2024年も残すところ1ヶ月、年始に掲げた目標の達成具合はいかがでしょうか?
今回は私の映画に関する目標について綴っていきたいと思います。
100の目標
私は毎年、年始あたりにその年にしたい100の目標を決めています。目標といっても「〇〇の資格に合格する」といった難しい目標ではありません。本を〇冊読む とか、推しに会う とか、料理のレパートリーを増やす とかそんな感じ。一応ざっくりと健康・学び・読書・映画…などジャンルわけをして、各ジャンル10~15個ずつくらい目標を決めています。
2024年の映画にまつわる目標は以下の12個です。
- みたら記録しSNSで発信する
- 年60本~映画をみる
- ~1990年の自分が生まれる前の映画をみる
- 海外のアニメーション映画をみる
- 劇場で映画をみる
- 邦画・洋画以外の映画をみる
- 好きなアニメ・映画監督をみつける
- アラン・リックマンが出演している映画をみる
- ノンフィクションや史実をもとにした映画をみる
- 人種差別について
- ジェンダーについて
- 戦争について
1個ずつ振り返ってみましょう!
まず1個目の「みたら記録しSNSで発信する」。記録とは映画記録用のカードに記入すること。そしてSNSで発信は、このブログで感想などを発信すること。今のところ、記録は全てOK。発信も諸事情あってしていない作品以外は、このブログで紹介できています。
次に2個目の「年60本~映画をみる」。こちらも11月頭にはクリアしました!まだみたい作品はたくさんあるので、時間が許せば追加でみていきたいと思います。
3個目の「~1990年の自分が生まれる前の映画をみる」。これは1989年の『バグダッドカフェ』、1933年の『グランド・ホテル』をみたのでクリアです。普段、2000年~の映画をみることが多いので、どちらも新鮮でした❀
4個目の「海外のアニメーション映画をみる」。こちらは『ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』をみたのでクリアです。『ティム・バートンのコープスブライド』もみましたが、この作品はストップモーション・アニメでした。今までストップモーション・アニメをみる機会がなかったので意識していませんでしたが、来年以降はアニメとストップモーションは別物とするか、含めるのか…という新しい視点が見つかりました。
5個目の「劇場で映画をみる」。今年は3本、劇場でみることができました。『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』、『劇場版モノノ怪 唐傘』、『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』と全てアニメ映画でした。来年は実写映画を劇場で…とかにしてみてもいいかも?と思っています。
6個目の「邦画・洋画以外の映画をみる」。こちらですが…実は最近になって”洋画”とは”邦画(日本映画)の対義語として、アジア映画も含んだ外国映画全般”という意味だと知りました。ずっと、アメリカで制作された映画を洋画と呼ぶのだと思っていたんです…!映画館で働いていたというのにお恥ずかしい。一応、狭義では欧米で制作された映画が洋画、アジアで制作された映画がアジア映画として区分されるんだそうで…(洋画 - Wikipedia 参照)。そんなわけで、ここでは狭義での洋画ということで。
また毎回、制作国を確認はしていなくてですね。私の中ではアジアで制作された映画をみよう!という感じでかいた項目なので『リトル・フォレスト 春夏秋冬(韓国)』でクリアにしたいと思います。
7個目の「好きなアニメ・映画監督をみつける」。2024年で一番刺さった監督はやはり三谷幸喜監督でした。ただ三谷幸喜監督のことは、ずっと以前から知っている方。”みつける”というよりは、食わず嫌いしていたものが実は美味しかったと知るといった感覚でしょうか。
”みつける”という点から言うと、『Wonka』や『パディントン』シリーズのPaul King監督と『ホリデイ』や『マイ・インターン』のNancy Meyers監督が私が好む傾向の作品を作られている監督だと発見できたと思います。というわけで、こちらも3人発見ということでクリアとしたいと思います。
8個目の「アラン・リックマンが出演している映画をみる」。こちらは『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』をみたのでクリアです。『モネゲーム』や『ダイハード』とかも機会があれば みてみたいなぁと思っています。
9個目の「ノンフィクションや史実をもとにした映画をみる」。こちらは『LION 25年目のただいま』をみたのでクリアです。どの映画をみるか考えていた時に思ったのが、ノンフィクションとフィクションの線引きはどのようにすればいいだろうか?ということ。新選組や新島八重さんのように歴史上に存在している人物や団体をテーマにした作品を含めるのか否か。また実際にあった事件だけれど、登場人物がフィクション…という場合も含めるのか否か。要検討ですね。
10個目の「人種差別について」。こちらは『ヘアスプレー』や『ヘルプ 心がつなぐストーリー』をみたのでクリアです。どちらも黒人差別をテーマにした作品でした。来年は更に、アジア人差別について学ぶことができる作品に触れることができれば…と考えています。
11個目の「ジェンダーについて」。こちらは『バービー』をみたのでクリアです。あと『パリタクシー』も含めて良いかなと思います。女性差別・男性差別というジェンダーだけでなく、性的マイノリティなどをテーマにした作品も来年は触れたいと思っています。『ミッドナイトスワン』を来年こそはみるんだ…!
12個目、最後は『戦争について』。こちらは『ベルファスト』をみたのでクリアです。戦争をテーマにした作品は年に1本はみようと決めています。心が苦しくなるので体調や精神状態と相談しながらなんですけれど。
ざっくりではありますが、進捗状況はこんな感じです。12個すべての目標をクリアできました❀
今年みて印象的だった映画
実写(邦画)では『かもめ食堂』が一番、印象に残った作品でした。
別に大きな事件が起きて誰かの命が脅かされたりするわけでも、奇跡がおこるわけでもない映画です。けれど、自分との波長と言えばいいのでしょうか。ミニマリスト・シンプリスト的な生活を求めていた私自身にとって、新しい指針となるような作品でした。何度でも見たいし、たぶん生涯のなかで繰り返し見るだろう作品と出会えたように思います。
実写(洋画)では『アメリ』でしょうか。
『アメリ』には、新しいジャンルを見つけたような衝撃がありました。可愛らしくて、美しくて、でもちょっと気持ち悪くって、怖くて、毒々しさを感じる、不思議な感覚。それがクセになるんです。新しい”好き”が発見できたのは大きいですね。
『アメリ』と『マイ・インターン』の2作品はBGM感覚でこれからもみるだろうなぁと思っています。
アニメ映画がね…決められないんです。『金の国 水の国』も『パプリカ』も『モノノ怪』もよかった。『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』も捨てがたい。ストップモーションという私にとっては新しい世界である『JUNK HEAD』も強烈に印象に残っています。
アニメ映画が好きということもありますが、どの作品も個性がはっきりしているので甲乙つけがたいですね。
あくまで印象的という基準で選びましたが、ここに”好き”という基準を入れると、ものすごい数を紹介することになりそうです。今回はこの辺にしておきましょう。
来年みたい映画
進捗状況の振り返りでも触れましたが、来年触れてみたいと思うテーマは「性的マイノリティ」「アジア人差別」でしょうか。私の世界はまだまだ狭く、浅いです。少しでも視野を広げ、深めていきたい。新しい世界への導入として多くの作品と触れ、知ることで一人でも多くの人に優しくありたいと願っています。
また新しく興味が湧いた「ストップモーション・アニメーション」。『JUNK HEAD』の続編も2025年中に公開されることを祈っていますし、他のストップモーション作品にも触れてみたいと思っています。
あと役者さんでいうとやっぱりアラン・リックマン!『モネゲーム』や『ダイハード』、『パフューム』などみたことのない作品がまだまだあります。他の役者さんだと、ジュード・ロウなんかも気になっているのでファンタビシリーズとかもみてみようかな。
…なんて、想像は膨らむばかりでございます。来年はいったいどんな映画をみるのか、いまから楽しみですね❀