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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録・鎌倉(長谷寺)

前回に引き続き鎌倉観光についてつづっていきたいと思います。

長谷寺

関西出身…といいますか、大阪生まれの奈良育ちである私にとって”長谷寺”とは桜井市初瀬にある”長谷寺”が一番に浮かびます。アジサイの季節になると、それはそれはたくさんの方が観光にこられて(私もですけれど)、階段や斜面のあちこちを彩るアジサイを楽しむのです。

しかしながらよくよく考えてみると鎌倉にも長谷寺があり、こちらもアジサイが有名です。これはなにか関係があるのかしらと思って調べてみると、なんと大ありでびっくりしました。奈良の長谷寺にもそれはそれは立派でお美しい十一面観音さまがおられましたが、鎌倉にもその双子のような存在がおられるそうな。元奈良県民としては、鎌倉の長谷寺も楽しみたいところ。そんなわけで長谷寺にやってまいりました。

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…とはいえ、お邪魔するのは実は2回目です。商売のお上手なお寺様という印象ですが、いかがでしょうか。あちらこちらに、フォトスポットがつくられています。

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こんなにもかわいいお地蔵様。撮らずにはいられません。

卍池

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こちらは卍池。向かって左側が奪衣婆、右側が懸衣翁。三途の川にいるといわれる鬼で、奪衣婆が衣をはいで、懸衣翁がその衣の重さを衣領樹にかけて、罪の重さをはかります。罪が重いほど、衣が水を含む…とかだったように思います。

思えば、北鎌倉には円応寺という閻魔様がおられるお寺もありますし、鎌倉はあの世とゆかりがあるのでしょうか。これはちょっと調べてみたいところですね。

本堂f:id:yu1-simplist:20231019205221j:image

本堂のなかにはおられるのが、十一面観世音菩薩像。木彫仏としては日本最大級の9.18mもあるそうな。

www.hasedera.jp

冒頭でお話した奈良の長谷寺との関係ですが、こちらの観音様。奈良時代の721年に、徳道上人という僧侶が楠の霊木から2体の観音様をおつくりになり、そのうち一体を奈良の長谷寺におまつりし、もう一体を海に流したそうです。その1体は15年間、漂流し、現在の横須賀市に打ち上げられました。そして、鎌倉の長谷寺が創建されたんだそう。

enokama.jp

鎌倉の地で、奈良に思いを馳せるとは…。つながっているものなのですね。

そのほか

本堂の中にミュージアムショップのような感じでお土産物も販売されています。その中にちんまりとかわいらしくおられた、お地蔵様のおみくじを発見。夫と一体ずつお迎えしました。
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おみくじの結果は吉。内容としては悪くなかったので、この調子でいければいいなと思います。

長谷寺にはこのほかにも見たいスポットがtカウさんあります。
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経蔵。回すと読経したのと同じ効果をもつ…とかだったような。月に1日回せる日があるようです。今回の旅では日が合わず。f:id:yu1-simplist:20231019205306j:image

見晴台からの景色です。元奈良県民ですので、海が見えるとちょっとテンションがあがります。うみー!と叫びたくなりますね。f:id:yu1-simplist:20231019205349j:image

こちらは有名な和み地蔵。なんとも愛らしいお地蔵様です。観光ガイドなどを見ていると、高確率でこちらのお地蔵様が載っているように思います。このほか、弁天窟や、お花を楽しむことも。

アジサイの季節に来てみたいなぁ…とも思うのですけれど、とてつもない観光客が押し寄せると聞いたことがあり、チャレンジできないでいます。奈良の長谷寺さんもたくさんの観光客がくるとはいえ、イモ洗い状態というほどではありませんでしたので…。何かご縁があればになりそうです。

今回は長谷寺だけをピックアップしてみました。旅の続きはまた次回。