前回・前々回と箱根旅行について綴ってまいりました。どちらも1日目のポーラ美術館を中心としましたが、あらためて自分は印象派の作品が好きなんだなと思いました。
今回は2日目。箱根の大涌谷を中心に綴ってまいりたいと思います。
移動
ガラスの森美術館の近くにお宿をとりました。お宿は…まぁとてつもなく残念でしたが、お宿の前には猫さんが。
毎日出勤されているのか、随分くつろいでいらっしゃいました。
よく見ると桜耳の猫さんたちでした。猫アレルギーがあるので触れませんが、お食事処から猫さんたちがゆっくりされているのが見え、ひとりで猫カフェにいるような気分を味わうことができました。
お宿を後にして大涌谷へ向かいます。仙卿楼前駅からバスに乗り、桃源台駅まで。
途中、千石高原では青々としたススキを拝見することができました。バスの運転手の方がとても素敵な方で、トークも上手ですし、観光案内のようにこういったスポットを教えてくれて新しい発見がありました。途中で気が付いたのですが、この路線は逆方向から以前乗車したことがある路線でした。数年前、箱根の関所から芦ノ湖沿いを桃源台駅までずーっと歩いたことがあるんです。途中の九頭龍神社にいきたくて。あの時、桃源台駅についたころにはもうくたくたで、しかも雪まで降ってきて、寒くて寒くて仕方なくてバスに飛び乗ったんです。バスから当時宿泊したお宿が見えてありありと思い出しました。
ロープウェイの塔の先に少しだけ観えるのが芦ノ湖。ロープウェイからの景色もとても素敵でした。
大涌谷
そしてやってきました!大涌谷!人生で2回目の大涌谷です。随分前のブラタモリでタモリさんがいてらっしゃった場所も観光できました。
こういった景色をみていると、地球って動いているんだな…と実感しますね。すごい迫力でした。
黒たまご
とりあえず大涌谷にいったらここで写真は撮らないといけませんよね。そしてやっぱり食べないといけませんよね。
大涌谷の黒たまご。現在は4つで500円です。2人でだと偶数個の方がありがたい。食塩が付いているので、購入したらその場で食べることが可能です。
黒い殻ですけれど、中身は白いままの黒たまご。若干普段のたまごより黄色味がかっているようにも見えなくもない…たぶん。見た目は解りかねますが、お味は通常のゆで卵よりおいしいそうです。
箱根ジオミュージアム
少々時間ができましたので、寄り道を。
大涌谷に興味をもたれた方はぜひ一緒に観てほしいジオミュージアム。そもそもどうして箱根の山々の地形ができたのか、外輪山って?箱根山って?みたいなのを解説してくれています。またどうして今の大涌谷の姿になったのか、火山ガスの仕組みやどうして温泉ができるの?どうしてそんな色になるの?といったところまで、幅広く解説されています。ただ見るだけではなくて、ポンプを操作したり映像をみるコーナーもありますので、とても勉強になります。
硫黄の結晶を初めてまじまじと拝見したのですけれど、硫黄の結晶ってとてもトゲトゲしていて触ったら痛そうです。色はとても鮮やかでまるでCCレモンのような黄色。これが自然にできるんですから、地球ってやっぱりすごいなぁと思います。
温泉が白くなる構造についてはブラタモリでも拝見していたので、改めて観ることができてよかったです。「ブラタモリで紹介されました」みたいなことが書いてあるPOPもあって、ちょっとにんまり。
黒アイス
先ほどしょっぱいものを頂いたので、甘いものでも頂こうということで黒いアイスを。黒いですけど味はバニラ味です。スミパウダーが練り込まれている(?)そうです。これが溶けるのがとてつもなく早くてですね、手や口の周りがえらいことになりました。写真撮らずにさっさと食べるのがベストです。あと、お手拭きはマストですね。垂れることなく食べてらっしゃる方もお見受けしたのですが、どうやったのでしょう…気になります。
今回は大涌谷の王道観光場所について綴ってまいりましたが、次回は大涌谷でやってみたかったことについて綴っていきたいと思います。いやぁそちらがとても楽しかったんですね。
黒アイス以外は2回目の大涌谷でしたが、一緒に行く人、行く時期、行くときの自分の年齢…それらによって見方が大きくかわるのだと感じた大涌谷。とても楽しめました。