早速前回の続きである日光旅行2日目について綴っていきたいと思います。
(2023年1月末頃に行った旅行の記録)
↑前回の日光旅行記はこちらから
日光東照宮
2日目のメインテーマは日光東照宮。1日目の寒さに比べるとずいぶんとゆるんで、天気も良好。日光ではこういう天気は珍しいそうな。ありがたやありがたや。
まずはメインの東照宮へ。
日光東照宮といえば当然 徳川家康であるわけですが、今年のNHK大河ドラマも家康が主人公だそうですね。拝見していないので詳しくは存じ上げませんが、年末ごろには、きっとたくさんのファンの方々が訪れるのでしょうか…なんて物思いに老けていると立派な鳥居が。バス停から歩いてみるとひたすら坂なので、結構疲れます。
三猿は実は四猿だった?
日光東照宮でまず見る有名スポットとしては、この三猿なのではないでしょうか。右からみざる・いわざる・きかず です。そもそもこれは8枚あるうちの1枚であって、この三猿は幼少期を表しているそうです。幼いころは悪い物を見たり、言ったり、聞いたりせず、良い物を吸収させるべきという教えだそう。
ここで新発見ですが、この三猿の教えは中国の四猿からきている?という説もあるらしいです。四猿目は「せざる」で股間部分を抑えています。四という数字が日本では縁起が悪いとか、股間を抑えている姿がふさわしくないとかで三猿になったんだとか。
↑知ったきっかけはこちらのゆっくり解説から
伊達政宗はやっぱりお洒落
こちら左側の灯篭は伊達政宗が寄進した鉄灯篭。ポルトガルからわざわざ鉄を運んだんだとか。月の模様が入っており、伊達政宗公らしいなぁとほっこり。
陽明門
そしてやはり魅入ってしまうのがこちらの陽明門。別名 日暮しの門 とも呼ばれ一日中みていられる門です。1つ1つに意味があるらしいのですが、素人の私には解りかねるので解説書をぜひ出してほしいですね。ここは〇〇をしていて、これは××で…みたいなのをフムフム言いながらみたい。ちなみに白と金がまぶしいくらいに美しいので、色のコントラストも一緒に楽しんでほしいポイントです。
逆さ柱
陽明門をみるときに一緒に観たいのが逆さ柱。あえてグリ紋といわれる紋様が逆さにつくられています。あえて失敗した状態でいる=この建物は未完成であるということになります。全てのものは完成すればあとは衰退するのみ…だからあえて不完全で未完成である状態で残されているらしいです。日本の寺社仏閣で他にも同様のことを聞いたことがあるので、重要なまじないのようなものなのでしょうね。
奥社
門をくぐったあとは、長い長い、それはもう長い階段を抜けて奥社へ。家康公がお眠りになられている場所へ。
みたかったのが、こちら。鶴と亀。かごめかごめの童謡を聞いたことがある方は多いと思いますが、その中で「つるとかめがすべった」という歌詞がありますよね。それがここで、家康公の墓の下に徳川埋蔵金が埋まっているのではないかと…という都市伝説にもなった場所です。あくまで都市伝説ですけど。
↑こちらも知ったきっかけを。大好きな「世界の終わりに柴犬と」のアニメ版にて。ハルさんとご主人が素敵すぎるのでぜひ見てほしいですねっ!!
眠り猫
お次は眠り猫。前から見ると寝ているように見え、横から見ると構えのポーズに見え…とのことですが、結構な人がいたため横からゆっくり見ることは叶わず。なんとなく、見えなくはないかな?くらいの感覚でした。
その後は御本舎にお参りをし、鳴き龍を堪能(どちらも撮影NG)。鳴き龍は初めて体験したのですが、本当に龍の下では「キーーン」と澄んだ音がしたので感動しました。これはぜひ聞いてみてください。
象の像
あと往路で通り過ぎてしまったのが、こちらの象の像。象というものを見たことがない状態で、聞いたはなしから象を描くとこうなるそうな。どことなく犬や猫感もありつつ、まぁ言われてみれば象だねといった感想。右側は…象…?
念願の明治の館へ
一度東照宮を離れ、しばし移動します。そろそろ空腹になってきたので、お昼ご飯を。
ということで、念願だった「西洋料理 明治の館」へ!!
なんと明治時代に建てられた建物だそう。登録有形文化財にも登録されているそうで…とかいろいろあるのですが…。
↑お店の詳細はこちら
もう何より外観を見て!というわけです。
この美しい石造りの建物から醸し出す、文明開化の香り…。雪原のなかというのに温かみすら感じられる、洗練された外観。もう、それだけで好きです。レトロなドレスも好きですが、こういった洋風な建築も好きな私にはもう堪らないです。
順番を待つ間はここで待つのですが、暖炉も可愛いです。この傘のようなものが暖房器具になっていて、これが結構暖かかったです。日光東照宮でキンキンに冷えた体を緩めるにはちょうどいい暖かさでした。
案内されたのは、こちらの窓際のお座席。ウィリアムモリスのパターンのようなシックなカーテンと温かみのあるクリームがかった色味の内装…良いですね!
そして、これまた念願の「オムレツライス」。一番人気のメニューだそうで、大き目のエビがごろっと入った 濃厚なチキンライスと、ふわとろ卵のマリアージュが堪らない一品。そしてこれまた卵とデミグラスソースの相性が最高なので、ぜひ食べてみてほしいです。
もう一つの推しポイントはこちらの暖炉!暖炉も好きなんですよね。勿論実際に薪をくべて暖をとることが可能です。途中薪を暖炉に補充するお姿を拝見…こういう手間暇感、素敵です。
外装、内装、そしてお食事。全てが堪らない空間でした。入口横はケーキなどの用が死を販売するショップになっているので、フィナンシェを購入。こちらも大変美味でした。
お腹も満腹になったところで腹ごなし。
輪王寺
まず、輪王寺。荘厳な外観と、きらびやかな内装が美しい。中は撮影NG。
ちなみに庭があるのですが、池が見事に凍っていました。すごい。こんなふうに池が凍るのはリアルでは初めて見たかもしれません。TVとかでしか見たこと無い気がします。
二荒山神社
次は二荒山神社。こちらはテーマパークのような神社だと勝手に思っています。
階段を抜けて早々お出迎えしてくれるうさぎさん。かわいいです。こちらはたくさんのお参りスポットがあるので、お時間が許す限り楽しんでいただければと思います。
神橋
そして神橋。こちらは渡らず外観だけ。なかなかに絵になるスポットですね。赤い橋が夕陽でさらに赤みを増す姿はとても美しかったです。
宮前だんご
そしてこちらも来てみたかった 宮前だんごさん。こちらはブラタモリでタモリさんがお団子を食されていたお店です。
左2本が醤油、右2本が味噌に黒砂糖のタレをつけた宮前だんご。勿論両方美味ですが、断トツで宮前だんごが美味!甘じょっぱいと言えばいいのか、甘みと塩味のバランスのようなものが最高です。最寄りで販売してほしい、通いたい…と思うくらい好きな味でした…食べたい。
↑参考はこちら
揚げ湯葉饅頭
最後に頂いたのは、駅前で購入した揚げ湯葉まんじゅう。数多くのTVでとり上げられているようでちょっとした人だかりができていました。揚げた饅頭に塩がかかっているので、これまた甘じょっぱ好きには堪らないお味でした。なかなかに熱々でしたので、ゆっくりいただきましょう。
まとめ
ざっと1泊2日の旅行を振り返ってみましたが、天候に恵まれたこともあり寒い中でも存分に楽しむことができた旅でした。また、お気に入りスポットも新たにできましたので、次回来るときの参考にしたいと思います。
しかしながら、前回・今回同様に寒い時期に来たので…次は暖かい時期がいいな なんて思っています。避暑地として使われていたくらいなので、そういった時期にくるのもいいかななんて。
さて、次はどこにいこうかな。