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シンプリストになりたいのです

旅行記録(茨城編・海編)

自分が生涯を終えるまでにやりたいことリストの中に、日本の都道府県を制覇するという目標があります。もともと関西人だった私は昨年2022年の10月に関東に越してきました。関西にいつ戻るのかはわかりませんが、こちらにいる間に東日本の都道府県にたくさん行きたいなと思っています。年明け1月の暮れには華厳の滝日光東照宮と栃木を観光いたしました。今回は茨城に旅行に行ってきましたので、その記録をしたいと思います。

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那珂湊おさかな市場

まずお邪魔したのは那珂湊 おさかな市場。今現在も過去も海のない地域で暮らしている私にとって海や海の幸は憧れがあります。独特の磯の香なども耐性がないからこそ、新鮮に感じます。最寄りのスーパーでは切り身の状態で販売されていますので、さばかれていない魚をみるという経験もあまりありません。氷の上に色とりどりの魚介類が並んでいる光景は少々異世界のようにも感じます。また、イカやホッケなどが干されている姿もあまりみたことがありませんので、イカを乾燥させる機械がクルクルまわっている姿は面白かったです。

www.nakaminato-osakanaichiba.jp

時間も良い時間でしたので、お昼ご飯をこちらでいただくことに。折角漁港に来ているのですから、やはり生のお魚をいただきたい。でもイカも食べたいし、貝類も食べたいし、エビも食べたいし…ハマチとかもいいなぁ…と悩んでいましたら、ちょうどいいお店がありました。

市場寿司 海の駅

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ヤマサ水産直営の回転寿司で、市場の南端にあります。とれたてのお魚たちをいただけるお店だそうです。いろんな食材を食べたいと思っていたのでちょうどいいです。

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基本的に2貫1皿のようですので、夫とシェアしつついただきます。左奥のお皿は左からかんぱち・ひらめ・まだい、右奥がつぶ貝、手前左がイカ、右が石垣貝です。(つぶ貝と石垣貝は逆かも…。)つぶ貝のコリコリとした食感と磯の香りが堪らなくよかったです。お魚も肉厚で普段食べているお魚とは全然違って驚きました。

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左からハマチ、ホウボウ、ウニの軍艦です。ハマチ好きとしては食感がたまりませんでした。そして初めていただいたホウボウ。さっぱりとしたお味でこちらも好きなお味。そして普段はあまり好きではないウニ。最寄りにある回転寿司ではウニの後味があまり好きではなくて…しかし、こういうところで食べると違うのかしら?ということで。お味は後味が全然違ってこちらもびっくりです。こんなにも美味しい食材だったとは…!これはまた、こういうところに来たらいただきたいと思います。そのほか、貝ヒモのチャンジャなどをいただきました。写真を撮り忘れてしまったのですが、赤エビがとても大きく、頭としっぽ付きの状態で出てきます。エビミソもいただくことができたので、エビ好きとしてはたまりません。どれも美味しかったです。夫は赤身のお魚も食べていたようでトロや中トロに舌鼓をうっていましたよ。お寿司をいただいてお腹もいっぱいです。腹ごなしに歩いて次の目的地に向かいます。

アクアワールド(茨城大洗水族館)

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アクアワールドへやってまいりましたー!お魚をいただいた後にお魚を拝見するというのはなんだか背徳感がありますが…。それはそれ、これはこれです。お目当てがいるのですもの…。

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まず出迎えてくれるのがマイワシの水槽。マイワシが口をあけて泳ぐ姿はなかなか迫力のある顔ですね。夫はお寿司でイワシを食べていたので、複雑そうでした。ですがいつまでも観ていられる美しさがありますよね。ちなみに、イワシの横の水槽ではホウボウが…先ほどいただいた魚の姿を見るのも不思議な感じです。またホウボウは想像していた姿とは違ったので勉強になりました。

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出会いの海ゾーンも美しかったです。ウミガメが泳いでいたりとこちらもいつまででも見ることができますね。

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そして1つめのお目当てマンボウ。大阪の海遊館でも拝見したことがありますが、大きい。そして平たい…不思議。
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タイミングよく、マンボウのエサやりを見ることができました。水面から手がニョキっと入ってきて、ゼリー状のエサをあげるようです。この水槽には4匹のマンボウがいましたが、それぞれ担当があるようで傷や外見で見分けるんだそうな。飼育員さんはすごいなぁ…。
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そして一番見たかったのがこちらの鮫!!!(本来のルートであればサメ→マンボウですが諸事情あって前後しました。)いやぁ…見たかったんです、鮫。大阪の海遊館ジンベエザメは何度も拝見したことがありますし、それに準じる小型の鮫は今までも拝見したことがあるのですが…、そういえば映画に出てくるような所謂人喰い鮫的な、ジョーズ的な鮫ってみたことがないよな…と気が付きまして。見てみたかったんです。たくさんいて驚きましたし、思っていた以上に大きいのですね。歯が見えるのですが、あれはなかなか怖いですね。

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ボス的な威圧感を放つ鮫。鮫とひとくちにいっても複数の鮫が1つの水槽で飼育されているようで、よくみると違うようです。サメ肌は一面グレーでシルキーな個体もいれば、シミのような柄のあるざらざらしてそうなものまで様々なようです。ふと思ったのですが、鮫の背びれって意外と小さいのですね。映画ではもっとシャープで大きいイメージでした。なんにせよ迫力は充分でした。
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ハンマーヘッドシャークもいました。なかなかにすばしっこくて、写真に収めるのが難しかったです。先ほどの鮫に比べると小さく、その分泳ぎも早いのかもしれません。
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その他、イソギンチャクに隠れるカクレクマノミ。可愛いですね。隣には甘エビもいました。f:id:yu1-simplist:20230425200701j:image

水族館の人気者のペンギンやアシカ、カワウソもいました。閉園少し前になるとペンギンたちがバックヤードに戻るのですが、さっさと戻りたい勢と、断固として戻りたくない勢がいるようで面白かったです。戻りたい勢のペンギンたちは扉が開くなり、いそいそと戻っていっていましたが…。戻りたくない勢のペンギンたちは飼育員さんをからかうように水の中へ…。いや、君ら本当は泳ぎたいわけじゃなかろうに…となんともほほえましい姿を楽しむことができました。かわいかったです。

今回紹介はしませんでしたが他にも、クラゲやチンアナゴ、アザラシ、チンアナゴタツノオトシゴエトピリカ…たくさんの生き物たちの姿をみることができました。海なし県で暮らしてきた私にはどれもこういった場所でなければみることができませんので、とても勉強になります。

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水族館からは海が一望できます。水平線ってよくみるとゆったりとカーブしていますよね。地球は本当に丸いというのが見られて不思議な感覚でした。

1日目まとめ

こんなわけで茨城旅行1日目はお昼に海の生き物を食べ、そのあと水族館で海の生き物を学ぶ!という海尽くしの1日目となりました。自分自身が住み慣れた住環境ではないからこそ、学ぶことも、憧れも多くあり楽しい1日を過ごすことができました。鮫かっこよかったな…。次回は2日目について綴ろうと思います。