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シンプリストになりたいのです

季節の飾りをつくりたい(ひなかざり・三人官女と五人囃子)

本日は3/3、桃の節句でお雛様ですね。私は上生菓子の貝合わせを頂いて季節を感じております。

はてさて前回はお内裏様、前々回はお雛様の作り方を紹介いたしました。今回は三人官女と五人囃子を紹介します。

三人官女

三人官女の作り方はお雛様と同様です。持っているものを扇からそれぞれのものにしています。

パーツがこちらです。

  • お顔×3
  • 髪×3セット(6枚)
  • 着物赤×3セット(6枚)
  • 着物黄×3セット(6枚)
  • 長柄
  • 三方
  • 提子

型紙はこんな感じです。

今回は手を作らず、お雛様同様着物の合わせ当たりに貼り付けるだけにしました。(ちなみに今現在は”はだいろ”とは表記しません。9年ほど前に書いたものですのでご了承ください)

向かって右が長柄、真ん中が三方、左側が提子です。提子は中を切り抜くのが面倒であれば、持ち手部分と他で分けて作り、あとでのり付けしたらOKです。また、三人官女だと両サイドの2人が起立し、中央が着席し…という形もありますよね。その場合は袴の部分(逆かまぼこ型)の形を変えてアレンジしてみてください❀

五人囃子

五人囃子の作り方はお内裏様と同様です。持っているものを笏からそれぞれのものにしています。

パーツがこちらです。

  • お顔×
  • 髪×5セット(10枚)
  • 着物黒×5セット(半円が10枚)
  • 着物白×5(襟部分)
  • 手×5セット(10枚)
  • 鳥帽子×5
  • 小鼓
  • 大太鼓
  • 太鼓
  • 顎紐×5(後ほど追加しました)

型紙はこんな感じです。

髪部分は画用紙の残量の関係で、皆さま半円形になりました❀鳥帽子もちょっとだけ簡略した形に。また完成形に少し物足りない感じがありましたので、顎紐も追加。細かく切るのが面倒な方はボールペンなどで書いてもOKだと思います。

右から謡、笛、中央が小鼓、大太鼓、左が太鼓です。それぞれの楽器を作って持っている感じに貼り付けたら完成です。

パーツがこまごましていて作るのが面倒ですけれど、五人囃子いるとやはりかわいい…!

飾る

飾り方はいろいろ可能です。額やコルクボードなどの板に画用紙を貼り付けて、そこに人形を貼り付けることもできますし、裏に画鋲などを貼り付けて壁に飾ることもできますし、糸を通してモビールにしてもいいですね❀

今回は短期間飾るだけでしたので、裏面にマスキングテープをはりつけてペタリ。

おまけにぼんぼりや丸餅をつくったりすると、なおかわいいですね❀

よもやま話

実家の雛飾りは今はどうなっているのでしょうか。妹夫婦のところに娘(姪)が二人いますから、彼女たちに受け継がれたのでしょうか。我が家には子がいませんし、これからももうける予定はありませんから、その方がありがたいのですけれど。

8段くらいの立派な雛飾りでした。右大臣と左大臣もいて、嫁入り道具なのか姿見や箪笥なんかもあって、桃の木もあって…。ミニチュア好きな私にとっては、お人形よりも嫁入り道具の方に魅了されていたように記憶しています。

ただ実家には犬がいますので、いたずらをしてしまう可能性があるから出すことが出来ないのですよね。シーズーはお利口さんなのでいたずらはしないのですけれど、柴犬は隙あらばいたずらしますから。そんな彼(柴)も10歳を超えていますから、少なくても10年は出していないのかしらん?わざわざ聞くことでもないのですけれど、ふと思い出してしまいました。

こういった行事に思いを馳せる、やはり実家でそういう経験を積むことができたことは幸運だったのだな…と思います。夫は男兄弟でお雛様とは縁がなかったとのこと。少しずつ、思い出を作っていけたらと思っております。