SIMPLE

シンプリストになりたいのです

『汽水域』を彷徨う

以前も1度触れた 文学フリマ東京 について。進展がありましたので、ご報告いたしますね❀

文学フリマ東京39

2024/12/1に東京ビックサイトで 文学フリマ東京39 というイベントが開催されます。小説、エッセイ、短歌、イラストなどなど文学にまつわる作品が、プロ・アマ、個人・団体問わず出品される開かれた「場」。それが文学フリマです。

bunfree.net

(文学フリマの詳細は↑こちらから)

私もX(旧Twitter)で仲良くしてくださっている方から同人誌の製作にお誘いをいただき、エッセイを2本綴りまして。文章を綴っているなかで浮かんだイメージをイラストにして、その絵とともに掲載していただける予定です。

yu1-simplist.hatenablog.com

誌名が決定しました

前回、文学フリマについて綴ったのが8月末。まだまだ暑くて、エアコンがないと生活できないような日々でしたね。それから丸一ヶ月と少し経過して、今では随分と涼しくなって、扇風機すらいらない日もあります。季節が巡っていることを実感いたしますね。

前回はまだタイトルが決定していなかったのですが、現在は既に決定しておりまして。ここでもご報告したいと思います。

同人誌のタイトルは『汽水域』となりました。

汽水域とは、河川水(淡水)が海水と混ざり合う部分のことを言います。様々なジャンルの文学が同人誌として1冊に混ざり合うというイメージにもピッタリな誌名になって、私も嬉しく思います。

挿絵を描く

そしてそして、もう一つ。実は『汽水域』に使う挿絵を描くことになりました❀ご依頼いただけて嬉し恥ずかし緊張しでございました。折角なのでこちらでもいくつか紹介したいと思います。

 

まずはカニ。人生で初めて、真面目に描いたカニだと思います。生態を描く場合、まずその生態について調べるところから始めるのですが、カニもなかなか興味深いですね。あと、ハサミの部分ってこうなっていたのか…と勉強になりました。

続いて魚(モデルはスズキです)。魚のウロコとヒレに悪戦苦闘しまして。実際の誌面に使用される段階で、小さくなるとお聞きしていたので、ざっくりにしてもよかったのですが。折角描くのであればと、ヒレは1本1本描いております。

このほかにもヤドカリやボトルメールなどを描かせていただいて、どれも初めて描くイラストばかりでした。難しくはありましたが、その分 達成感もあり、楽しくもありました❀感謝感謝です!

よもやま話

誌名が決定し、表紙や目次、そしてメンバーの皆さんの作品が次々と完成されていくのを眺めながら、ふと学生時代の文化祭を思い出しました。皆で何をするのか決めて、それに向かって少しずつ前進して、締め切りまでのカウントダウンをして…。甘酸っぱい青春のような体験を、34歳にして味わえていることが不思議でなりません。

また私以外にもイラストを描かれている方が当然おられます。皆さんの作品を観ていると、とても刺激になるんです。ここはこんな風に表現するのか とか、この色の塗り方好きだな とか。そういったことから、私ももっと描きたい絵が描けるようになりたいと強く思えたのも得るものとして大きかったように思います。

12/1に向けて、引き続き何かありましたらこちらで綴りたいと思っております❀文学フリマ東京にいくよ~!という方は、是非足を止めていただければと思います❀