今年3回目の鉄道博物館。前回は「歴史ステーション」で、鉄道の歴史について学びました。今回は「未来ステーション」について綴っていきたいと思います。
アバターをつくろう
鉄道博物館の南館3階にあった「歴史ステーション」から、1階エスカレーターを下ってやってきたのが「未来ステーション」。ここは未来の鉄道について考えることができる展示がなされています。
まず入口すぐに、専用のカードがあります。それを1枚いただいて、丸いボックスへ移動します。そこでカードをかざして写真を撮ると…なんと自分のアバターを作ることができるんです!
これが私のアバター。髪型・メイク・ボディ・服装なんかを選ぶことができます。個人的には結構似ていると思います!
このカードは1階の「仕事ステーション」でも使用することができますよ❀
未来ステーション
未来ステーションでは、映像をみながら学ぶことができるのですが、その際に自分のアバターを映像に組み込むことができるようです。なんと未来的!
1つ目が未来の社会。自分が興味のあるジャンルを選んで映像で学ぶことができます。
ロボットであったり、物流であったり、内容は様々。私は物流と自動運転に興味がありますね。
車の運転免許証は持っているのですが、運転はあまり上手とは言えません。以前は車を所有していましたが、それも数年前に手放しました。今や運転免許証はただの身分確認書になっています。自動運転技術が発達したら、私のような運転はちょっと苦手…な人のアシスト機能なんかも充実するかもしれません。そうすれば、車でのおでかけという候補もでてくるかも…?なんて。興味深いですね。
2つ目は未来の鉄道。モニターで学べるエリアと、パネル展示がありました。
科学技術の進歩により私たちの生活はどのように変化するのでしょうか。そして新しい技術によって鉄道や駅ではどういったサービスが変化し、工事はどうなるのか…などに触れられていました。
いくつかモニターがあり、それぞれで内容が違うようです。モニターの横には、未来ではこんな風になっているのでは…?というジオラマも。未来の駅では、お手伝いロボットが大きな荷物を運んでくれて、案内をしてくれて…。今でも空港などで、ロボットがうろうろしているところがありますが、それが駅構内でも見られるようになるかもしれませんね。更に、混雑状況や遅延情報をいち早くユーザーに伝え、どういったルートが最適であるかを伝えるといった今ある技術をいかに発展させるか。工事も人ではなく、ロボットが導入されるかも…なんて。
今でも充分に完成しているように見えますが、未来はまだまだ変わりそうですね。
最後の3つ目は みんなで考えよう!未来の鉄道 ということで。今まで学んできてことから、どんなことを鉄道に求めるか考えてみようというコーナーです。実際に絵を描いてアイデアを投稿することができます。さらにそのアイデアが実際にモニターにうつされて、多数決で決めることもできるみたい。子ども達の瑞々しいアイデアがとても可愛らしかったです❀
仕事ステーション
南館の1階にある「仕事ステーション」へ。
ここでは、鉄道にまつわるお仕事について学ぶことができます。パネル展示をみたり、実際に使用されている機材に触れてみたり、タッチパネルで問題にチャレンジしてみたりと内容は様々です❀
鉄道の仕事っていったいどんなお仕事があるのでしょうかね?
壁沿いに展示があり、どんな仕事なのか、どういったものを使うのか…といった解説があります。
展示のテーマごとに、チャレンジ!コーナーがあり、タッチパネルを操作してお仕事をこなしていきます。ランダムでお仕事が表示されるのか、「未来ステーション」での閲覧内容が影響するのかは不明ですが、夫も私も違う問題にチャレンジいたしました。無事コンプリートできました❀
デザインラボではオリジナルの車両をデザインすることができます。車体や色、窓の形、ロゴ、照明…といくつかの候補から選んでいってオリジナルの車両を作るのですが、結構面白かったです!
私がデザインしたのはこちら。真っ赤な車両の新幹線。かっこよくできたのではないでしょうか❀
夫はこちら。夫も赤色をチョイスしていますが、カラーは他にもありましたよ!お気に入りや興味のあるものが反映されるので、面白いコーナーですよね❀
ちなみにこのエリアにはこんなものが…非常ボタン!普段は押すことができない非常ボタンを押すことができるんです。ちびっこたち、大喜びです。普段は用がないなら押しちゃだめですけれど、ここなら押し放題ですからね。私も1回押させてもらいました。ちょっとドキドキ。これが人生のなかで押すのが最後になりますように。
よもやま話
こういう施設はやはり ちびっこファースト。解説や体験もやはりちびっこをターゲットにしたものがメインです。私たち大人はお邪魔させてもらっているくらいの感覚で、ちびっこたちに混じっていろいろと楽しませてもらっています。
夫は自分からはチャレンジせずに、私がやってみたら?と言ったらチャレンジするタイプ。その割に楽しそうなので、言われ待ちなのかもしれません。非常ボタンを押すのも、クイズにチャレンジするのもちびっこ同様に楽しそうでした。(もちろん ちびっこファーストは守り、邪魔しないようにしていますよ)
むしろ夫はちびっこたちが鉄道に興味を持つことの方が嬉しいようです。私は愛を込めて、ちびっこたちを「未来のお仲間たち」なんて呼んでいます。彼らが大人になることには、新幹線の路線図も今とはまた違っているでしょう。走っている車両も同様です。
私がICカードの変遷を懐かしいと思ったように、彼らも20年後、30年後には「昔はICカードっていうカードを持って電車に乗っていたんだよ」なんて、懐かしむようになるのでしょうね。今、この瞬間も技術は発展していて、ICカードではなくスマホやアップルウォッチでタッチするのも珍しくありません。更に顔認証システムなんかもあって、タッチすらいらない時代になってきましたね。
これからどうなっていくのか、放っていかれない程度に楽しんでいきたいと思います❀次回も引き続き、鉄道博物館について綴っていきたいと思います。では、また❀