありませんので、心配な方はレターパックライトなどで送るといいかと思います。

どうしてヘアドネーションをしたのか

私が生きているこの環境はとても恵まれていて、ネット環境さえ整っていたら好きなだけ情報を得ることができて、お金を払えば何かを食べることができて、それなりに温かい環境で暮らすことができて…。でもそれはすべての人にすべからく備わっているわけではなくて、私が運がよかったというそれだけのこと。何がきっかけでそれらが0になってしまうかもわからないです。

数年前から自分の生活について考えるようになり、少しずつですが外にも目が向くようになり、エシカルという考え方を知り、今に至ります。しかし、だからとすべてをそういった配慮されたものにすることは難しいです。私は専業主婦で、今の生活は夫が働いてくれているおかげで成り立っています。その大事なお給金を好き勝手使うことはできません。時間も同じようなものです。自由がないと言われればそうかもしれないけれど、おかげで安定がある今の生活を私は悪いとは思っていません。

そんな私でもできることってなんだろう、そう考えたとき自分の身体を使ったことならできるかもしれないと思いました。日常の延長でできること。例えば目の前に落ちているゴミを拾って捨てるとか、小さいけれど誰かに優しい何かをするとか。そういったことから始めてみようと思ったんです。そこで思い出したのがヘアドネーションでした。

yu1-simplist.hatenablog.com

私は「自分でできるなにかがしたい」からヘアドネーションをします。「だれか」のためではなく「自分」のためなんですね。無事31㎝の髪を寄付することができて、達成感もありますし、そのうえで少しでも誰かの役にも立てたのならうれしいなと思っています。

これから

ばっさりと髪を切って数日が経過しています。やっと、この長さにも慣れてきたころです。我ながら鏡をみて思うのは短いのが似合わないなぁということ。見慣れているというのもあると思いますが、個人的には肩より短い髪型が私には似合っていそうです。

そんなわけでまた髪は伸ばすつもりでいるのですけれど、ヘアドネーションをするかどうかはまだ考え中といったところ。とりあえず目標は達成して、ひと段落という感じなので、まだ次を考えるフェーズには至っていないようです。また新しい情報をいれて、自分の中でアップデートをしてから考えようかと思います。

これがきっかけで、誰か一人でもヘアドネーションに興味を持ってくれる人が増えますように。