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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録・鎌倉(鶴岡八幡宮周辺)

別に生まれ故郷というわけでもないのに、何故か心惹かれてしまう土地ってありませんか?

映画やアニメのロケ地だったことをきっかけに憧れを持ったり、推しの出身地やゆかりの地だったり。私にもそういった、何故か惹きつけられてしまう土地がいくつかあるのですけれど、そのうちの1つが鎌倉です。「ツバキ文具店」や「ビブリア古書堂の事件手帖」、そのほか数多くの作品の舞台となっているからなのか、自分でもわかりませんけれど。何故かとても魅力的にうつるんですよね。

今までの人生のなかでも何度か鎌倉周辺にはお邪魔してきたのですけれど、夫はまだ鎌倉に足を踏み入れたことがないそうな。折角、関東に在住しているということで行ってきました、いざ鎌倉へ❀

四季菜 で しらす

6年ほど前にひとりで江の島にお邪魔した際の目的は「生シラスを食べる」ということでした。もともと おじゃこ が好きな私は、しらすも大好きです。それがさらに生のしらすとなれば天にも昇るようなおいしさなのでは…?と夢見て、ほぼ徹夜で江の島にお邪魔しました。しかしながら結果は惨敗。独特の苦みがあって、あまりおいしいとは思えなかったのです。その日、宿泊したゲストハウスの方にも、観光用の食べ物で地元の方はあまり口にしないと教えていただきました。

それ以降、鎌倉にお邪魔することはあっても生のしらすを食べることはなかったのです。とはいえよくよく考えれば、いただいたお店と私の相性が、またいただいた生シラスと私の相性が悪かっただけやもしれません。味覚も今と昔では変わっているかもしれません。

そんなわけで、再チャレンジ!生シラス!

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鎌倉駅から鶴岡八幡宮までの参道沿いの途中にある「四季菜」とかいて「しきな」さんにお邪魔しました。店内はそこまで広くありませんが、少し早めの時間にお邪魔したので、待つことなく座席に通していただけました。

私が注文したのが、こちらの2色丼です。向かって左側が生シラス、右側のやや白みを帯びている方が通常のしらす丼しらすです。左下にあるショウガを味ぽんや醤油でといて、それをかけていただきます。

6年ぶりの生シラス…おいしい!!丼自体は一見小降りに見えるのですけれど、食べてみるとなかなかのボリュームです。大根おろしや、卵の黄身を割って、少しずつ味変しつつ食べるのも楽しいです。全然飽きません。

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生しらすしらすもさっぱりしていて、どんどん食べてしまいましたね。私は味ぽんをかけていただいたのですけれど、この組み合わせはやはり最高です❀時期を変えるとまたしらすの味も変わってくるのでしょうか?それはそれでチャレンジしてみたい気もします。

鶴岡八幡宮

お腹が満腹になったところで腹ごなしに歩きます。鶴岡八幡宮さんにお参りを。

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みごとに晴れ渡ったいいお天気でして、遠足の子どもたちがたくさん。元気に走り回っていて和やかな気持ちに。海外からの観光客の方も一時に比べるとずいぶん増えたようですね。

鶴岡八幡宮までの参道は、道路から比べて一段高いところにあります。水害対策とかいろいろあったようです。こうして少し高いところから歩いていると、いろいろなお店が目に留まります。アップルパイとかコロッケとかアイスクリームとか…誘惑が多くて困ってしまいますね。f:id:yu1-simplist:20231019204822j:image

なんやかんや脱線しつつも鶴岡八幡宮さんへ。f:id:yu1-simplist:20231019204844j:image

日光東照宮ほどではありませんが、こちらも鳥の装飾が華やかでかつ美しかったです。豪華絢爛というよりは機能美にちかいものを感じました。そういえば鳥のなかに紛れてウサギがいたのですけれど、昔はウサギも鳥と同じ扱いだったのかしらん?ウサギは一羽二羽…と数えますし、飛ぶ生き物だからそうなのかも。

鶴岡八幡宮さんは武運に御利益があるとお聞きしました。私自身は、別段そういった事柄と縁もゆかりもありませんが、体内の免疫細胞たちは日々勝負の連続でしょうから、日々の健康を感謝し、彼らが負けないように健康を祈願いたしました。

英国アンティーク博物館

鶴岡八幡宮さんをあとにして、参道を鎌倉駅に向かって歩きます。行きしなにもちらっとみて気になっていたお店へ。f:id:yu1-simplist:20231019204913j:image

英国アンティーク博物館。シャーロック・ホームズがお出迎えしてくれます。

www.bam-kamakura.com

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店頭にはクラシックカーや英国ならではのテレホンボックス。魔法省まで続いているのかしら…。

店内に少しお邪魔しましたが、1階部分はミュージアムショップ。それ以上の階は、博物館となっていて、なかにはシャーロック・ホームズの部屋が再現されているんだそう。なんと…!めちゃくちゃ気になります。今回は、お邪魔することができなかったのですけれど、次回までにシャーロック・ホームズを何冊か読んで世界観を深めてから、リベンジしたいと思います。ミュージアムショップにはホームズ関連のグッズだけでなく、ハリーポッターくまのパディントンといった英国を舞台にした物語や、ユニオンジャックがデザインされたグッズなどもたくさん。どれもおしゃれで心惹かれるものがありました。

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後ろ髪を引かれるなかではありますが、次の目的地へ向かって江ノ電へ。初めて江ノ電に来た時もこのカエルの写真を撮ったように記憶しています。懐かしいなぁ。

今日はいったんこの辺で。この続きは次回。