SIMPLE

シンプリストになりたいのです

旅行記録(弘前城周辺)

人生初の東北、青森県にある弘前を堪能中の私です。大正浪漫喫茶室でアップルパイを堪能し、藤田記念庭園で紅葉を楽しみ、弘前城天守や改修工事に歓喜し、なかなかに疲れてまいりましたので、今回はちょっと一息つきたいと思いますよ。

かうひいや ぶるまん

レトロであったり、アンティークであったり…。現代のものも当然好きですが、ちょっと古いなにかが好きな私。木のぬくもりが感じられるような空間はもう至高の空間です。そんな喫茶店にお邪魔しました。

外見からして超絶素敵なぶるまんさん。

漢字では可否屋 葡瑠満と表記するそう。どれも素敵。(要はなんでも素敵)

入口にはカップ&ソーサーが飾られています。超絶かわいいです。

そして店内がこちら。カウンター席は常連の方専用だそうです。カウンター内部には大量のカップが…よくみるとどれもデザインが異なります。たぶんなのですが、そのお客様にあわせてカップを選ばれているのではないかと思います。我々はパステル調のかわいらしいデザインのものを選んでくださりましたが、マダムと老紳士の御二人にはシックなネイビーとゴールドのカップを使われていましたので…。なんだかうれしいシチュエーションです。

個人的なツボポイントなんですけれど、この赤ね。もう、たまりませんよね。絨毯でもソファーでもいいんですけど、もうこれだけでごはん3杯はいけそうなくらい歓喜します。もうかわいくって仕方ない。

そしてそして、疲れと冷えでカチカチの身体をほぐすべく注文させていただいたのが、こちらのアップルパイと特性アップルジュース(ホット)です。アップルパイは手づかみで食べていいそうです。サクサクしていてとても美味です。食器すべてにビオラの花が描かれているのですけれど、とても愛らしくて。こんな愛らしい食器が似合う女性になりたいわん…なんて妄想いたしました。

ちなみにですが…本当に失礼なお話なのですが、カウンター内の食器があまりにかわいくて座席からガン見して、やれあれがかわいい、これが素敵なんて夫に訴えていたらですね…マスターさんが食器のカタログを見せてくださりまして。ありがたやありがたや。ちょっと私のお小遣いでは簡単に買えないのですけれど、心も体も目にも栄養分を頂けてうれしい限りでございましたよ。

弘前市立図書館

ブルマンさんで心も体も温まったところで、またも腹ごなしに弘前城周辺をお散歩です。次に向かったのは、旧弘前市立図書館。

なんてかわいい図書館でしょうか。元図書館司書として、ここは外せないスポットでして…。しかもこちら、無料で中を拝見できるということで、全力でお勧めしたいスポットでございますよ。

入口がこちら。なんて素敵な和洋折衷。かっこよすぎないか。洋館のように見えて、こんなにもかっこいい破風がついている…。素敵。

中も素敵スポットがたくさん。婦人用閲覧室。照明・窓・カーテン、そして当時使用されていた机と椅子ですね。重厚感あって良いです。

机と椅子はセットになっているところがまたいい。机の右上の丸いくぼみがありますが、現代であればスタバのコップがおかれそうなスペースですね。当時もコップてきなものを置いたのでしょうか…。図書館で飲食できたのかな…?なんて妄想が広がります。

館長室もお邪魔することができます。帽子をかけるポールハンガーが超絶かわいい。ステッキがおいているのがずるいです…。もうかわいすぎる。

2階にもお邪魔することができます。館内はスリッパに履き替えるのですが、滑りやすいのでご注意を。こういう階段っていいですよね❀

外人教師館

旧図書館のすぐ裏には外人教師館といって、「稽古館」と命名された藩校を母体とする私学校の先生が暮らす住居として建てられた洋館があります。1899年に焼失後、1900年に再建されたものが現存しています。120年もの歴史があるのに、全然古さを感じさせないから不思議です。

内装はこんな感じ。旧図書館同様の外壁と、オリーブグリーンの窓枠。そしてなによりアンティーク家具が素敵なんです。こちらも無料で見学することができます。1階部分はカフェスペースとなっているので、そちらでもアップルパイがいただけるそうな。さすがに満腹でしたので、今回はお邪魔できませんでしたが、2階部分を楽しませていただきました。この出窓ほしい…!

厳格な雰囲気を醸し出す机と愛らしい壁紙のギャップ。これはこれでいいです。

ちなみに壁紙はこんな感じ。

同じ柄の色違いといった感じでしょうか。大正浪漫喫茶室にあった資料室も似た壁紙でしたので、当時はこういう壁紙が主流だったのかもしれませんね。大正浪漫喫茶室よりちょっと控えめですけれど、これもかわいいです。

室内にブランコを発見いたしました。雪の季節は外で遊びにいきづらいからここで遊んだのでしょうか。

ちなみに、裏庭には1/10サイズの要単たちのレプリカがあります。現存するものだけでなく、かつて弘前市にあった洋館のレプリカもありました。なくなってしまったのが本当に惜しいくらい、美しい建物ばかりでした。

おまけ

今回のお宿として利用したのがドーミーインなんですけれど。最近ドはまりしている鉄道系YouTuberさんが度々利用しているのを見て気になっていたんですよね。何がって?

このよなきそばです。ドーミーイン名物 よなきそばを夕食にいただきました❀2日目はこれにて完結。

次は3日目について綴っていこうと思います!