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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(鉄道博物館②)

今年3回目の鉄道博物館。前回は「トレインレストラン 日本食堂」さんでのお食事について綴りました❀今回はその続きについて綴っていきたいと思います。

1・2回目では巡り切れなかった場所を中心に回っていきましたよ❀

歴史ステーション のつづき

こちらは日本の鉄道技術の進化を辿る展示です。

実は2回目にお邪魔したときにも見ている展示なのですが、前半をゆっっっくり見すぎて、後半が速足で見ることに。

yu1-simplist.hatenablog.com

そんなわけで、今回は後半をあらためてゆっくり辿っていくことにいたしました。

前回に比べて、歴史ステーションは人が少なく、ゆっくり回ることができそうです。

このフロアでは5つの時代に分けて展示がされているのですが、その大まかな内容をモニターでも見ることができます。タッチパネルで見たい時代を選ぶと、それぞれにイラストが現れます。その中に気になる部分に触れると写真などで解説がされるので、楽しみながら学ぶことができます。

こんな感じで5つの時代に分かれています。今回は3つ目「鉄道輸送の黄金期(1930~1950年)」から、4つ目「世界一への飛躍期(1950~1970年)」、5つ目「未来への蓄積期」(1970~1990年)を辿っていきます。ここではその中でも印象的だったものを、綴りたいと思います。

まずは戦時中のつり革(模造)。

戦時中、鉄道の役割は旅客輸送や貨物輸送だけではありませんした。軍事輸送においても鉄道や重要な役割を担っていました。そのため、輸送力を増強は急務」です。しかし物資が不足し、燃料すら足りなくなっていく時代でもありました。使えるものでなんとかやりくりしなければならない、という状況下。つり革の材料として、持ち手部分には竹材が使用されています。それくらい物資が足りない時代だったことがわかります。

時代は流れて1970年の大阪万博。本来の太陽の塔のパネル写真がありました。関西人でしたので、なんだか嬉しい。数年前に太陽の塔の中に入ったことがあるのですが、上部から外部に繋がる部分には もう入ることができません。こうした展示で思いを馳せることができるのが嬉しいです。

4つ目の「世界一への飛躍期」の展示では、戦後の復興から行動経済成長を鉄道を通して学ぶことができます。そのなかでやっぱり東京タワーははずせないですよね。

yu1-simplist.hatenablog.com

先日、東京タワーにお邪魔したときにも思いましたが、あまりこの時代に詳しくないため、改めて勉強したいなぁと思っています。とりあえず、近日中に『ALWAYS 三丁目の夕日』をみたい…!

展示にもどって…

シティーハンターでしか見たことがないですが、伝言板。昔は駅などにあったそうな。携帯電話やポケベルが主流になる前は、伝言板で連絡を取り合っていたのですねぇ。なんだか不思議です。

昨今、話題にあがることの多くなったリニア。昔はこういったデザインだったよう。なんだか宇宙船のようです。藤子不二雄先生のデザインでありそう…なんて。あんまり読んだことないんですけれどね。

枕木の変遷の展示。線路部分に砂利が敷いてあるのをみたことがあると思いますが、この砂利をバラストというそうです。これ、ただ置いてあるだけではなくって、つき固められているんですね。

5つ目の「未来への蓄積期」。↑をよくみると、カレンダーが1982年11月のものになっています。

そして前回9月にきたときがこちら↓

カレンダーは1982年9月のものが展示されていますね。一見すると全く同じ展示に見えますが、9月には緑のケースの上に本はありませんでしたが、11月には2冊置いてあったり…と微妙に違うことがわかります。こういう何度来ても楽しめる。違いを発見できる楽しみがちょいちょいあって、嬉しいポイントですよね❀

よもやま話

5つの時代のあとは、更に現代の技術をまとめた時代もあります。今では当たり前のように全国で使用されているICカードがどのような変遷をたどったのか、自動改札機は…といった内容は、私も経験していたこともちらほらあってとても興味深かったです。

私が幼少期に過ごしていた駅には、自動改札機はありませんでした。今はあるようですけれど。時間になると駅員さんが出てきて、銀色の定位置に入って切符を回収してくれる…みたいな感じでした。その沿線では自動改札機のある駅もあって、そういった駅に行くと、まるで都会にきた!みたいな感じがして、子どもながらに嬉しかったものです。大人になってみると、どちらも田舎なんですけれどね。

幼い頃は券売機で料金の書かれたボタンを押していたように思います。気が付けばタッチパネルになり、高校生になってくると定期券になったり。普段、お出かけするときは、「スルッとKANSAI」というテレフォンカードみたいなペラペラなカードをよく購入していました。3000円分のカードを買って、よくお出かけしていたなぁ。

ICカードもいつの間にか導入されていて、いつの間にか全国区になっていて。今でこそ、カードの種類問わず全国で使用することができていますが、昔はその地域…というか鉄道会社とかでしか使用できなかったんですよね。関西に在住していた頃に東京観光に来たときは、関西でしか使用できないカードでしたから不便だったなぁ…。今は本当に鉄道も便利になりましたよね。

ちなみにこのICカード乗車券の技術は、もともと貨物ヤードで使われていた技術が活かされているそうな。何処をみても勉強になりました❀

ここまでは過去について辿ってみましたが、次回は未来について綴っていきたいと思います❀では、また!