SIMPLE

シンプリストになりたいのです

捨てようか捨てまいか、ミシン。

ミニマリスト・シンプリストを目指す中で結構なものを手放してきました。ものを手放すことですっきりして、QOLが格段に向上したことは間違いないです。しかしながら、よくミニマリスト本を読んでいると「捨てて後悔することはない!」とありますが、私は後悔することも何度かありました。

ミニマリストあるあるだと思うのですが「捨てハイ」状態になってしまうことってあるんです。もうとにかく捨てたい!目の前をすっきりさせたい!という気持ちが先行してしまって、ものを手放すときにその後を考えずに行動してしまうことがままあるんですよね。今はそれも経験値だと思っていて、なにかを手放すときの自戒になりますし、よく考えるようになったようにも思います。

ものを手放すとき、特に悩むのが電化製品。電化製品であるというだけで、まだ壊れていないのに手放すということにどうしても葛藤してしまうのです。

我が家には炊飯器も掃除機もありません。けれど、エアコン・冷風扇・扇風機と冷暖房器具だけで3つあります。エアコンは賃貸にもともとついていたものが1台。冷風扇は以前住んでいた賃貸にはエアコンがついていない部屋がありましたので、そこを自室にしていた夫が暑さに耐え兼ね購入したものです。暖房機能がありますので現在はそちらをメインに使用している冷風扇が1台。そして私が連れまわしている扇風機が1台です。パソコンも私のノートと夫のデスクトップが2台あります。

ミニマリスト的に考えてみるともう少し厳選できるとは思いますが、現在はシンプリストを目指しておりますので。そこまで最小限である必要はないと考えて、快適な数に留めるようにしています。そんななかでも ずっと悩んでいたのがミシンです。

f:id:yu1-simplist:20230619225028j:image

私がもっているコンパクトミシン。機能はとてもシンプルでお値段も1万円少々とかなりお手頃。一人暮らしをしたタイミングで必要と判断して購入したのですが、使用するのは年に数回。コンパクトとはいえ、それなりに場所もとります。どうしたものか、と考えておりました。そんなある日。以前、使用しなくなったタオルを雑巾にするというお話を致しました。

yu1-simplist.hatenablog.com

年に数回のミシン登場のとき。そんな中で、なんとミシンが壊れてしまったのです。上糸が下糸を救わなくなってしまったのですね…。いやぁ困りました。中途半端に縫われたタオルが十数枚残して、ミシンがうんともすんとも言わなくなったのですから。

とりあえず購入先に問い合わせしてみたところ、まだ購入してそんなにたっていない点や使用頻度もまだ指でかぞえられる範囲であったため、送料自己負担ではありますが無料点検してくださるとのお返事がありました。お言葉に甘えてメーカーさんの方に旅立ったミシン。そして手元に残った中途半端に縫われたタオルが十数枚。さてどうしたものか。手縫いでもしてみようかと考えましたが、これが大変で。肩はがちがちにこりますし、縫いもそこまで強くなりませんし、縫い目も不揃いです。これはこれで愛着のようなものを感じますが、いかんせん美しくはないのです。

そして数日後、無事修理され帰ってきたミシン…。縫いのなんと早いこと、美しいこと…。ミシンのありがたみを痛感したのでした。そんなわけで、ミシンは手放すリストから除外されたのですが、折角であればもっと使ってあげることができればなぁと思っています。…とはいえお裁縫は得意というわけではありませんし、どうしたものか。何かいい方法はないかしら…と模索中でございます。