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シンプリストになりたいのです

映画・ホリディ の感想

もし2週間の休暇が取れたら、どこに行きますか?お仕事や、家事が2週間お休みできるとしたら、何がしたいですか?

もし私が1人で2週間を過ごすとしたら、何処へ行くでしょう。ゆっくりしたいから、国内で沖縄とか北海道がいいかなぁ。でも温泉も捨てがたい。今回はそんな旅がしたくなる映画『ホリディ』をみましたので、感想をネタバレ交えて綴っていきたいと思います。

あらすじ

ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、会社のクリスマスパーティーで思いを寄せる男性が自分以外の女性と婚約したことを聞かされます。彼とは良い仲でしたが、彼が別の部署の女性と浮気していて、でもそれ以降もずるずると関係が続いていたのでした。

一方、ロサンゼルスで映画の予告を制作する会社を経営するアマンダも、恋人の浮気が判明して彼を家から追い出します。しかしアマンダがどれだけ涙を流そうとしても、一滴も流れることはありませんでした。

アマンダはクリスマスにかけてしばらく休暇を取ることに決めました。買うだけ買って読んでいない本を読んで、一人で静かに過ごしたいと思ったのです。そこで、アマンダはインターネットで旅先を探すことにしました。言葉が通じて、静かそうな場所で…と探していくなか、イギリスに素敵なコテージを見つけます。早速アマンダは、そのコテージを借りることができるか連絡をとることにしました。

そのコテージの主は同じく恋に破れたばかりのアイリスだったのです。アマンダが宿泊先を探した「ホーム・エクスチェンジ」というサイトでは、お互いの家や交換する仕組みになっていました。そこで意気投合したアマンダとアイリスはお互いの家を交換し、クリスマス休暇を過ごすことになったのでした。

アマンダがやってきたアイリスの家は、車で家の前まで行くことができず、キャリーケースを随分と長い距離引きずってやっとたどり着きました。小さなコテージには雪が降り積もっており、アマンダの孤独感は更に増すばかりです。

その夜、アマンダが休んでいると突然扉をたたく音がしました。知らない男性が訪ねてきたようです。彼はアイリスの兄グレアムでした。グレアムはお酒を飲んでおり、車で帰路につくわけにはいかないため、アイリスの家に泊ろうとやってきたのです。追い返すわけにもいかないアマンダは彼を家へと招き入れるのでした。

アイリスはというと、アマンダの住む豪邸に大興奮の様子です。近所の老人が既に引退してはいるもののそれでも有名な脚本家で、すぐに仲良くなりました。しかし、アマンダの家に突然人が尋ねてきました。やってきたのはアマンダの元カレの友人 マイルズで、元カレの荷物を取りに恋人とやってきたのでした。そこから、少しずつアイリスとマイルズは親しくなっていくのでした。

しかし、お互いに旅行期間は2週間ほど。一体彼らの関係はどうなってしまうのか…?

感想

THE ラブロマンス映画!切ない恋を経験した女性が、新たな地で素敵な男性と出会って恋に落ちる、でもその恋には試練があって…みたいな、王道ラブロマンス。でもそれがまた良いんですよねぇ。普段から甘々したものばかり食べていると胸焼けしてしまいますけれど、たまに甘々しているものを食べると美味しく感じる…そんな感じです。

アマンダ役のキャメロン・ディアスと、グレアム役のジュード・ロウのビジュアルが良すぎて、もう二人がいちゃいちゃしている映像をいつまでも見ていたいと思うから不思議です。

実はこの映画、大学生くらいの頃に1度見ています。またみたいなぁと思ってウォッチリストに入れていたのですが、それから暫く放置していました。先日みた『シャーロック・ホームズ』の影響でジュード・ロウの出演作を調べていると『ホリディ』も出てきて、どこかで見た顔だと思ったらここでみていたのか、これも縁だなということで久々にみたわけです。ラストが分かっていても、こういう映画って何度でもキュンキュンしながら見られるからやっぱりいいなぁ❀

アイリス側のテーマは自立でしょうか。悪い男に引っかかって抜け出すことのできない女性が、自分の足で立って新しいステージに進んでいく。そういった爽快感のようなものも見ていてよかったですし、そこにアイリスの知性があるからなおさら良いんですよね。ちゃんと先を見通している女性ってかっこいいなぁって思います。

私の中では、とびぬけて面白いと言うわけではありませんが、何回でもみてしまえるちょうどいい面白さという感じですね。あと女子力上がりそうな感じが良いんです。

よもやま話

ふと、海外の俳優さんで一番最初に認識した人は誰だろう?と考えてみたのです。

男性だとレオナルド・ディカプリオだったと思います。確かタイタニックが公開された頃ですから、1997年あたりでしょうか。私はまだ小学1~2年生くらいでした。周囲の大人たちの中でレオ様ブームみたいなのが起こっていたのを、薄ぼんやりと覚えています。この甘いフェイスの人が人気なのか、ふむふむなんて子どもながらに思ったなぁ。

でも女性って全然浮かばないんですよね。随分と以前から『プラダを着た悪魔』は好きでしたからアン・ハサウェイメリル・ストリープか…。でも役名を認識していても、演者まで意識していたかと言われると微妙です。もっと大人になってから二人に魅了されたような気がします。

そんな風に記憶をたどっていって、思い出したのがキャメロン・ディアスでした。華奢でスタイルが良くて、笑顔がとてもかわいくて、青い瞳も美しいし、ブロンドの髪が最高にギャルっぽくって。そういえば大学生くらいの頃に、キャメロン・ディアスに憧れていたことがあったなと。ハリウッド女優が特集された雑誌を購入しては、切り抜いてコラージュにしていたような記憶が…はっきりとは思い出せませんけれど、もしかしたら私が最初に認識した女優さんはキャメロン・ディアスかもしれません。

キャメロン・ディアスの『ナイト&デイ』を見てみたいなぁと思いつつ、まだ見られずにいます。私が使用しているサブスクに上がってないんです。以前、モモウメでモモちゃんが話題に出していたので見てみたかったのですが、いつになったら見られることやら。

そういえば2014年以降、活動を休止していたそうですが、なんと今年の秋公開予定の映画に出ている、なんて噂を聞きました。今もきっとお綺麗なんだろうなぁ。NETFLIXで11月くらいから見られるらしいので楽しみです。

はてさて次は何をみましょうかね。では、また❀