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シンプリストになりたいのです

旅行記録(津軽藩ねぷた村)

人生初の東北上陸、秋田、青森の弘前を観光してまいりました。今回は旅の最終日3日目について綴ってまいりたいと思います。

GRAND MERCI

青森のアップルパイに興味を持ったきっかけは、元 ブルゾンちえみさんでした。藤原しおりさんとお名前をかえてYouTube配信をされていましたが、それも今は終了してしまわれ、その後も続けられていたラジオもパーソナリティも卒業されてしまわれたので、今、しおりさんが元気にしているのかどうかはわかりません。でもしおりさんなら、なんとかなるだろうと思っています。

そのYouTube配信のなかで冬の青森を訪れてアップルパイめぐりをしていらっしゃって、それに感化されたというのも大きいです。大正浪漫喫茶室さん も ぶるまんさん もしおりさんが訪れていたところでした。(どちらも到着してから気が付いたんですけれどね 笑)

その配信のなかで、このお店は絶対行きたい!と覚えていたのが、こちらのグランメルシーさんでした。

イートインスペースはないので、お持ち帰りオンリーです。アップルパイとクッキーを購入いたしました。クッキーは自宅へのお土産です。

近くの公園まで散歩して、そこでいただいたアップルパイ。超絶好きな味でした。生地はサクサクしていてザラメの食感がきいています。お菓子のホームパイをイメージしていただければいいかと。まだほんのりと温かいアップルパイからりんごの甘みとシナモンの香りがふんわりと香って…りんごのシャキシャキ感も最高…これはいくつでも食べたい。

駅や弘前城からは少し離れていますが、ここはぜひとも行ってほしいお店です。

津軽藩 ねぷた

青森といえば、りんご。そしてねぷたですね。ねぷた と ねぶた がありますが、それはその土地によるようで、どちらも間違いではないそうです。折角青森に来たのですからそういった文化にも触れたいと思います。

入ってすぐにお出迎えしてくれるのが、巨大なねぷた。本当に大きいんです。これは下からみた図。

そしてこちらが2階通路からみた図なのですが、これでもまだでかい。すごい迫力というのが伝わると思います。

扇形のねぷたもありますが、こういった立体的なねぷたもあります。馬の蹄の形までとても細かく作られています。すごい。

なんでも扇形のねぷたには表裏があるそうです。こちらの表面は荒々しい絵が描かれています。今にも動きそうですね。

裏面はというと、美しい美人画が描かれていてギャップがすごいです。

ねぷた村ではこういったねぷたにまつわる解説や、伝統工芸品の工房があって体験ができたり、津軽三味線の演奏を生で聞くこともできます。私も生演奏をお聞きしたのですが、ベンベンという音が波打つ振動がすごくて…圧巻でした。

解説の方もとても興味深くて、ねぷたは「眠たい」といういみの「ねむた」が訛った言葉であることや、青森県北部は「ねぶた」が多く、南部は「ねぷた」が多いことなんかも知ることができました。あと昔はねぷた祭りに喧嘩がつきものだったんだそうな。今では想像できませんが「石投無用」と書かれたねぷたとかもあって、なるほどなぁと勉強になりましたよ。

津軽旨米屋

前日にドーミーイン名物よなきそばを頂いた私ではありますが…さすがにアップルパイ尽くしですので、そろそろしょっぱいものが食べたい!!と体が訴えてきましたので、お昼ごはんは津軽そばを頂くことにいたしました。

ねぷた村に併設されているお食事どころ 津軽旨米屋さん。なんでもお米がおいしいと評判のお店なんだとか。

店内にもお米が食べたくなる絵がありました。

私が注文したのはこちら。津軽そばと鮭&イクラ丼。津軽そばはそばのつなぎに大豆類を使っているため切れやすく柔らかいおそばでした。にゅう麺とうどんの間くらいの印象です。丼は塩味がきいていて大変に美味でした…。お米もつやつやでおいしい。どれもとてもおいしゅうございました。

少し余談になりますが、江戸時代の頃、おそばは団子のようだったそうです。それを麺にするというのが広まっていく中で、小麦が手に入らない地方では海藻などを使ってつなぎにしたと習った記憶があります。この津軽そばも大豆をつなぎとしているのはそういった事情があったのでしょうか。新潟名物へぎそばは布海苔を使うそうでコシがある麺だそうですが、こんなに近距離でも違うものなのですね。

おまけ

この旨米屋さんでは貝焼きもあって、そちらも捨てがたかったのですが今回はおそばと丼を選択いたしました。貝もさぞおいしかったことでしょう…貝好きなんでね、後ろ髪をひかれます。そんなわけで自宅用のお土産にお家でできる貝焼のレトルトを購入いたしまして…いやはやおいしかったです。

あとホタテ醤油を購入したりと、なんやかんやでお土産を購入いたしまして。今までの人生であまりそういうものを買ってこなかったものですから自分でもちょっとびっくりでした。

はてさて、長々と綴ってきた秋田・青森旅行も次回でラストです。