11月某日。金沢・新潟に二泊三日でお邪魔してきました。今回からは金沢・新潟旅行について触れていきたいと思います❀
弁当忘れても傘忘れるな
観光地をいくつか挙げていくと、きっと早々に出てくるであろう金沢。
実は今までの人生で石川県に行ったことはありません。厳密には幼い頃に石川県か福井県の温泉に行ったことは覚えているのですが、それが石川なのか福井なのか…それすら朧気です。ですので、今回の金沢旅行が初石川県ということにしたいと思います。
しかしです!金沢といえば、兼六園や金沢城とその城下町…など外で楽しむ観光地が多いですよね。もちろん金沢21世紀美術館や近江町市場、石川県立図書館など室内で楽しめる場所もあるのは存じ上げています。ただ今回お邪魔したいなぁと思っていたのは外で楽しむ系でして…。
けれど、当日は結構な雨でした…しかも寒い!体調が万全であれば雨の中の観光も大丈夫なのですが、この寒さの中では体調を崩しやすく、また雨に濡れるとそこが痒くなったりすることが多々ありまして…。金沢では外の観光はせず、駅前と予約していたお食事処にお邪魔するだけという形になりました。また暖かい時期にリベンジしたいと思います!
後々、調べてみたところ石川県ってとても雨の多いところなんだそう!年間降水日は177.3日…なんと2日に1回は雨が降るんだそうな。(以下URLを参考)
【石川県】2日に一回雨が降る?曇りは晴れと呼ぶ?石川県民は雨の民! - 読みテレ|読んで楽しいテレビの話
これは知りませんでした…!北陸地方に古くから伝わる格言に「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるんだそうです。それくらい天気が変わりやすい地方なのですね。
言われてみれば、日本海って常にザバーンってしてそうなイメージですよね。東映映画のオープニング映像みたいな。まぁあのオープニング映像は千葉での撮影ですけれど。
そんなこんなで、今回は駅前の鼓門のお写真を❀
金沢の玄関口
金沢と言えば、まず思い浮かべるのはこちらの鼓門ではないでしょうか。フォトスポットということで、鼓門の周辺では多くの観光客の方が撮影をされていましたよ❀夜にはライトアップもされ、とても美しい姿を楽しむことができるそうです。
高さは13.7m、結構大きな門でした。奈良の大仏様近くにある南大門を見慣れているので、ちょっとこじんまりな気もしますが、でもどちらも美しいです❀
こちらが鼓の部分かと思われます。ところで、なんで鼓なんでしょうか?調べてみたところ、まず金沢では伝統芸能の能楽が有名なんだそう(それすら知らなかった)。そこで金沢市が指定する無形文化財である加賀宝生の鼓をイメージしてつくられたんだそうな。金沢の人々にも愛されるデザインであり、かつ和を感じるデザインは日本国内の観光客のみならず海外からの観光客にも愛されるものですよね。(以下URLを参考)
金沢駅の鼓門と、もてなしドームの魅力・コンセプトを紹介! - 日本の観光メディアMATCHA
ちなみに完成したのは2005年ですから、もうすぐ20年になるのですね。もっと新しいかと思っていましたよ!
こうして下から門を見ていると、まるで船のようですね。ノアの箱舟のように、海に飛び出していきそうです。
鼓門の奥にあるのが、もてなしドーム。駅から出てきた人が雨に濡れないように、傘を差しだすおもてなしの心をコンセプトにしているんだそう。雨が多い北陸だからこそのおもてなしですね。
ガラス張りなのでとても明るく、待ち合わせ場所にもよさそうです❀
駅から少し歩きまして。(5分もかからないくらい)やってきたのがこちら。加賀料理とありますね。こちらについては次回から綴っていきたいと思います❀
よもやま話
実は金沢にちょっと苦手意識があった私。ものすごい偏見なのですが、金沢は所謂映えるスポットが多く インスタグラマーの方々やカップルが行く場所…というイメージがありました。そんな華やかなところに、私のような陰の者が行くだなんて…!と~20代まで思っておりました。
ま、誰も周囲の人間のことなんて見ていないでしょうから、単なる自意識過剰なんですけれどね。30代になってみると そんな自意識過剰も落ち着き、良い意味で自由になったように思います。年齢を重ねるのも悪くありませんね。
観光地で自分の写真を撮るということは、まずありません。写真に撮られるのが苦手なので全力で逃げます。景色や食べ物を撮るか、被写体がいるとしたら夫を撮るくらい。そんなわけで旅行ノート(アルバムみたいな)の登場人物は夫ばかりです。
こういうときに即興でいい感じの似顔絵とかのイラストをかけたら、夫だけでなく私も登場できるのになぁ…なんて思うわけです。デフォルメイラストが得意ではないので、なかなか難しいですけれど。旅行記のコミックエッセイみたいなのを描けたら楽しかろうなぁなんて妄想している今日この頃でありました。