SIMPLE

シンプリストになりたいのです

シンプリストを目指す私の あるもの と ないもの

ミニマリスト”を目指すことをやめて約2か月半たちました。

正直に言いますと、物は少々増えたように思います。部屋の彩も以前よりは増えているのを自覚しています。現状がストレスか?と聞かれると、やはり気にはなります。しかし、それ以上に利便性が各段によくなっているので、やめてみてからの方がQOLは上がっているように思います。(今はそう思いたいだけかもしれないですけれど)

今回はミニマリスト時代からシンプリスト時代に移行しても安定して変わらない物、今後も変えるつもりのない物について紹介したいと思います。

 

  • 炊飯器はもたないという生き方

ミニマリストといえば炊飯器のない生活をイメージされる方も多いのではないでしょうか。SNSでは炊飯器をやめ土鍋を使用しているミニマリストの方をよく拝見しました。私も右に倣って炊飯器を購入しなかった一人です。
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我が家の場合はNITORIの琺瑯鍋を使用しています。この琺瑯鍋とは、かれこれ二年半くらいの付き合いになるでしょうか。そろそろメンテナンスをしてあげなくてはなりません。

何故炊飯器を持たないの?と聞かれることが多々ありました。回答としては 邪魔になるから と 必要ではないから。

まず、炊飯器はその日の状態に合わせて場所を変える家電ではないですよね。小さい炊飯器を使用していればそれも可能かもしれませんが、それこそ面倒です。たぶん台所の一角に陣取ることになるでしょう。毎日使うものであれば それもいいかもしれません。我が家の場合はそうではないので、やはり邪魔 候補に入ってしまうのです。

次に必要ではないから。数年前の知識ですけれど 炊飯器の使い方は、釜に米を入れ、洗って、給水させて、水を入れ替え、分量の水を入れ、炊飯する。若しくは、タイマー機能を使うのであれば給水前に設定してそのまま炊飯するのでしょうか?この辺りは解らないですが、とにかくこんな感じの手順だと思います。

我が家は玄米を主食としているので白米とは手順が違うかもしれませんが、とりあえず米を鍋に入れる、洗う、給水させる(大体6時間)、水を入れ替えて分量の水を入れる、IHをつける、沸騰したらとろ火にして20分放置、さらに火をとめて20分放置という手順で米を炊いています。給水はボールにした方がいいのは存じ上げていますが、洗い物を増やすのが面倒なのでダイレクト鍋です。

書き出してみると手順は増えていますが「ながら炊き」をしているので、別段支障がないのです。朝起きてまず米を鍋に入れて給水するところまでをやってしまう。その後はただ放置です。そして夜、夫が帰宅の連絡をくれるので、そこから水を入れ替え、炊飯を開始します。その横で、夕飯のおかずの準備を開始する。基本放置で沸騰したら火を弱め、あとはIHのタイマー機能で勝手に火は消えるので、これまた放置していればいいのです。夫が帰宅するのに連絡からだいたい50分くらいであるので、そこまで手間をかけるということがありません。

鍋であれば丸洗いすることが可能だし、シンクの下に収納することもでき場所もとらないです。また本来の鍋としての機能をいくらでも果たすことができます。また土鍋も所有しているので、臨機応変に対応が可能です。ちなみにペースとしては2~3日に1回米を炊いていますが、冷蔵保存して次の日以降に食べることもレンジがあれば可能ですから、炊飯器の保温機能がなくても問題ありません。

そんなわけで私には、炊飯器は必要ではないということで決着がついたのでした。

 

  • 電気掃除機をもたない生き方

私の嫌いな家電の一つが掃除機です…すみません。実家にいた頃や職場では使用していましたが、あの音と臭いと重さがどうしても好きになれないんです…。
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そんなわけで我が家の掃除は箒+ちりとりとクイックルワイパーです。箒は山本勝之助商店のものをいただいたので、こちらを使用しています。大切に使えば30年使うことができるそうな。昔「マツコの知らない世界」という番組で拝見してからずっとほしかったので嬉しい限りです。

我が家の床掃除の方法は、まず毎週月曜日は全ての部屋・廊下・玄関を箒がけする。はきおえたら箒自体もゴミを落として綺麗にする。その後クイックルワイパー(ウェット)で拭き掃除します。火曜~日曜は部屋・廊下のみをクイックルワイパーオンリーで掃除する。たぶん10分もかかっていないように思います。気になるところがあれば入念に拭いたり、雑巾がけをすることもありますが、今のところこのペースで問題はありません。

掃除機なしでも生活できている理由としては、ラグを敷いていないからというのが大きいのかもしれません。以前は洗濯可能なラグを食卓の下に敷いていたこともあるのですが、机と椅子をずらして洗ってまた戻してが面倒でした。もういっそなくていいのでは?ということで撤去。この方が衛生的にも良い気がしています。冬寒くない?と聞かれますが、床で寝転がる場合はヨガマットを敷いたり、靴下などで対応可能なので問題はありません。

ちなみに、ルンバ的な家電は買わないの?とも聞かれたことがありますが、彼らとは仲良くなれなかったので我が家に導入予定はありません。職場いたのですが、ココを掃除してほしいというところを掃除してくれずイライラすることが多々。いつまでたっても回収されない紙屑やクリップ、切れた輪ゴム。結局は自分でゴミ箱に捨てることになるのです。また勝手に迷子になって意味不明なところで引っかかっていたり、知らぬ間に床に垂れ下がっていた服を巻き込んでしまっていたり…。その手間を考えると、クイックルワイパーを毎日10分かける方が私にとってはノンストレスでした。

子どもが生まれると衛生面への価値観が変わると知人に言われたので、電気掃除機は将来的には購入するかもしれないですが、今のところは必要ないということで決着がついたのでした。

 

  • 雨傘をもたない生き方

玄関にご鎮座されているこの傘と傘立ては夫のもの。しかも2本とも。雨の日に2本も傘はさせないのに、何故2本必要なのでしょう。理由を聞くとONとOFFで使い分けているらしいです。私には未だに使い分ける理由を理解できないでいます。これが所謂、価値観の相違というやつなのでしょうか。

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傘って気を抜くと増える代表格だと思っています。突然の雨のせいでコンビニでビニール傘を買うなんていう経験はよく耳にします。私の場合は自称倹約家(ただのケチ)なのでそういった出費を抑えるために、常に折り畳み傘を持ち歩いています。雨でもないのに持ち歩くのこそ邪魔じゃない?と言われるかもしれません…しかし、それはただの折り畳み傘ではありません。日傘兼用の折り畳み傘なのです。何故か?三十路を越えた肌というのは、悲しいかなすぐにダメージを受け悲鳴をあげるのですよ…シミやシワという形で…。そんなわけで外に出歩くときは日傘が欠かせないのですね。スマホ、財布、ハンカチと同じ感覚で折り畳み傘は持ち歩くことにしています。

傘は使用したら暫く玄関に放置して乾燥させ、数時間して乾燥した後、そのまま回収して普段持ち歩くもの袋に入れてしまいます。そんなわけで私は玄関に傘を置くことはなく、また傘立ても必要としてしないということで決着がついたのでした。3つ目は少々 イレギュラーで家にはあるけれど、私には(必要が)ないものを紹介しました。

 

今回何故こんなものを紹介したのか ですけれど、物1つ1つの存在理由を今一度考えてみようということを伝えたかったからです。あるからNG、ないからOKというわけではなく、そこにある理由があるならそれで良いし、何も理由がないのにただなんとなくあるものなら今後のその物との付き合い方を1つ1つ考えてみてほしいのです。それで存在理由が見つかれば、存分に活用してあげればいいし、見つからなければ存在理由をもってくれる人に譲渡してもいいのです。

SDGsだエシカルだと騒がれる昨今。それ、本当に自分のためになっていますか?誰かのためになっていますか?と問いたいものです。