先日、「かっぱ橋道具まつり」にお邪魔いたしました。初めてのかっぱ橋道具街は、様々な調理器具に溢れていて、夢のような場所でした。買いたいもののお目当てはお正月などのハレの日にも使える箸置きや買い換えたい菜箸、そして何より楽しみだったのが蒸籠です。以前から蒸籠が気になっていたんですよね。
最近は蒸籠ブームということもあって、私以外にも蒸籠を購入されている方がたくさん!実際に使ってみると、どんどん愛着も湧いてきて、もう可愛くて仕方ありません。
今回はそんな蒸籠について綴っていきたいと思います❀
蒸籠の下処理
蒸籠を購入するにあたって、それはもういろいろと調べました。どんな料理が作れるだろうかとか、どんなふうに使うのか。その中で知ったのが、空蒸しという工程。
新品の蒸籠は木の香りが強く食材の邪魔してしまったり、ホコリや木くずの汚れが残っていたりするんだそう。それを取り除くために行うようです。様々なサイトで方法がのっていましたので、いくつかを参考にして自分なりにやってみました❀
①ざっくりと汚れをはらって、水につける
表面に目立つ汚れがあれば落とし、水につけます。蒸籠がまるまる入るようなものがなかったので、バットに水と蒸籠を入れ、ひたすらくるくるまわします。全体に水がなじむくらいまで。
②15分ほど空蒸しする
沸騰したお湯の上に台輪と蒸籠をセットし、空っぽの状態で15分蒸します。強い木の香りが室内に充満しておりましたよ。
③蒸籠を水洗いする
蒸籠と台輪を水洗いします。洗剤やたわしなどは使わずに、水だけで流します。
④全体を水拭きして乾燥させる
すぐに使わない場合は、しっかり水拭きして乾燥させます。
良い場所がなかったので、とりあえず換気扇を回したレンジフード周辺で。落ちると割れたりする原因になるので、気を付けましょう。現在は専用のS字フックを購入し、干す場所も変更いたしました❀
実際に料理してみよう!
下処理が終わったら…やっぱり実際に使ってみたいですよね!
…というとで、1回目の蒸籠料理がこちら。クッキングシートをちょうどいい大きさにカットして下に敷き、その上に更に白菜やもやしなどを下敷きにして、その上に具材を乗せていきます。お肉があるので13~15分ほど蒸したところ…
しっかり蒸しあがりました!
かぼちゃが良い色です❀そのままでも美味しいですし、味ぽんや塩などをかけても美味しい!
これはとある日の私のおひるごはん。もやし、シュウマイ、白菜、カボチャ、ブナシメジを蒸したもの。これだけで充分なランチになりますよね。分量もお野菜やキノコがいっぱい食べられるからか、蒸籠1段でも結構お腹がいっぱいになります。
蒸籠1段とごはん一膳、お吸い物1杯としっかり食べることも。
よもやま話
食べた後はというと、水洗いし、清潔なタオルで水気を落とし、乾燥するだけ。これまた結構楽なんですよね。そんなわけで、ここ最近の昼食は蒸籠で何かを蒸したものが定着しつつあります。以前より野菜を摂る頻度が増えましたし、良い傾向なのではないでしょうか。
蒸籠の材質や使用頻度にもよりますが、だいたい2年くらい使えるそう。大切に使いまくりたいと思っております。お手入れが大変というのは確かに、デメリットでもあります。カビが発生しないように気を付けつつ、割らないように注意しつつは確かに大変。でもその分、愛着がわくんですよね。
蒸籠は面倒!という方でしたら、最近は100円均一などでフライパンで蒸し料理ができる専用の網が販売されています。そういった調理器具を使うのもおすすめです!網タイプだと収納の場所も取らないので、ミニマリストの方でも蒸し料理が楽しめそうです❀
私はというと、やっぱり蒸籠のビジュアルが好きでして…♡雰囲気込みで楽しみたいので、これからも蒸籠を大事にしていきたいと思いますよ!肉まん・餡まんや、蒸しパンなんかも作りたいと夫と話しておりますので、またその時はこちらで綴ろうと思います。