一番好きな花は何?と聞かれたら何が浮かびますか?
私の場合は曼殊沙華こと彼岸花。樹も含めていいなら桜も捨てがたいですけれど…。幼いころ、田んぼのあぜ道に群生して咲いている彼岸花に魅了されて以来、ずっと彼岸花が好きです。高校生の頃、安いデジカメを持って彼岸花の撮影をしたことを薄ぼんやりと覚えています。
最近知ったのですけれど、薔薇園やネモフィラ畑のように彼岸花を楽しむことができるスポットがあるんだそうな。折角ですので、行ってまいりましたよ❀
折角のおでかけですので、曲げわっぱにクッキーをつめてみました。自宅で作ったので、少々形は歪になってしまいましたが、味は大丈夫!しっとりめの甘いクッキーができましたよ。
埼玉県 日高市 巾着田
今回お邪魔したのは、埼玉県日高市にある巾着田というところ。そこで「曼殊沙華まつり」も開催されているようです。
写真を見て頂けるとわかると思うのですけれど、巾着田は高麗川の蛇行がまるできんちゃくのようなので「巾着田」と呼ばれるそうです。今回、私は下流から上流へ登っていき、さらに下流にもどってくるというコースでした。
彼岸花
ここからは彼岸花の写真を❀
絶妙なタイミングでとることができた、彼岸花と黒いアゲハチョウ。色のコントラストがとてもきれいでした!
つづいて、3つの花が折り重なって、1つの大輪のように咲く彼岸花。豪華絢爛ってこういうことなんだろうなぁ…。美しいなぁ…と。
木陰に咲く彼岸花は光が当たるところと、影になっているところで表情が全く異なっていて面白かったです。舞台の上でライトアップされるようにも見えて、美しい…。
彼岸花の花のつくりって、まるでガラス細工のようですよね。細く繊細なつくりで、どうしてこんなに綺麗に咲くことができるんでしょう。
園内はこんな感じです。もう一面が彼岸花です。もう、これぞまさに”彼岸”。私はきっと天国に行くことはできませんが、三途の川はこんな感じなのでしょうか。すぐ横を流れる高麗川が三途の川のように感じ、奪衣婆や懸衣翁はいないかと探してみたくなりました。
どこもかしこも一面の赤と黄緑でした。もちろん咲き頃のムラも多少はありましたが、それでもほぼ満開といったところ。私は平日の昼過ぎにお邪魔しましたが、それでも多くのお客様がおられました。これは土日祝はもっとすごい人なんだろうなぁ。ホームページでみてみると、彼岸花の開花期間中だけでおおよそ30万人もの方がいらっしゃるそうな…すごいです!
途中の広場ではお祭りも開催されていて、飲食物などもたくさん販売されていました。どれも美味しそうでした。とはいえ、我が家にはクッキーがあるので、エネルギーチャージも問題なく。眺めるだけでお邪魔致しました。春には桜や菜の花が、初夏には紫陽花やニセアカシアが、そして秋には彼岸花やコスモスが楽しむことができるそう。また機会があったらお邪魔したいスポットです❀
今年の紅葉はどこにお邪魔しようかなぁといまから夫と楽しみにしているのですけれど、これからはお出かけシーズン。いろんなところに行ってみたいなぁと思います❀