かねてから興味のあったドル活。お人形を自分好みにカスタムして、自分だけのお人形を生み出す。今は100円均一のセリアでもパーツが手に入る世の中になりました。
今回はお顔のなかでも目をつくっていきたいと思います。ドールアイ(眼球)を制作してまいりますので、苦手な方はお気を付けくださいませ。
アイホールをつくる
目を作る前に…まずは、のっぺらぼうの状態のヘッドパーツに目をはめ込む穴をつくっていきたいと思います。
マスキングテープを貼って、できるだけ左右対称になるように、目の位置を下書きします。
目の中心部分に穴をあけて、少しずつ好みの形に削っていきましょう。個人的にはちょっとタレ目な印象のお人形にしたいので、タレ目を意識しつつ。また、調子に乗って削りすぎてしまうととんでもない大きさになってしまいますので、少しずつ左右対称になるように削るのがなかなか難しいです。私は予備用にもう1つ購入して、練習してから本番の子を制作しました。
ドールアイ
アイホールの形が完成したら、その大きさに合わせて目をつくっていきたいと思います。
目の横幅は1.3㎝くらいですので、それより少し大きめの白目をつくる必要があります。瞳の部分はその半分くらいの大きさで作りたいと思います。
好きなキャラクターの瞳が金や黄色が多いので、黄色をベースにした瞳にしたいと思います。お絵描きツールで書いて、プリントアウト。
いい感じの大きさにできました❀ものすごく書き込んでも、プリンターの関係で、随分とつぶれてしまいましたねぇ。色味も少し暗くなっています。
キラキラとした目にしたいので、手持ちのネイル用のラメとレジンを乗せて硬化!↑の左が硬化したもの、右が何もしていない状態です。
眼球の土台となる部分を制作。↑ではレジンの土台にしましたが、試行錯誤の末、パールビーズを同じ形に削ったものを使用しました。
平たい部分に、瞳を乗せて、さらにレジンを乗せて硬化!
ざっくりとこんな感じのドールアイができました❀
お化粧とまつげ
ドールに性別はありませんが、個人的には女の子のようなビジュアルを目指して制作しております。まつ毛はふさふさな子が良いなぁ…ということで、ドールアイをセットする前に、まつ毛をはやしていきましょう。
色鉛筆で軽くお化粧を。パステルなどがあれば、その方がやりやすいかもです。
まつ毛は市販のつけまつげを使用される方も多いようですが、私は普段から使用しないため自宅にはありません。昔、購入したドール用の髪とマスキングテープでまつ毛を制作していきたいと思います!
細目の棒(↑は色鉛筆)に、数本の毛をくるくると撒いていきます。毛が縮まない程度の温風を当て、カールをつけます。縦にマスキングを貼って、それに沿って毛を切っていくと…
こんな感じでカールした毛束ができました!
ボンドを使ってまつ毛を接着していきます。
いい感じの長さにカットしていきます。↑向かって左側がカット済み、右側が未カットです。
目をはめ込む
目をセットする土台ができましたので、目をはめていきたいと思います。
下ごしらえの際に、ヘッドパーツの後頭部に円状の切れ込みを入れましたが、そこから細工していきたいと思います。
好みの視線になるように調節して、粘土で動かないように固定したら完成です!目をつけるだけで一気に顔らしくなりましたね❀
いい感じに目がキラキラしていて、個人的には大満足です!
よもやま話
だるまって目が書かれていない状態で市販されているものがありますよね。もちろんオブジェとしての達磨であれば、既に書かれている物もありますけれど。願をかける時に片目をいれて、願いが叶ったらもう片方の目をいれて…って。私には、目を書き込むというのが命を吹き込むような作業に見え、幼いころから不思議な気分だったものです。
それと同じような感覚と言えばいいでしょうか。ドールの目をカスタムした途端、なんだか人形として命のようなものが芽生えたような気がしています。現在作業の途中ですけれど、机の端から視線を感じます。次の作業はまだかと問われているような気分です。
近々、セリアに行く予定があるので髪色を見てこようと思っています。黒髪にするか…個人的には、銀髪のキャラクターが好きなので銀髪も捨てがたい。ウィッグを取り外し可能なようにして、両方作るか?なんて捕らぬ狸の皮算用に思いを馳せています。
そんなわけで、次はウィッグ部分のカスタムをしたいと思います。近日中に更新できるようにまた作業をしたいと思います!