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シンプリストになりたいのです

おでかけ記録(岩手⑥もりおか啄木・賢治青春館、帰路につく)

6回にも渡って綴ってまいりました、岩手県の盛岡旅行。今回がラストでございます。

青空の下の岩手銀行赤レンガ館

盛岡城跡を抜けて、お散歩の続きです。この日は天気に恵まれ、青空の下の岩手銀行赤レンガ館を見ることができました。

赤レンガと白い花崗岩、そして青銅色のドームが青空に映えますねぇ。美しいです。

こうしてみるとお城みたいにも見えますねぇ。こういう洋館で、美味しいアフタヌーンティとかしてみたいなぁ。

もりおか 啄木・賢治青春館

ひと様に自慢することでは全くないのですけれど、私はほっとんど純文学といった類に触れてくることはありませんでした。良くて子どもの頃に教科書で読んだとか、大人になってからチラホラ読んだくらい。ですので、名前こそ知っているけれど、どんな作品があるのかは知らないみたいな偉人がたくさんいるんですね。

そんな状況でお邪魔してしまいました。もりおか 啄木・賢治青春館。

元々は旧第九十銀行本店本館として明治43年に建てられた建物ということで、建築を見たくお邪魔することに。

明治の西洋建築と近代の技術が混ざり合った建物のようです。

宮沢賢治はまだいくつか読んだことはあるんです。『注文の多い料理店』とか『やまなし』とか。あと『セロ弾きのゴーシュ』とかかな。でも石川啄木に関しては本当に全然なんです。上野駅にある”ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく”しかしりません。歌集である『一握の砂』に掲載されているそうな?私が知ったのは鉄道系YouTuberである西園寺君のおかげですけれど。

知識ないのに申し訳ないなぁと思いつつ、でも興味はあるので許してください。

壁面一つとってもなかなかに興味深いです。竣工されたのは明治43年(1910)ですが、時代ごとに形を少しずつ変えているようです。解説によると、水回りは創建当時には平屋の木造付属屋にあり、大正期に木造3階の付属屋に建て替えられたとのこと。その歴史の移り変わりが、この壁にも見られるんだそうな。壁だけ見ていると、ちょっとよくわからないんですけれどね。

中にお邪魔してみましょう。入ってみると、1/3がカフェスペース、2/3くらいが展示スペースになっていました。展示スペースもただパネル展示をするのではなく、工夫がされていました。

たぶん金庫室の中で映像が流れているようです。結構眺めの映像でした。

こちらにも暖炉が!シンプルな作りですが、タイルがお洒落で良いですねぇ。

あまり銀行の名残は残っていないのですが、天井には銀行のマークが残されているようで。

修復等はされていると思いますが、綺麗な天井ですね。このマークは創建当時からあるのでしょうかね。

胸像なんかもありました。

盛岡市内の観光中にも賢治の〇〇とか、啄木××の地みたいなのがいくつかありました。彼らについて知識があれば、行ってみたら楽しめたと思うのですが、夫も私もこのあたりは無知でございまして。2人が時期は違えど同じ盛岡の中学に通っていたなど、いろいろ勉強になりました。

この奥がカフェスペース。こじんまりしていますが、満席でしたよ。ちょっと一息つくのによさそうですよね。

展示スペースは奥にも。2階は企画展が行われているそう。そちらは有料だったので、今回はスルーさせていただきまして。無料分だけ楽しませていただきました。

昭和2年頃の盛岡の模型だそう。中央下あたりが盛岡城跡、右に川があり、更に右側にあるのが岩手銀行赤レンガ館と、今いるもりおか啄木・賢治青春館のあたりです。こうしてみると主要な建物がこの辺りに集約されていたんだなぁというのがよくわかります。

ちなみに鉄道はもっと左側ですね。鉄道をしくのは土地がいりますから、町の中心から少し離れたところに駅が作られることが多いですよね。そういった発展の流れも想像すると面白いかも。

岩手銀行赤レンガ館ともりおか啄木・賢治青春館(第九十銀行)の間には盛岡郵便局があったそうな。それにしても、近くに安田銀行という札もありますし、このあたり、銀行が多かったのですね。それぞれ役目が違うのでしょうか?これは歴史の勉強が必要そうです。

館内の見学を終えまして。表に出てみましょう。建物の外観はこんな感じ。美しいですね。

側面も美しいです。駐輪スペースみたいですけれど。

裏側もちゃんと美しい。岩手銀行赤レンガ館はある程度下準備して調べていきましたが、他にもこんなに美しい建築があるとは…もっと下調べして、建築巡りしてもよかったなぁなんて思います。

二度あることは三度ある 福田パン

行っておきたいところはとりあえずすべて行きつくしまして。新幹線の時間までもまだまだ大丈夫そう。新幹線って小腹減って、何か食べたくなるんだよなぁ…。そして、今いる場所、バスセンターの近くなんだよなぁ…。ということで。

3度目の福田パン。2日連続のバスセンターです。

いぁあ、もう勝手知ったるみたいな感じでスムーズに注文、お会計することができましたよ。

これがラストかぁということで、お店で定番人気の商品を。私はあん・バター。夫はピーナッツ・バターを注文いたしました。新幹線で食べるのが楽しみです。

まさか2回も来ようとは。ありがとうございます、バスセンター。大好きです、福田パン。

櫻山神社

そういえば、盛岡城跡のすぐ横に神社があったよなぁ…と思い出し。これだけ盛岡を楽しませていただいたので、お礼もかねてお参りすることに。ちょうど駅に戻る道すがらでしたので。

こちらが櫻山神社。盛岡城跡に隣接しているのかと思っていたのですが、城内に建立された神社なのだそう。

櫻山神社に来てふと思ったのですが、岩手銀行赤レンガ館にも欄間に鶴のような鳥が描かれていたし、こちらの神社でもあちらこちらに向かい合った鶴のような紋が。

提灯にも大きく描かれていました。調べてみたのですが、南部家の家紋の”南部鶴”が描かれているようです。岩手銀行赤レンガ館は無関係だったようですけれど、なるほど櫻山神社は鶴ですか。

鶴といえば、やっぱり亀ですよね。

長寿院亀之助だそうな。

こちらの亀さんの形をしたタワシで、カメさんの甲羅をこするんだそう。

欲張りですので3周こすらせていただきました。10年、健康に寿命が延びるといいな。なかなかにユニークな神社ですね。

では、手水舎でお清めもしましたので、ご挨拶とお礼と、お祈りを。(欲張り)

更に奥にも何かあるようです。なんか既に、すごいのが見えていますね。

このなんとも大きな岩は、烏帽子岩(兜岩)というそう。確かに烏帽子に似ていますね。盛岡城築城時に、この丘陵を掘り下げていくなかで見つかった大岩だそう。神域の中にあったため、吉兆のシンボルとして信仰されてきたのだそうな。これは確かにすごいです。

多分ですが、割れ目というか層になっているので、もともとはもっと大きな岩で半分に割れて今の形なのでしょうか。それはそれですごいですね。

盛岡駅へ

さて、神社でお礼もできましたので、盛岡駅に戻りましょう。

ちょっと喉が渇きまして、疲れたときって あんまい飲み物が恋しくなります。そんなときはタリーズのチョコリスタ+チョコレートソースをいただくと大体回復します。夫には「あんっまっ」って言われましたけれど。甘いのがいいんじゃい。

盛岡駅には乗車予定の新幹線より少し早めにホームにあがりまして。見たいものがあるんですよね。

盛岡駅って鉄道系のYouTubeチャンネルではよく登場する駅なんですね。電車の連結や切り離しって、通常の車両でもちょっと見られたらラッキーみたいな気持ちになるんですけれど。なんと盛岡駅では新幹線のハヤブサとコマチの連結、切り離しを間近で見ることができるのです!

 

そんなわけで専用の見学スペースがありましたので、そちらへ。まずはハヤブサが到着します。

止まって少しすると、鼻先(?)が開いていきます。

後ろからはコマチが到着です。コマチは鼻先が開いた状態でホームに入ってくるようですね。宿泊したホテルからは新幹線が見えたのですが、何度か鼻が開いた状態のコマチが接近してくるのが見えました。

車掌さん(たぶん)と運転手の方が無線機のようなもので合図し合いながら、ゆっくり鼻同士がくっついて連結です。この一連の流れ、YouTubeではよく見ているのですが、一度生で見てみたかったんですよね~❀地元にいた頃、大和西大寺駅や古市駅を使うことが多く、連結も切り離しもしょっちゅう見ていたのですが、やはり新幹線となると、また違った良さがありますね。大満足です。

帰路へ

盛岡でしたいことはすべてこなし大満足の状態で新幹線へ。盛岡-仙台間はチラホラだった座席も、仙台駅からは超満員に。皆さん、牛タンとかずんだシェイクとか召し上がったのかしらん。我々は…といいますと。

3度目の福田パン。新幹線でのおやつということでいただきたいと思います。

こちらが私のあん・バター。バター部分が餡にくっついてしまいましたが、まぁ本来開くものじゃありませんからね。バターのコクがしっかりしていて、なんとも背徳的です。餡自体はそこまで甘さが強いわけではありませんが、餡の優しい香りとか甘みが楽しめます。そしてそれに負けないくらいコッペパンがうまいのです。これまたペロリでしたよ~。

夫の注文したピーナッツ・バター。これまたバターがたっぷりです。ピーナッツがしっかりめで、香ばしい風味がとても良きですねぇ。このクリームだけでも売ってくれないかなぁ…。

よもやま話

一泊二日の盛岡旅行。見事に食い倒れ旅となりました。ひたすら小麦をいただく2日間。さすがにこの日の夕食は、あんまりお腹はすいていない。が、しかし、米が食べたい…!という症状が出て、おむすびを購入して済ませました。大宮駅で購入したおむすび、美味しかったです。

今回の岩手旅行をもって、東北、そして長野から東の都道(府)県はコンプリートでございます!いぁあ行きつくしました。また足を運びたいなぁと思うところも勿論あるので、これで最後というわけではありません。けれど元関西人の私としては、東北ってちょっと縁遠い場所だったので、全て回ることができてなんだか嬉しいです。

これから暑くなってくるので旅行は今予定している千葉と、小田原と、地元への帰省のあとは、暫くはお休みかなぁと考えています。夏の間は、またお家カフェを再開してゆっくり読書とか工作がしたいです。

また涼しくなってきたら行きたいなぁと思っているのが沖縄。夫も私も海に入ることはないのですけれど、沖縄の鉄道遺構に触れに行きたいなぁなんて計画しています。後は、北海道ですね。こちらは来年かもですけれど。青函トンネルを新幹線で通り抜けたいと以前から思っておりまして。あと室蘭のヤキトリ(豚)も食べたい。長野の行きたいところもあるし、都内にもまだまだ…!

今、行きたい場所がある程度落ち着いたら、次は西日本を目指すか とも考えています。まずは岐阜とか滋賀かな。岐阜だと飛騨高山に久々に行きたいし、滋賀だと琵琶湖に浮かぶ島に行ってみたいんですよね。昔『偉大なる、しゅららぼん』だったかで見てから気になっているんです。あれの深キョン可愛かったなぁ…。あぁでも九州も一周してみたい。軍艦島も行きたいけど、夫は一度行ったから一人で行っておいで…とのこと。一人旅するか、誰か誘うか。

全く、人間の欲とは尽きないものでございますね。何はともあれ今回はこの辺で❀