ふと、1日のうちに結構な頻度でラップを使用していることに気が付きました。残ったスコーンの乗ったお皿にラップをしたり、お肉などの食材を冷凍保管する際に包むためにラップをしたり…結構な頻度でラップを使っています。これ、減らせないかなぁって思ってしまいまして。
生物の冷凍の際に使用するのはまぁ仕方ないとしても、お菓子を保管しておく際のちょっとしたラップを減らせたらなぁと思っていて。そこで出会ったものを今回は紹介したいと思います。
みつろうラップなるもの
随分と以前のことですので新聞でか書籍でか何で知ったのかは忘れましたが、エシカルな暮らしについて学んでいる際に知った「みつろうラップ」。
商品パッケージにもあるように簡単につくれる「エコなラップ」です。
みつろうラップは、みつろうを布に染み込ませて作るラップです。手のぬくもりで温めることにより、どんな形にもフィットします。みつろうには、抗菌・保湿効果があり、食品の鮮度を保ちながら、安心して包むことができます。
さらに水洗いして繰り返し使えるので、節約になり地球にも優しいエコなラップです。
(商品パッケージ裏面より引用)
↑こちらが今回購入した商品のHPです。
みつろうを使っているので、当然ですが蜂蜜に対するアレルギーを持っている方や、乳幼児が側にいる方は注意が必要です。そうでない方は楽しんでいただければと思います。
実際につくってみる
購入したキット以外で必要なものはアイロン、アイロン台、クッキングシート、新聞紙。我が家は新聞をとっていませんので新聞がありません。代わりに使用済みのコピー用紙で代用しました。特に問題もなかったです。
アイロン台に下から、アイロン台→コピー用紙→クッキングシート→布→みつろう→クッキングシートの順番に重ねます。
アイロンを一番弱い設定にして、クッキングシートの上からみつろうを溶かしていきます。ゆっくりと、じっくりと。このときアイロンを動かすとみつろうが偏ってしまうので、上からゆっくりおさえる感じがいいと思います。
全体にみつろうがなじんだら完成です。
裏面がこちら。表面からみると全体に染み込んでいるように見えましたが、裏面から見ると少々偏りが。みつろうのビーズをいくつか残しておいて、後から追加で染み込ませるという方法でもいいかもですね。
みつろうラップを使ってみる
早速、夫用のクッキーを包んでみました。みつろうラップでくるんで、手で優しく包み込むように10秒程もつと、形が綺麗に残りました。すごい!数時間冷蔵庫に保管しましたが、特に問題もありませんでした❀
商品パッケージの使用用途によると、コップや皿のフタとして、野菜・果物の包みとして、パンやお菓子の包みとして…とあります。ちょっとしたお散歩の際にお菓子やサンドイッチを包んでいくのにもよさそうですね。ラッピングとしても素敵です。
お手入れ
公式HPなどでは使用後は冷水で洗うことが推奨されているようです。熱湯だとみつろうが溶けてしまうので、食洗器などの使用はNGとのこと。水で優しく洗って、それを自然乾燥させるということですね。
また使用しているうちにみつろう部分に型がついてしまったときなどは、オーブンなどで温めてあげると復活させることも可能だそうです。布の寿命が大体1年くらいだそうです。我が家のみつろうラップさんも長持ちしてくれるといいな❀
まとめ
実はこの みつろうラップ のキットを購入したのは2年程前でして。ずーっと、やろうやろうで置いたままになっていたんです。実際やってみたらとても簡単で…私は何を尻込みしていたのかしらん、と思うほど。
最近は特にですが、スコーンやパンなどを自宅で作る機会が多くなりました。ですので包むものが必要になることが多かったんです。その中で、たった数時間のために1皿に収まる分のラップを使用するのがなんだか勿体ないような気がして…エコじゃないよなぁと、悶々としていました。そんな中で、以前購入していた みつろうラップ のことを思い出して実際に挑戦してみたという感じですね。
以前、エシカルについてかいたことがあるのですけれど、そういった持続可能で地球に優しい生活を無理せず、暮らしに落とし込んでいきたいと思っています。
調べてみたところ、目の細かいものであれば手ぬぐいでもできるようです。結婚祝いに地元の友人にいただいた手ぬぐい、勿体なくて使えていなかったんですけれど、みつろうラップをつけて普段から使っていくのも良いかなと思っています。いろんな方がみつろうラップを作られているようですので、参考にして私好みの末永く使えるみつろうラップを作ってみたいと思います❀