SIMPLE

シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(横浜・大さん橋)

海なし県と揶揄される県で暮らし、今現在も在住している身としては、海というものは特別なものです。映画「魔女の宅急便」で黒猫のジジが「ただの水たまりじゃないか」というシーンがあります。確かにそう、ただに水たまり。でも惹かれてしまうのです。

横”浜”というくらいですから、やはり海に寄り添った町です。横浜そごうや中華街では感じることのなかった海の気配を追って、大さん橋までお邪魔してきました。

横浜中華街からしばらく歩いて、大さん橋へ。観覧車にかまぼこを半分にきったようなビル…ドラマやCMのロケ地としてよく拝見した覚えがあります。田中圭さんと林遣都さんが出演されていた「おっさんずラブ」というドラマが結構好きだったんですけれど、そのロケ地もこの横浜。そして大さん橋もロケ地として使われていました。ドラマを見ていた頃は、実際にロケ地に訪れるなんて思ってもみませんでしたから、人生何があるのかわからないものですね。

京都鴨川を訪れたことのある方か、森見登美彦さんの小説を愛読されている方ならご存じかと思いますが「鴨川等間隔の法則」というものがあります。鴨川デルタや四条大橋付近は数多くの人が訪れる場所。もちろんカップルも多く集まります。そんなカップルたちが、不思議と等間隔に座っているんですよね。この現象は別に嵐山やほかの京都の名所でも見られるんですけれど。横浜の場合はカモメが等間隔に並ぶようで。彼らにも班のようなものがあるのかしらん?

訪れたのは日が南中してからしばらくして、夕日になる少し手前でした。海辺ということでとても寒いのでは…と思っていましたが、12月上旬とは思えないくらいの温かさでしたよ。

大さん橋では2組のカップルがフォトウェディングの撮影をしていて、素敵だなぁと眺めておりました。初デートがここだったのかな?とか考えると楽しい。

大さん橋、思ったよりも大きくて、端から端まで歩くと結構な距離になりました…いやはや広い。海に突き出すような形なので、海に囲まれているようです。ヨコハマベイブリッジが綺麗に見えます。横から見るととてもきれいな斜張橋であることがわかります。美しい…!夜見ても綺麗なんだろうなぁ

こちらは一番手前の端っこ。人がほとんどいないのでいい感じにゆっくりできるスポットでした。今回、中には入りませんでしたが、きちんと港の役割も果たしているようで。いつか私も「飛鳥Ⅱ」に乗って、ここから海外へと旅をしてみたいものです。

体力があれば赤レンガ倉庫の方にもお邪魔しようかと思っていたのですが、結構な距離を歩いたことで足の疲労がすごかったことと、遠めに見ていて赤レンガ倉庫のクリスマスフェアによってとてつもない人がいるようでして…今回はやめておきました。それでもとても楽しむことができましたよ❀

 

もうすっかり空が冬です。2023年ももうちょっと。来年はどこにいこうかと夫と会議するのが楽しみでもあります。誰かと行く旅も楽しいですけれど、そろそろ一人の旅もしたいなぁと考えていたり。横浜だと距離的にもちょうどいいかもしれないと考えております。まだ考え中ですけれどね❀