以前、鎌倉にお邪魔したときに英国アンティーク博物館という建物を見つけました。1階部分は英国にまつわるグッズがおかれていて、ハリーポッターグッズやロンドンの街並みのポストカードなど、どれも心惹かれる商品が目白押しでした。1階より上の階が博物館になっているようで、シャーロック・ホームズの部屋を再現した展示もあるんだそう。
そのときはショップ部分だけにお邪魔したのですが、いつか展示スペースにも行きたいね、なんて夫と話しています。でもせっかく行くなら、シャーロック・ホームズの知識を入れてからがいいよね…なんて言って結構な月日が。
最近、光文社版のシャーロック・ホームズを手に入れました。今は夫が読んでいますので、その間、私は映画でも見ようかな～ということになりまして。『シャーロック・ホームズ』の映画を観ましたので、感想をネタバレ交えて綴っていきたいと思います。シャーロックホームズはいろいろな媒体でメディアミックスされていますが、今回は日本で2010年に公開されたロバート・ダウニー・Jr.主演の「シャーロック・ホームズ」を観ましたよ❀
あらすじ
1891年、ロンドン。若い女性が狙われる連続殺人事件がおこります。シャーロック・ホームズとワトソン博士はまるで黒魔術の儀式のような事件現場にかけつけ、なんとか女性を救出し、犯人のブラックウッド卿を逮捕することができました。
それから暫くしてブラックウッド卿は絞首刑となることが決まりました。シャーロック・ホームズは最後に彼に呼び出され言葉を交わします。そしてその後、ブラックウッド卿は処刑され、ワトソン博士は彼の死を確認したのでした。
シャーロック・ホームズはアイリーン・アドラーの依頼である男性を探すことになりました。ワトソン博士は結婚することが決まり、シャーロック・ホームズとのコンビは解消する予定で、引っ越しの準備をしなければなりません。
しかしその数日後、ブラックウッド卿は蘇ったのです。墓は暴かれ、ブラックウッド卿が蘇ったという目撃者まで現れます。ロンドンの街は恐怖によって支配されるのでした。
ブラックウッド卿の遺体が入っていたはずの棺桶には、また別の人物の遺体が入っていました。その人は、シャーロック・ホームズがアイリーン・アドラーから捜索を依頼されていた人物だったのです。
シャーロック・ホームズはブラックウッド卿の一連の事件の調査をすることになります。ワトソン博士は案の定 巻き込まれ、彼も調査に加わるのでした。しかしブラックウッド卿は更に殺人を繰り返し・・・
感想
実はこの『シャーロック・ホームズ』を見るのは初めてではありません。随分と以前に、金曜ロードショーか何かでチラっとだけ見たことがあります。けれど当時も全部は観ていなかったのでリベンジという感じですね。
当時の印象はシャーロック・ホームズなのにバイオレンスだわ…！これはミステリー映画ではなく、アクション映画だわ！という感じでした。今回、改めて観てその辺りの感想は特に変わらず…といったところでしょうか。
随分と原作との差があるとのことで、シャーロキアンの方々の怒りに触れた…なんてお聞きしましたけれど、アクション映画としてはとても面白かったです❀こういう言い方が適切かはわかりませんが、THE アメリカの映画！という感じで、ドッタンバッタンしていて、ちょっとスリルもあって、これはこれで面白かったです。
個人的には俳優さんたちのビジュアルがとても好みでした。シャーロック・ホームズ役のロバート・ダウニー・Jr.も結構好きですし、ワトソン博士役のジュード・ロウがこれまたイケオジなんですよね。甘いマスクがたまりませんねっ！
そんなわけで、原作の『シャーロック・ホームズ』を楽しんだ…かはさておき、個人的には大満足でした❀
シャーロックホームズと私
シャーロックホームズって、実は読んだことがありません。小学生の頃、一度学校の図書室で借りた記憶はあるのですが、結局読まなかったのですよね。たしか『オレンジの種五つ』が入っていたことは、薄ぼんやりと覚えています。
シャーロックホームズの知識と言えば、もっぱら『名探偵コナン』から。コナンの映画では『ベイカー街の亡霊』が好きで何度も見ていたので、その辺りくらいでしょうか。
いつかちゃんと読みたいなぁとは思っていたのですが、積読が山のようにあるため着手できないでおりました。そんななかで、冒頭でお話した鎌倉での英国アンティーク博物館を見つけて、夫ともシャーロックホームズを読んでみたいねと話すようになりました。
夫は私以上に読書をする時期のムラがありまして、読むときは読みますけれど、読まないときは年単位で読みません。先月くらいから読む時期がやってきたようで、これはチャンスです！夫と2人でお金を出しあって(厳密に言うとポイントを出し合って)共有の図書として購入いたしましたよ❀夫が1冊多く購入してくれたのと、私はまだ読む本が溜まっていますので…まず夫に読んでもらっているところです。今3冊目だそう。私も追々読んで、鎌倉に遊びに行きたいと思います❀
