SIMPLE

シンプリストになりたいのです

映画・ジュラシックパーク の感想

夫と交際するようになってから、毎年続けている恒例行事があります。それが、クレヨンしんちゃんの映画を劇場で観ること。今年も劇場公開の日が近づいてきましたね。


www.youtube.com

今年は「オラたちの恐竜日記」とのこと。予告を見ても、今の世に甦った恐竜たちが渋谷なんかの東京の街並みを闊歩しているシーンがありました。

恐竜といえば「ジュラシックパーク」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そういえば観たことがないなぁと思いまして、いい機会ですので見てみましたよ❀

感想をネタバレ交えて綴っていきたいと思います。

あらすじ

生物学者のグラントと、恋人で古代植物学者のサトラーが恐竜の発掘調査をしているところに、大富豪のハマンドが訪ねてきました。ハマンドは、自身が建設した施設に来て、安全性を証明してほしいと言います。3年間 調査資金を援助するという約束につられてハマンドとサトラーはコスタリカ沖にある孤島にやってきたのでした。そこは最新のテクノロジーによってつくられた、クローン恐竜たちが生息しているテーマパークだったのです。

グラントとサトラー、そして同様に招待された数学者マルコム、そして保険調査員は施設について説明を受けます。太古の昔、琥珀のなかに封じ込められた蚊。その体内に残されていた恐竜の血液を採取し、DNAの欠損は蛙のDNAで補い、恐竜のクローンを完成させたというのです。また、繁殖を制御するために遺伝子を操作し、メスだけが生まれるような仕組みになっているのでした。

一向はテーマパークを視察するため、運転手がいなくても自動で運転が可能なようにコンピュータ制御された車に乗り込みます。その際、ハマンドは施設に残り、代わりに彼の幼い孫が2人ついてくることになりました。子どもに苦手意識のあるグラントは、なんとかして2人とは別の車に乗り込み、ツアーが始まるのでした。

ツアーの最中、病気によって倒れているトリケラトプスを発見します。専門の獣医とともに、サトラーは残ると言い、再びツアーは再会されました。

様々なトラブルや陰謀が重なり、しかも嵐も近づいています。そんななか、車2台が停車して動かなくなってしまいます。それは、ティラノサウルスの檻の前だったのでした…。

感想

劇場公開されたのは、映画ドットコムによると1993/7/17だそう。これをきっかけに、恐竜ブームなるものがあったのだと聞いたことがあります。

eiga.com

まずCG技術が当時これだけ進んでいたことにびっくりしました。こんなに滑らかなCGができていたのだなぁと惚れ惚れ。CG以外の恐竜がなかなかにリアルで、いきいきとして見えるから不思議です。

またグラントが子ども達を救うために孤軍奮闘する姿もよかったです。ただのパニック恐怖だけではなく、人間の成長や、葛藤をえがいているところも個人的には好きなところでした。

ストーリーの深みや当時では最新だと思われた最新テクノロジーに関して、突っ込みを入れるのは野暮かと思いますので割愛します。

檻の中にいれば、どんな動物でもさほど怖くないかもしれません。けれど、ひとたびその檻を抜け出してしまったらこんなにも恐ろしいのだということがよくわかりました。

一度滅んでしまった動物をクローンで再生する。これは人間にとって、夢見ること。同時にエゴでもあるのでしょう。まるで自分たちが神であるかのように、生命を創造する…その思いあがった行動の先には、こういったことが待っているという警鐘のようにも感じました。

公開されて30年以上たつ作品ではありますが、とても楽しめる作品だと思います。

よもやま話

私は関西で生まれ育ちましたので、テーマパークと言われて一番に浮かぶのはUSJUSJができたのは私が小学生の頃でした。今現在のUSJは漫画原作のアニメとのコラボや任天堂エリアが印象的ですが、当時は洋画が中心だったんですよ。

幼いころは映画といえばアニメーション映画くらいしか見ていなかった私。しかし、USJに行くのであればこれは見ておかなくては…という作品を親がいくつか見繕ってきて、「E.T.」や「バックトゥザフューチャー」を見たことを覚えています。そのなかに、「ジョーズ」や「ジュラシックパーク」はなかったのですが、きっと血や死人が出るような作品だからと省いてくれたのかもしれません。

そんなこんなで、親に連れられUSJに。多くの観客の列に並びアトラクションに乗ったことを覚えています。ジュラシックパークジョーズも内容を知りませんが、なんとなくの雰囲気で把握し、それなりに楽しんでいたように記憶しています。

USJもハリポタエリアにはお邪魔したことがありますが、まだ任天堂エリアには行けていないんですよね。また機会があれば行きたいなぁ。