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シンプリストになりたいのです

東西お菓子事情

関東に越してきて今月末で1年が経過します。関西と関東での違いは日々の生活でもちょくちょく感じますが随分と慣れてきました。未だに関西弁が抜けることはありませんが、関東での生活にこのまま慣れていければ幸いです。

NEWSなどを見ていると世間一般では年に3回帰省ラッシュがあるように感じます。年末年始、GW、お盆の3つですね。そのなかでも私が帰省するのは年始とお盆の2つだけです。その2つも人混み回避のため、時期を1~2週間程ずらしています。

そんなわけで9月の頭に実家のある奈良に帰省してきました。…と言いつつ、親戚への挨拶と、愛犬とのゆっくりタイムで埋め尽くされ、別段何をすることもなく帰ってまいりました。

ところで。関西にはあるのに、関東にはないお菓子っていくつかありますよね。なんといいますか、日常で当たり前のようにあるとそんなに食べたいと思わないくせに、ないと思うと無性に食べたくなる、面倒な人間である私。

今回は私の中で関東になくてショックだったお菓子2トップを紹介します。

ぼんち揚げ

幼いころから慣れ親しんだ味、ぼんち揚げ。見た目の通り米菓です。



戦後当時の大阪では珍しかったという「揚げせんべい」。味付けは、うすくち醤油や鰹と昆布のお出汁を使用しているため、口の中にふんわりとお出汁の香りが残ります。甘さとお出汁のバランスがよくて、袋を開封しようものならすぐになくなってしまいます。

www.bonchicorp.co.jp

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関東にきてみつけた似たお菓子といえば、歌舞伎揚げ。こちらは濃口醤油にザラメをブレンドしたもので味付けをされていますので、食べた瞬間ガツンと味が来ますが、後味がひくというわけではありません。関西人の私には少し物足りないような感じもしますが、良い感じの甘じょっぱさで、しつこくないので、ついついあればあるだけ食べてしまいます。これはこれで美味しいですよね❀

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ちなみに歌舞伎揚げって四角と丸があるってご存知でしたか?なんでも歌舞伎の家紋が四角と丸なのでこの2種類が入っているそうな。よーーーーく見ると、歌舞伎揚げの表面にも家紋がデザインされているようです。ちなみに数は四角の方が少ないそうな。ちょっとレア感があるのも嬉しいですよね。

折角関西と関東をいききできるのですから、見比べてみましょう❀

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左側が歌舞伎揚げ、右側がぼんち揚げです。

こうみると歌舞伎揚げは大きいですね。ぼんち揚げは2~3口で食べることができるようなサイズです。

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色味も歌舞伎揚げの方は醤油の濃い色が残っていて、ぼんち揚げは淡い色です。あまりまじまじと見比べることってないので、こうしてみると面白いです。食べ比べてみると、歌舞伎揚げは醤油の味が、ぼんち揚げは出汁の味が強いことがわかります。

個人的にはどちらも好きなので、両方スーパーで並んでくれると嬉しいのですけれど…。なかなかそうは参りませんので、関西に行った際にはぼんち揚げを3袋程購入して、少しずつ味わって食べています。

カール

関東には売っていないと噂では聞いていましたが、本当になくてびっくりしたカール。私はチーズ派、夫はうすあじ派ですので、お互いにそれぞれ1袋ずつ買って帰ります。
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もともとは全国区で販売されていたようですが、現在は関西地域以西でのみの販売になっているようです。やはり関西以西の方はお出汁の味がお好きなので、売れ続けたのかもしれませんね。TVCMも昔やっていたように思いますが、今はどうなのかしらん。あのなんとも言えない、ゆる~い感じは結構好きなんですけれど。

www.meiji.co.jp

ちなみにですけれど、カールを食べるときって普通はサクサクを楽しむ為にそのまま食べると思うのですが、私には幼いころから変な癖があります。お行儀悪いことこの上ないのですけれど、カールを1つ口に含む、そのカールに口の中の水分を吸わせ、柔らかくしてから咀嚼する…と。当然大人になってからは控えるようにしているのですけれど、ついついやってしまう。なんなのでしょうねぇ。

まとめ

ぼんち揚げ、歌舞伎揚げ、カール。どれも美味しいお菓子ですので、ふいに無性に食べたくなります。ぼんち揚げやカールも、ネットなどで購入することができるのは解っています。けれどなんとなく、店舗で買いたいという謎のこだわり。そんなわけで実家に帰省する度に、自宅へのお土産はぼんち揚げとカールです。(ある意味安くついていい)

余談ですけれど、実家犬たちは変わらず元気そうでした。

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シーズーは今7歳、柴犬はもう13歳。

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柴犬の名前は新選組三番隊組長 斎藤一さんから名前をいただき「はじめ」と私が命名しました。新選組としての活躍後も明治の時代で長生きされた方ですので、この子も長生きできますようにと。随分と白髪は増えているようですが、安定の丸々加減とエリマキトカゲのようにたるむ皮…柴犬の威厳はどこへやら。どちらも元気であればそれでいいのです。

次に実家に帰省するのは来年1月の中頃くらいになるでしょうか。それまでぼんち揚げとカールと愛犬たちを楽しみに待ちたいと思います。