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シンプリストになりたいのです

映画・リッチーリッチ

マコーレ・カルキン主演映画の「リッチー・リッチ」を観ました❀ネタバレ交えて感想を綴っていきたいと思います。

あらすじ

リッチ家は総資産700億ドルを誇る世界一の大富豪一家。そんなリッチ夫妻の間に一人の男の子が生まれました。名前はリッチー。生まれた瞬間から世界で一番、裕福(rich)な赤ちゃんでした。リッチ夫妻はリッチーを何にも替え難い大切な大切な宝物として大切に育てました。

御曹司リッチーは何不自由なく暮らしていましたが、彼は並外れたお金持ちであるが故に、同世代の友人を持つことが出来ませんでした。彼の学友もまたお金持ちの御曹司たちですから、彼らはみな、リッチー同様に大変忙しい日々を送らなければならなかったのです。リッチーはまだ子どもでしたが、多忙な父親の仕事を手伝うこともしばしばありました。

ユナイテッド工具という会社は以前、倒産し多くの人が失業することになりました。それを慈善家であるリッチーの父親が会社ごと買い取り、ユナイテッド工具を復活させたのです。リッチーは復活を祝う式典に父親の代理で訪れました。

リッチーは式典の最中、近くの空き地で野球をしている子どもたちを目にします。野球が好きなリッチーは仲間に加わりたいと思いますが、当然かなうわけがありません。後日、改めて仲間に入ろうとしても子どもたちは大金持ちのリッチーを拒絶してしまいます。

リッチ一家は英国の女王陛下とのお茶会に参加することになり、空港を目指します。そんななか、元気をなくした様子のリッチーをみて母親は心配そうに執事に尋ねます。そこで執事のハーバートは退屈なお茶会にさせるのではなく、リッチーにしばらく気晴らしをさせてはどうかと提案します。そしてリッチーと執事をのこし、両親は2人で自家用飛行機で飛び立つのでした。

自宅で気落ちしているリッチーに、執事のハーバートはあるお楽しみを用意しました。ハーバートは以前、リッチーが仲良くなることのできなかった子どもたちをリッチ家に招いたのでした。少しずつ彼らは打ち解け、仲良くなっていきます。

一方、両親は自分たちが運転している自家用飛行機に爆弾が仕掛けられていることに気が付きます。寸でのところで爆弾を投げ捨てましたが、爆発に巻き込まれ飛行機は墜落し、そのまま両親は行方不明となってしまうのでした。

そのころ、子どもたちが帰路につこうとしたときのこと。そのうちの1人が「100ドルは?」と聞いてきます。なんのことかわからないリッチーに対して続けて少年は「このおじさん(ハーバート)が遊びに来たらくれるって言った」というのです。彼らは、100ドルにつられてやってきていたということが判明するのでした。

そしてリッチーは両親が乗っていた飛行機が墜落し、行方不明になったことを知ります。パパセンサー(今でいうGPS)で両親を探しますが、見つかりません。しかも、父親の会社は重役・ヴァンドーに乗っ取られそうになってしまいます。

リッチーはきっと両親は無事であると信じ、両親が帰るまで自身が社長代理として会社を運営すると決め、ハーバートと共にヴァンドーに立ち向かうのでした。

感想

見ためや素振りからあからさまに悪そうな敵がいて、主人公がその悪に立ち向かう。一見すると弱気ものが、悪しき権力を持ったものを知恵や努力で倒す。痛快と言われれば痛快な、偏見かもしれませんがアメリカらしい映画だなと思いながらみていました。勧善懲悪とかって見ていて小気味がいいですものね。

あらすじを見れば、展開がだいたい予測できてしまいますからある意味安心してみることができます。面白さでいうと、まぁ普通。関西人の私だけかもしれませんが、吉本新喜劇を見ている感覚に近いものがありました。個人的には執事のハーバートがじみ~に面白くて推せます。

わかりやすいシーン展開に人物設定ですから、ぼーっとお菓子を食べながらみるのにちょうどよかったです。うんうん、そうそう、これでいいよね、みたいな。リッチ家の金庫の中身や、世界一裕福な子 リッチーが最終的に世界一幸せな子になるというのは、素敵だなと思いました。

きっかけ

先日、ものすごく久しぶりに映画「ホームアローン」の1と2を観ました。

イタズラや言葉の節々から感じるアメリカ映画独特(?)のブラックな感じや空気感。どこかレトロでポップで懐かしい感じ。極端で過剰で、はちゃめちゃに面白いというわけではないのですけれど なんか見られちゃう。びっくりするくらいわかりやすくて、起!承!転!結!とシーン展開していくので、個人的にはそこまで苦痛なく見られました。

映画を見終えると「この映画を観た人はこんな映画を観ています」みたいなお勧めがありますよね。それで「リッチーリッチ」が出てきました。ホームアローンもリッチーリッチも主演がマコーレ・カルキンですので、関連作品としてあがってきたのだと思います。

たまたまなんですけれどNETFLIXのマイリストの中に「リッチーリッチ」という作品を入れていたんです。あらすじの紹介動画だったか記事だったかを見て、面白そうだからいつか見ようと思って入れました。ただ入れてすぐはやる気に満ち溢れていても日が経てば薄れてしまい、マイリストに入れたことも忘れてしましました。

「あれ、この『リッチーリッチ』ってどっかでみたな」と思ってマイリストを確認したら入っているではありませんか。これはご縁なのでは…?今が見るベストタイミングなのでは…?と思いましたね。そんなわけで見たわけです。こういうご縁やタイミングは大切にしたいものですね❀

次は何を観ましょうかねぇ