SIMPLE

シンプリストになりたいのです

衣替えをやめてみた

春も充分に深まって、花も随分ほころび、ついでに鼻も緩む今日この頃。衣替え、しましたか?

外に出ると喉と目が辛い私。花粉症対策に牛蒡をシャクシャクする毎日を送っています。春と秋になると話題になるのが衣替え。私がまだマキシマリストだったころは、半畳くらいの大きさがある衣装ケースを2つ分も衣替えをしていました。特に冬物はコート、セーター、カーディガン、コート、ショール、耳当て、手袋…etc…と嵩の取るものが多いですよね。それら全部を季節の変わり目に洗濯して、その衣装ケースに収納する…大変手間でした。その割に、次の秋・冬シーズンになってみれば衣装ケースにあったものは全てが古めかしく見えて使うのを渋るのです。結局は新しい服を中心に着用し、古い物は殆ど着ないまま、また春・夏の衣替えで衣装ケースに詰め込まれる。今思えば服たちには申し訳ないことをしたと思っています。

現在のクローゼットはこんな感じ。

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秋・冬用衣類ではなく、年間通してこれだけです。これと映っていないところにハンガーにかけることができないセーターとカーディガンが1枚ずつ畳まれた状態でおかれ、あとは洗濯乾燥中と、今私自身が着ている服でしょうか。他に衣装ケースなどは持っていません。服の数から考えるとミニマリストとしては多いけれど、普通の人からすると少ないくらいなのでしょうか。ミニマリストでもシンプリストでもない夫からは少ないと言われます。

前職の仕事柄どうしても動きやすい かつ オフィスカジュアルな服装を求められたので、シャツとタイトスカートは多い方だと自覚しています。ただ無理に減らす必要もないので、追加はせず綻びが出たらお別れしようかなくらいの感覚でいます。長い目で減ればいいかな。

 

そんなわけでタイトルですが、「衣替えをやめてみた」。ミニマリストでもシンプリストでも不要なものの処分はまず必須項目で、衣類の断捨離も当然含まれます。この倍くらいのクローゼット+衣装ケース2つからは随分と衣類は少なくなりました。そのおかげで現在はわざわざ衣替えをしなくとも、衣類を全部クローゼットにかけることができています。

これが便利で自分が何を持っているかの把握が一目瞭然なのです。衣類って、つい同じようなものを買い足してしまうのです。しかし、こうしてひと目で所有している衣類がわかると「こういう服が欲しいな」と思ったとき、クローゼットを確認すればいいだけです。「欲しいと思っていたけれど、この服で代用がきくんじゃない?」とか「似た服があるから、折角なら違うカラーにしてみたほうがいいかも?」とか購入の参考になっています。

ついでに私はこうして写真も撮っているので、出先で購入する服に悩んだときに確認するようにしています。「その服とどの服なら着回しがききそう?」「これを買うことで+α買うことにならない?」と自問自答してみれば、結構な割合で買う必要がなかったことに気が付くのです。買い物は買ったそのときまでがドーパミンのピークなので、購入するまでは楽しい…しかし手に入れてみれば、なぜ購入したのかと後悔することもあるでしょう。私は過去そうでした。しかし今は、随分とその後悔も減ったように思います。勿論いまでも100%ではなくて、衣類の買い物で失敗して、断捨離用BOXに入れてしまうこともあります。それを10枚だったものを5枚に、さらに2枚にと減らしていけたらいいなと思っています。買わないことがエコなのではなく、愛することができるものだけを購入するというのが一番エコなのではないかなと。

 

今年の春・夏に向けて服を新調したいと思っています。白いシャツに合う、爽やかなカラーの服。どんなものがいいですかね。悩むのも楽しいものです。